そういえば、以前はじめてこの名言を紹介した時も、アンドレの名言か、オスカルの名言かで説が別れたのですが・・・
私も詳細を覚えていないのでネットで検索したところ、アンドレが発言者のようです。(文庫版3巻目に収容)
経緯は、オスカルにプロポーズしたジェローデル少佐が、アンドレのオスカルへの恋心を知った上で失礼なことを言ったがために、逆上したアンドレにショコラをぶっかけられたシーン。
ちなみにベルばらかるたでは「ぬ」のかるたで使用。
『ぬ』るいショコラで命拾い
・・・やべえ、ちょっと欲しくなってきたこのかるた・・・。
ちなみにネットで検索中、とある方がアンドレのこの名言を分析していらっしゃり、通常ならば使用人が少佐に対してこの所業、ただではすまないけれど「ジェローデルが争いごとを好まない天秤座でよかったですね」とコメントしてらっしゃったのを見て、なんだろう、ものすごい突っ込みたいんだけど突っ込めなくて息が苦しくなりました。
「某訳だと『このショコラが熱くなかったことを、幸せに思ってくださいませ』(vousの使用による、より丁寧な話法)」と解説していました何者ですかこのお方。
ちなみにその方はフランス語に堪能でいらっしゃるご様子で、この名言をさらにフランス語の文法からあらゆる角度に分析なさっており、このアンドレの名言により、フランス語の「直接法現在と直接複合過去しか知らなかったけれど接続法現在を学べた」と謙遜ぎみに語っていらっしゃいました。
・・・・・ああああああああああああすごい息が苦しい・・・(突っ込みたい病)
ものすごく丁寧に、かつ、上品な言葉遣いで専門的な事項を分かりやすく説明していらっしゃる(思わず敬語を使ってしまう)。
思わずリンクを張りたくなったが、1000%先方に迷惑でしかないので、ここはぐっと堪えます。
個人的にものすごいこの人と友達になりたいくらい面白すぎました。
しかも日本語が本当に丁寧で品がある。
読んでいて自分と比べたら軽く死にたくなりました。
世の中、すごい方がたくさんいるんですね・・・しみじみと実感。