遊ぶ約束していた知人がいきなり盲腸になり、若干の暇を持て余していますこんばんは。
いきなり盲腸って・・・。
仕方ないので、我らが愛するコーエーでもストーキングするかい、と思っていたら、公式サイトで「ミスプリ」の待ちに待ったプロモーションムービーが発表になっていた。
この際ムービーは放置するとして、気になった点をいくつか紹介させていただく。
まずゲームコンセプト。
「ミスプリでグランプリになることが夢な主人公・姫岡こころは、ひょんなことから4人の執事を与えられることに!」(公式サイトより抜粋)
ひょんなことって言葉、いまどきの若者に通じんのか?どんだけ語彙センス古いんだよ、コーエーには新入社員は永久に入ってこない仕組みになってるのか。
また、ミスプリの出場資格は6~15歳(義務教育)と年齢制限がある。
主人公は仮にこれでグランプリを獲得したとして、その後の膨大な人生、何を夢見て生きるつもりだ。
そして主人公設定。
「お金はないけど、根性だけは人一倍」「ミスグランプリを夢見る庶民な主人公」
たしかに出場資格に経済力や社会的地位の「お嬢様」は名言されていない・・・・が・・・・
ふつう世の中の15歳はお金を持っていない。持っているのは彼らの親であって、義務教育過程であふれんばかりの経済力を持っているほうがレアである。生前分与にも贈答税はかかる。
さらに攻略対象。
オレ様執事『九龍院』。19歳。派遣会社オーナーの孫だがワケあって執事の仕事をしている。
察するに、始終偉そうなこと言ってるようだが、高校卒業してアホみたいな服着て派遣社員である。お前、冷静に自分を振り返ってみろ。派遣社員がどう、と言っているのではない。偉そうにふんぞり返ってそんな服着てオレ様キャラ演じるには何かこう、思うところはないのかと聞いている。誇り高き職をまっとうしてる感は当然ゼロ。
天才少年執事『鷹司』。IQ200。「ムダなこと・ムダなモノ・ムダな時間を心の底から嫌う」らしいが、IQ200という設定が一番無駄だと思うのは私の気のせいか。IQ高けりゃいいってもんじゃない。そして才能の使いどころを間違えると、こうして良くわからない騒動に巻き込まれるハメになるのである。
尽くすことに喜びを感じる大人の執事『秋月』(成人男性)。代々執事の家系に生れ、人に尽くすことが至上の喜び・・・て、どんなマゾよ。
出た出た、持て余すなこりゃ。
そして童顔天然執事『樹』。気のせいでなければ最年長の22歳設定。
「レッスンもミスプリもぜーんぶ忘れて、ボクとデートしよ!」(TO15歳 FROM22歳)。待て。
でも最大に「???」だったのが、キャラ紹介の見出し・・・・
『バトラーの執事』
なんだろう、この、腹痛が痛い、危険が危ない臭は。
思わずwikiさんに「バトラー」の意味を聞いてしまった。
wikiさんいわく『バトラー(英語: butler)は、イギリスの上級使用人。執事とも訳される』
・・・・・デスヨネー。
手元にある辞書や、英国ガイドブックを引っ張り出してしまったが、やはり執事=バトラーである。
・・・・・うん。
久々にこう、全力で突っ込める逸材が育ってきそうで、正直わくわくしている。
どんなモンスターが育ってくれるのか。
Dr.テンマもびっくりなモンスターの登場に、当方興奮を隠せない。