ぼくのなつやすみ

初めて箱根に行ってきました。
時間がなくて弾丸ツアーもいいところ、さすが天下の剣だぜ一巡りするにも地獄を見るぜ箱根マラソンがどれだけ過酷かもう十分すぎるほどアンダースタンだぜ！と、テンションもややおかしい感じです。



まずは大涌谷！
入り口に「命に関わるのであんま長時間いないでね」というたて看板がこれでもかとかかっていました。
黒タマゴＧＥＴ！！
想像を絶する熱さ。火傷する観光客続出。お塩がついて６個５００円。
それ以上のお値段のお土産屋はあきらかにぼったくりですので、ご購入の際にご注意を。（散見された）
食べきれずに翌日まで持ち越すと、「お前、なにがあった」というくらい、そ知らぬ顔で白いゆで卵になる。
とんだツンデレタマゴだ。



箱根といえば温泉！！
足湯を初体験しました。
スカート・浴衣での入浴は、立ち上がる際にとんでもない格好となりパンツ丸見えの危険がある。
また、ズボンにての入浴は、すそが濡れるという非常にリスキーな設備である。
半ズボンだ。半ズボン以外無理だ。
全国民に告ぐ！足湯入浴の際、半ズボンを推奨する！
とくに幼児～１５歳くらいの少年！！（完全俺の趣味）
オールハイルブリタニアー！！



汚れた心をあらうため、ガラスの森へ。
無数のクリスタルが太陽の反射と風にゆられて、キラッキラと光を放つさまは、こんなに汚れた私ですら綺麗だと感じた。園内は散策できるようになっており、日傘を差してねり歩けば、ふと、自分も西洋的御伽草子のヒロインにでもなったかのような錯覚をうける。ただし、魔法使いが永遠に現れない灰かぶりの方向で。
近代ガラス展の作品も、物言わぬ透明なガラスの無言の主張が圧巻。
そして期間限定のマリア・カラスとその宝飾展では、心が一気に俗物に戻る。
でもあんだけゴテゴテのビカビカだと、身につけるだけで肩がこる。
私は要らない。




そして憧れの星の王子様ミュージアム。
地図上では「ガラスの森」と近かったので、歩けるかな？と思ったら、とんでもない！！ムリムリ！！皆さんは絶対に真似しないで下さい。たどり着く前に死ぬ率８９％。
行く人は、絶対に原作を一読してから行かれることをおすすめします。
できれば「人間の土地」（新潮社文庫）も、パラ読みでいいからしていくべきだと思う。
そうすると展示場のあらゆる箇所で泣ける。
一巡りした後、最後のスクリーンにうつるテグジュペリの映像見ただけで泣ける。



そしてバラの姿を夜空の星に探してください・・・。



生まれて初めての箱根旅行（弾丸ツアー）は大満足でした。
疲れたけど。ものすっごい疲れたけど。
あと、猛暑の中、温泉につかるのって真性Ｍだと思いました。
ふつうのお風呂と違ってなかなか湯冷めしてくれないので、入浴後、２時間くらいダラダラ汗を流すハメになります。

これにて　ぼくのなつやすみはおわりです。
たった２日で終了・・・イヤ・・・文句は言うまい・・・文句は・・・


この後大人しく「ビタミンＸ」をやろうと思います。
突っ込むばかりで愛がめばえないのは何故！
俺のなかの突っ込み魂が恋愛を阻むんですけど！