「あそぼーー」「7月ならいつでもOK」「じゃあ今週!」と、ノリは軽いのに内容激濃、な一日をすず嬢と過ごしました。
古本屋で気がつくと時計は午後。時間泥棒の仕事はルパンよりも手際がいいらしい。
ここで「女子ラーメン部、第2弾!」ということで、某人気ラーメン店にすず嬢をいざなう。
「今まで3回来たことがあるんだけど、3回ともそんなに美味しいとは思えなくって、それなのに長蛇の列なの。納得いかないから、審査して」「・・・・。」そんな無茶な導入、そして付き合ってくれるすず嬢。本当にいつも申し訳ない。
我らの中ではラーメン=魔人学園の図式なので、よーしチャーシュー入り食べて醍醐とむだに親密度あげちゃうぞ!と、腕をぐるぐるまわしてやる気満々である。そしていつも美里の悪口になる。奴が誘拐されて十字架にかけられたとき、絶対に落ちてくる美里を受け止めなかった、と告白すると、すず嬢も「私も!」とまさかのカミングアウト。なぜこんなにもヒロインに冷たいんだ俺らは。
ちなみにラーメンは「・・・まずくはないけど、あんなに並ぶほどじゃない」でファイナルアンサーでした。
カラオケに突入。4時間半、ぶっ通しである。
現在、もっかレパートリーに加えようと練習中の、平古場の名曲「美ら海パワーだね」から入る私、返す刃ですず嬢が選択したのは
裸執事
思い起こせば、彼女からカラオケで相当な伝説を見せてもらってきた。
暫定チャンピオンは「乾杯ジュテーム」だが、これはその地位を軽く脅かす勢いだった。
その後、GS2のOP曲では、やはり秀逸なPVが流れ、ハリーが指で「BANG☆」と射撃ポーズをするところをナチュラルに真似たら爆笑されました。鉄板!あれは鉄板なの!!
カラオケの履歴が、ボカロ、懐かしのアニソン、ゲームソング、テニミュで席巻される中、互いに「これ覚えてるかなー!?」と、記憶をたぐりながら歌うと、たいてい自分の中のオタク細胞が覚えており、歌えることに絶望した。特にエルンストのキャラソンな。10年以上まえに聞いたきりだったのに、生れて初めて歌ったのに、ほぼ完ぺきに歌えたよ!すず嬢に「いやー歴史的瞬間に立ち会えてよかったわー」と真顔で言われた。
夕飯はケンタ。いつか一緒に食べたいねぇ、と言っていたのだが、ここでまさかの実現。無性に食べたくなるんだよねぇ・・・。
話題は、最近やったゲーム、戦国アンジェリーク、QUEEN R▲SEの黒歴史、大石秀一郎の絶望、私がプレイした中で最悪なクソゲーベスト3への熱弁、そしてマイネリーベ。
マイネリーベは「男の視点で作ったゲームだったよね・・・」としみじみ。女キャラ同士の話題に絶望したよ、あんな血の凍る会話をナチュラルに展開するなんて、女からしたらあり得ない、男目線だよね・・・と何かに折り合いをつけ、そのうえで「あれは、どこに着地したかったんだろう・・・」と遠い目をする我ら。
楽しすぎて時間泥棒を憎んだ一日でした。