鬼軍曹のキャンプに入隊してみることにした。
「基本プログラム」「応用プログラム」「腹筋プログラム」「最終プログラム」と、4段階ありますが、多分永遠に基本どまりな予感がします。
でも頂き物なので(頂いた瞬間、これどういう意味だ、痩せろって意味なのか、本気でまよった。そういえば昔「伊東家の食卓」のダイエット特集ページをプリントアウトしたものが会社の机の上に置かれて、しかもそれがお尻にスーパーボールを挟む、という内容で、ごていねいにスーパーボール(青)までセットでプレゼントされたこともあったが、遠巻きにデブって言われてるの?遠巻きすぎて逆に直球じゃね?これってイジメと違う?考えたら悲しくなってきた・・・)真意はどうあれ、お心を無碍にするわけにはいかない。
噂に聞く鬼軍曹、そのツンデレっぷりを拝んでやろうじゃないか!
まず準備として、動きやすい服装。
そして、親が決して部屋に入ってこないように注意が必要です。
見られたら、問答無用で死ぬ。
いざ、尋常に勝負!!
さて始まった基本プログラムですが、噂どおりビリー超ずるい。
腕立て伏せも「最初は俺のように膝をついていいぞ!」とのっけから楽な姿勢で手本を示す。
(その間、弟子達は苦しそうにちゃんとやっている。)
再び腕立て伏せの場面がやってきても、ビリー膝をついたまま。
オイオイオイオイ!!
そのほか、疲れたら休んでもいいぞ!と言いつつ、真っ先に休んでいるビリー、「シェリーのこの腹筋を見てみろ」と弟子の腹をなでまくったり、「じゃあ彼女の上に乗ってみるぞ」と女性の腹部に腰をかけたり、「ここの筋肉を使うんだ」と、口で説明すりゃあいいものを女性の体にばかりさわりまくる。
後ろにいる男性陣には決して目もくれないビリー。
そのほか、「もう2セット!」とか言うくせにその予告をやぶって、背後の弟子達の動きが鈍ったり、やれって言ったくせにやり始めると急に指示を変えたり、とにかくビリーの無法地帯。
最後には「俺について来い!」と男らしさを見せてヴィクトリー!!ってなもんですが、当方、生来の突っ込み体質なので、キャンプについていくことよりも破天荒なビリーにイチイチ内心つっこみを入れることに忙しく、全てが終わった頃には全身汗だく。
最後の方は「ビリーーーー!」とか「オイオイオイオイ!!」とかマジで声を出して突っ込んだため、危うく親に部屋に突入されるところでした。
精神も鍛えられて、一石二鳥です。
でも多分、仕事で疲れた日には絶対できない。
まじ死ぬ。