- 11/27 [PR]
- 11/15 電波の詩/ジルオールプレイ記
- 11/10 失恋姫の詩/ジルオールプレイ記
- 11/07 宮廷浪漫上等の詩/ジルオールプレイ記
- 11/05 竜殺しの詩 /ジルオールプレイ記
- 10/20 ジルオール
Title list of ゲーム!ゲーム!ゲーム!
※ネタバレあり
※一部記憶があやふやですが、おおむね事実です
旅をするたびに仲間が増えていったぼくら。
中でも異色をはなったのはエルフ族のフェティ。
彼女がエルフ以外すべて下等生物、生きるに値しないと決め付けているえらく高飛車なエルフで、行く先々で嫌われまくっていた。
しかしハルサメは彼女の嫌味も、右から来たものを左へ受け流す、みたいにうまくかわしていた。
むしろハルサメに振り回されてキーキー怒っているのはいつもフェティだった。
この世のどこに驚きがあんのよ!アンタが心を動かしたことって何よ!と詰め寄ったフェティに、ハルサメがしれっと「初めてギルドの依頼を達成したときの感動が忘れられない」とコメントしていた。
え?郵便配達が?
その返答に、フェティよりも周りにいた初期メンバーのぼく達の方が驚きのあまり光速で振り返った。
そのせいだったのか・・・ハルサメがいつまでたても郵便配達しかしなかったのって・・・。
世界の謎が一つ解けた。
仲間にはならなかったけれど、顔見知りも多くなった。
中でも一番異色を放っていたのは、通称・電波・・・・と呼ばれる変な青年だ。
彼の正式な名前は忘れちゃった。エル・・・なんとか、っていったっけか。
だって、彼を街角で見かけるたびにハルサメが「電波だ!!」と妙に嬉しそうに駆け寄っていってしまうから。
ぼく達も何となく彼のことを「電波」と認識し、呼称するようになってしまったんだ。
たしかに彼はその通り名にふさわしく、出会った瞬間から電波だった。
「世界は終末をむかえている!!」と広場の真ん中で演説し、怒られているところをハルサメが助けたのがはじまり。
しかも彼は自称・救世主だった。
「世界の終末をとなえる自称救世主だよ!やべ!ワンツーフィニッシュだ!何かがそろったよ!」とハルサメの何かのツボをえらく刺激したらしく、以後、ハルサメは街で見かけるたびに彼に駆け寄っては面倒ごとに巻き込まれていた。
彼がヘソ出しスタイルなのもハルサメの笑いのツボを直撃したらしく、意味もなく床を叩いてひーひー笑い転げるハルサメに、ぼくら一同ときおりついていけなかった。彼女はいつも一人で楽しそうだ。極めつけに彼の衣装を「豪儀なふんどし!!」と笑い転げる彼女の口を塞ぐのに、ナッジという尊い犠牲を払ったことをぼくは忘れない・・・。なんでハルサメはときおりあんな風に壊れるんだろうか。
そんな彼が墓地の前で「ここには姉さんの墓がある。ぼくの大事な大事な姉さんの・・・」と話したときのハルサメのテンションは何故かボルテージ最高潮、「2回ゆった!!いま2回ゆった!!見事なシスコンぶり!ねえちょいとセラ、あんたも姉さん大好き対決してきなよぉ!」とまるで酔っ払いのようにけしかけて、一人でケヘケヘ笑っていた。真に受けたセラが何かを言おうとしたので、ぼくとヴァンが必死に羽交い絞めしたよ。やめてよ世界の危機にこんな下らない張り合い。
出会いと別れは、何も行きずりの人とだけではなかった。
ぼくらのパーティー唯一の良心、といってもいい、心優しいコーンス族のナッジ。
親友のかたきであるガルドランに、後一歩でトドメをさせる、というとき、彼はガルドランの命まではとらなかった。後ろでハルサメが「やっちゃえナッジ!!」って言ってたけど(←本当にそういう選択肢が出てた/管理人より注釈)。そんな優しい彼が、宿屋でハルサメだけに自分の境遇について話しているのを、ぼくは寝苦しい夜の合間に偶然聞いてしまった。ふたりはバルコニーで夜風に吹かれ、めずらしくナッジが心の全てをハルサメに話しているようだった。コーンス族の額にはえている角は、魔力を秘めているからといって人間達に狩られる運命なのだそうだ。「でもこれはぼく達の急所だから、取られたら死んでしまうんだ!!」めずらしく激昂するナッジ。それに対し、ハルサメは静かな声で、つぶやいた。「ふーん、ってことはそれ、人間で言うところのち○こ?」
時が止まった。
翌朝、ナッジがジラークが起こしたというコーンス族の反乱に加わるためにパーティーをはなれた。
他の面々は、まさか温厚なナッジが反乱に加わるなんて信じられない、と言ったけれど、昨日の一幕を見てしまったぼくだけが真相を知る。
あああああ。
失うものばかりが増えて行くぼくら。
そんな中、なんだか知らないけれどハルサメの義理の兄(ということに話を合わせた結果なってしまった)レムオンがリューガの乱というものを起こしてしまった。
宮廷は大騒ぎ、王妃エリスは処刑され、甥っ子であるゼネテスが処刑されかかってしまった。
ハルサメは彼を助けようと王宮に走る!
でも図ったようにティアナ王女が逃げ遅れていたので、成り行き上彼女を救出!
無事なところに避難させた後、「ゼネテスを助けて!」とティアナに懇願されるハルサメ!
「お前が言うなぁぁぁ!!!」と半分切れながら、ゼネテス救出にハルサメは走る!走る!!
でも間に合わない!!
それもこれもティアナのせいだぁぁぁ!!とやつあたり気味に叫ぶハルサメに、ゼネテスからの遺書が渡された。読んでみた。
ハルサメへのメッセージ・・・はそこそこで、後はみっしりティアナへのメッセージだった。
「割りにあわねええ!!なんか割りにあわねええ!だったら最初から私に宛てないでティアナ宛にしろよ!どっちが付け足しだよコンチクショウ!」悔しげなハルサメをよそに、ティアナ王女はゼネテスからの言葉でなんとか立ち直ったみたい。よかったね。
でもこのとき、あまりにも多くの血が流れすぎた。
おかげで闇に落ちたアトレイア王女が、闇の王女として覚醒してしまった!
うまくいえないけれど、とにかくシチ面倒くさいことになったんだ!
ダンジョンと化した街で、ぼくらはアトレイアの生み出した暗黒の怪物と対決した!
倒した!
そうしたらまた同じのが出てきてもう一回戦闘!!
倒した!
と思ったら今度は思いがけない再会があった。
「電波!?」
なんと、電波と呼んでいたあの青年が現れて、人々の命を次々と吸い取っていったんだ!!
ついに彼は本物の『神』になってしまった。
もう後は何がなにやら、「え?お前なんかいたっけ?」っていう敵が襲い掛かってきたのでなぎ倒し、逃げたアトレイアとシャリを追ってダンジョンに入れば、どさくさにまぎれて消えたはずのレムオンと死んだはずのゼネテスが、ハルサメに襲い掛かった。
ハルサメはものすごい勢いで切れていた。
死んでまで苦労をかけるなああ!くそ男がぁぁ!
ズバッ
彼女の一太刀、とセラの駄目押し、1ターンもかからなかった。
どうでも良いけれど、ハルサメはこういう時にまったく躊躇いなく敵を倒す。
この後も、アトレイア→一刀両断→電波・・・もとい神→一刀両断→シャリ→一刀両断と、戦闘はせわしなく続いた。若干、しつこい。
やっと終わりかと思ったら、「・・・生き残ってしまったんですね」と、後輩冒険者・ノエルが戦いを挑んできた。
あああああもおおおおお!とハルサメは戦った!
勝った!!
すると今度は竜王が!!
「一体、何回戦闘させる気じゃあああああ!!!!!」
ハルサメの怒りは大地を裂き、ついに地上最後の神・竜王をも倒してしまった。
そして戦闘が全て終わり、本当の本当に平和が訪れた。
幾多の困難もともに乗り越えてきたぼくたち。
でもこれ以上ハルサメについていくことは、誰にもできなかった。
一人で世界を旅することにした彼女を、口の悪い猫・ネモだけが見送った。
ネモ:「お前はひよっこだからな。忠告してやる。生水はのむな。たくさん食ってたくさん寝ろ。ヤバイと思ったらすぐ逃げろ」
ハルサメ:「ネモ・・・・」
ネモ:「たやすく他人を信じるな」
ハルサメ:「ネモ」
ネモ:「それから、それから・・・・」
ハルサメ:「ネモぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
自宅の庭先でこんな展開を見せられたオルファウスが後に語っていわく、「本当に暑苦しかったです」。
ぼくが知っている冒険者ハルサメの詩はこれでおしまい。
次の冒険の旅では何が起こるのかな。
どんな出会いが待っているのかな。
それはもしかしたら、キミたちのほうがよく知っているかもしれないね!
Fin
*************************************************
・・・長かったですわ・・・特に最後の方の戦闘。
終わった!と思ったらまた新たな敵!倒した!と思ったら今度は身内から裏切りが!叩きのめした!と思ったら黒幕はこっちだった!やっつけた!と思ったらさらなる刺客が差し向けられた!・・・エンドレス。
特にジュサプブロスが戦闘にでしゃばってきた時には「呼んでねーよ!!」と瞬殺でした。
あの戦闘は未だによくわからない。必要だったのか・・・?;
そしてネモしか落とせなかったファーストプレイ。
・・・おかしいなあ・・・。
※一部記憶があやふやですが、おおむね事実です
旅をするたびに仲間が増えていったぼくら。
中でも異色をはなったのはエルフ族のフェティ。
彼女がエルフ以外すべて下等生物、生きるに値しないと決め付けているえらく高飛車なエルフで、行く先々で嫌われまくっていた。
しかしハルサメは彼女の嫌味も、右から来たものを左へ受け流す、みたいにうまくかわしていた。
むしろハルサメに振り回されてキーキー怒っているのはいつもフェティだった。
この世のどこに驚きがあんのよ!アンタが心を動かしたことって何よ!と詰め寄ったフェティに、ハルサメがしれっと「初めてギルドの依頼を達成したときの感動が忘れられない」とコメントしていた。
え?郵便配達が?
その返答に、フェティよりも周りにいた初期メンバーのぼく達の方が驚きのあまり光速で振り返った。
そのせいだったのか・・・ハルサメがいつまでたても郵便配達しかしなかったのって・・・。
世界の謎が一つ解けた。
仲間にはならなかったけれど、顔見知りも多くなった。
中でも一番異色を放っていたのは、通称・電波・・・・と呼ばれる変な青年だ。
彼の正式な名前は忘れちゃった。エル・・・なんとか、っていったっけか。
だって、彼を街角で見かけるたびにハルサメが「電波だ!!」と妙に嬉しそうに駆け寄っていってしまうから。
ぼく達も何となく彼のことを「電波」と認識し、呼称するようになってしまったんだ。
たしかに彼はその通り名にふさわしく、出会った瞬間から電波だった。
「世界は終末をむかえている!!」と広場の真ん中で演説し、怒られているところをハルサメが助けたのがはじまり。
しかも彼は自称・救世主だった。
「世界の終末をとなえる自称救世主だよ!やべ!ワンツーフィニッシュだ!何かがそろったよ!」とハルサメの何かのツボをえらく刺激したらしく、以後、ハルサメは街で見かけるたびに彼に駆け寄っては面倒ごとに巻き込まれていた。
彼がヘソ出しスタイルなのもハルサメの笑いのツボを直撃したらしく、意味もなく床を叩いてひーひー笑い転げるハルサメに、ぼくら一同ときおりついていけなかった。彼女はいつも一人で楽しそうだ。極めつけに彼の衣装を「豪儀なふんどし!!」と笑い転げる彼女の口を塞ぐのに、ナッジという尊い犠牲を払ったことをぼくは忘れない・・・。なんでハルサメはときおりあんな風に壊れるんだろうか。
そんな彼が墓地の前で「ここには姉さんの墓がある。ぼくの大事な大事な姉さんの・・・」と話したときのハルサメのテンションは何故かボルテージ最高潮、「2回ゆった!!いま2回ゆった!!見事なシスコンぶり!ねえちょいとセラ、あんたも姉さん大好き対決してきなよぉ!」とまるで酔っ払いのようにけしかけて、一人でケヘケヘ笑っていた。真に受けたセラが何かを言おうとしたので、ぼくとヴァンが必死に羽交い絞めしたよ。やめてよ世界の危機にこんな下らない張り合い。
出会いと別れは、何も行きずりの人とだけではなかった。
ぼくらのパーティー唯一の良心、といってもいい、心優しいコーンス族のナッジ。
親友のかたきであるガルドランに、後一歩でトドメをさせる、というとき、彼はガルドランの命まではとらなかった。後ろでハルサメが「やっちゃえナッジ!!」って言ってたけど(←本当にそういう選択肢が出てた/管理人より注釈)。そんな優しい彼が、宿屋でハルサメだけに自分の境遇について話しているのを、ぼくは寝苦しい夜の合間に偶然聞いてしまった。ふたりはバルコニーで夜風に吹かれ、めずらしくナッジが心の全てをハルサメに話しているようだった。コーンス族の額にはえている角は、魔力を秘めているからといって人間達に狩られる運命なのだそうだ。「でもこれはぼく達の急所だから、取られたら死んでしまうんだ!!」めずらしく激昂するナッジ。それに対し、ハルサメは静かな声で、つぶやいた。「ふーん、ってことはそれ、人間で言うところのち○こ?」
時が止まった。
翌朝、ナッジがジラークが起こしたというコーンス族の反乱に加わるためにパーティーをはなれた。
他の面々は、まさか温厚なナッジが反乱に加わるなんて信じられない、と言ったけれど、昨日の一幕を見てしまったぼくだけが真相を知る。
あああああ。
失うものばかりが増えて行くぼくら。
そんな中、なんだか知らないけれどハルサメの義理の兄(ということに話を合わせた結果なってしまった)レムオンがリューガの乱というものを起こしてしまった。
宮廷は大騒ぎ、王妃エリスは処刑され、甥っ子であるゼネテスが処刑されかかってしまった。
ハルサメは彼を助けようと王宮に走る!
でも図ったようにティアナ王女が逃げ遅れていたので、成り行き上彼女を救出!
無事なところに避難させた後、「ゼネテスを助けて!」とティアナに懇願されるハルサメ!
「お前が言うなぁぁぁ!!!」と半分切れながら、ゼネテス救出にハルサメは走る!走る!!
でも間に合わない!!
それもこれもティアナのせいだぁぁぁ!!とやつあたり気味に叫ぶハルサメに、ゼネテスからの遺書が渡された。読んでみた。
ハルサメへのメッセージ・・・はそこそこで、後はみっしりティアナへのメッセージだった。
「割りにあわねええ!!なんか割りにあわねええ!だったら最初から私に宛てないでティアナ宛にしろよ!どっちが付け足しだよコンチクショウ!」悔しげなハルサメをよそに、ティアナ王女はゼネテスからの言葉でなんとか立ち直ったみたい。よかったね。
でもこのとき、あまりにも多くの血が流れすぎた。
おかげで闇に落ちたアトレイア王女が、闇の王女として覚醒してしまった!
うまくいえないけれど、とにかくシチ面倒くさいことになったんだ!
ダンジョンと化した街で、ぼくらはアトレイアの生み出した暗黒の怪物と対決した!
倒した!
そうしたらまた同じのが出てきてもう一回戦闘!!
倒した!
と思ったら今度は思いがけない再会があった。
「電波!?」
なんと、電波と呼んでいたあの青年が現れて、人々の命を次々と吸い取っていったんだ!!
ついに彼は本物の『神』になってしまった。
もう後は何がなにやら、「え?お前なんかいたっけ?」っていう敵が襲い掛かってきたのでなぎ倒し、逃げたアトレイアとシャリを追ってダンジョンに入れば、どさくさにまぎれて消えたはずのレムオンと死んだはずのゼネテスが、ハルサメに襲い掛かった。
ハルサメはものすごい勢いで切れていた。
死んでまで苦労をかけるなああ!くそ男がぁぁ!
ズバッ
彼女の一太刀、とセラの駄目押し、1ターンもかからなかった。
どうでも良いけれど、ハルサメはこういう時にまったく躊躇いなく敵を倒す。
この後も、アトレイア→一刀両断→電波・・・もとい神→一刀両断→シャリ→一刀両断と、戦闘はせわしなく続いた。若干、しつこい。
やっと終わりかと思ったら、「・・・生き残ってしまったんですね」と、後輩冒険者・ノエルが戦いを挑んできた。
あああああもおおおおお!とハルサメは戦った!
勝った!!
すると今度は竜王が!!
「一体、何回戦闘させる気じゃあああああ!!!!!」
ハルサメの怒りは大地を裂き、ついに地上最後の神・竜王をも倒してしまった。
そして戦闘が全て終わり、本当の本当に平和が訪れた。
幾多の困難もともに乗り越えてきたぼくたち。
でもこれ以上ハルサメについていくことは、誰にもできなかった。
一人で世界を旅することにした彼女を、口の悪い猫・ネモだけが見送った。
ネモ:「お前はひよっこだからな。忠告してやる。生水はのむな。たくさん食ってたくさん寝ろ。ヤバイと思ったらすぐ逃げろ」
ハルサメ:「ネモ・・・・」
ネモ:「たやすく他人を信じるな」
ハルサメ:「ネモ」
ネモ:「それから、それから・・・・」
ハルサメ:「ネモぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
自宅の庭先でこんな展開を見せられたオルファウスが後に語っていわく、「本当に暑苦しかったです」。
ぼくが知っている冒険者ハルサメの詩はこれでおしまい。
次の冒険の旅では何が起こるのかな。
どんな出会いが待っているのかな。
それはもしかしたら、キミたちのほうがよく知っているかもしれないね!
Fin
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・・・長かったですわ・・・特に最後の方の戦闘。
終わった!と思ったらまた新たな敵!倒した!と思ったら今度は身内から裏切りが!叩きのめした!と思ったら黒幕はこっちだった!やっつけた!と思ったらさらなる刺客が差し向けられた!・・・エンドレス。
特にジュサプブロスが戦闘にでしゃばってきた時には「呼んでねーよ!!」と瞬殺でした。
あの戦闘は未だによくわからない。必要だったのか・・・?;
そしてネモしか落とせなかったファーストプレイ。
・・・おかしいなあ・・・。
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※ネタバレあり。
※実質プレイ記ですが、話の流れ(歴史区分)が一部前後している部分もあります。
今日も竜殺しにてノーブル伯な冒険者・ハルサメに振り回されているレルラ=ロントンです。
彼女いわく「面倒くさい」宮廷恋愛模様だけれど、色々と変化があったようです。
っていうかついに死人が出たというから笑えない。
ティアナ王女に焦がれて焦がれてどうしようもなくなったタルテュバは、ついに闇に落ちてしまった。
シャリという謎の少年に利用され、モンスターと化したタルテュバを、案の定、ためらいゼロで瞬殺したハルサメ。ブラボー。
だけどタルテュバ今際の際の台詞が「あばよ」だったのには、ぼくら一同あまりの衝撃に言葉が出なかった。
この失恋騒動のあと、ハルサメが「ほらぁ!手近なところで済ませようとするからこういうことになるんだよ!職場結婚だけは絶対にやめておけって、私の死んだ母ちゃんが言ってたよ!」って説教してまわっていた。
ハルサメのお母さん、ちゃんとミイスの村にご生存中だというのに、彼女は時々つまらない嘘をつく。
そんなある日、お城から帰ってきたハルサメは顔面蒼白でぼくにこう言った。
「やばい・・・アトレイア王女が壊れた」
壊れたってなにさ?人はモノじゃないんだから、いくら失恋したからって壊れやしないよ大丈夫!と、ぼくは人生の先輩として自信満々にアドバイスしたものだけれど・・・。
「だって、何度話しかけても『フフ・・・』しか言わなくなった」
それは壊れたね。確実に。
アトレイア王女は、先代の王様の遺児。王位継承権は、従妹のティアナ王女に次いで二番目だ。
先代の王妃が無理心中にまきこんだせいで視力を失っているのを、シャリにそそのかされる形でハルサメがその目に光を取り戻してあげた。取り戻したとたんに、目の前で好きな男がよりによってティアナ王女に駆け寄ってモンスター(※タルテュバ)から守っている姿だったもんだから、彼女にしてみれば「ちくしょーーー!目なんか見えるんじゃなかったーーー!!」ということらしい。ハルサメ、責任重大。
もう、旅に出たい・・・とハルサメがいうので、僕らは喜んで賛同した。
この街で変なことに巻き込まれるのはやめようよ!
やっぱり冒険者は冒険してこそだね!ということで、旅に出たとたん、彼女をかばって伝説の勇者ネメアが時空のひずみに吹き飛ばされた。
もうハルサメは何もしないでじっとしてたほうが良いよ。
どうすんのハルサメ・・・とぼくらが呆然と問うと、ちょっと引きつった笑いを浮かべてハルサメは親指をつきたてた。
「大丈夫大丈夫!っつーか彼ってば、ディンガルの皇帝になっちゃっていきなり戦争始めてたし、これで戦争なくなるよ世界平和だよ!」
それにはぼくもナッジも仰天して「だめだよ!助けに行こうよ!」と抗議したけどものの見事にスルーされました。そろそろハルサメについていけない。
ハルサメの楽観主義にはなれたつもりだけれど、それゆえに彼女も手痛い目にあうことがあった。
宿屋でくつろいでいたら、いきなり部屋に変な男たちが乱入。
「ハルサメどの!!エステル様がさらわれました!」
またかよ、とたしかにぼく達も思った。
前回はエステルを助けられず、そんなぼくらに失望した彼女がぼくらのパーティーを抜けたのはついこの間のことだった。
途中は省くけれど、なんとか今度はエステルを見つけることができたんだ空飛ぶ空中都市で。え?はしょりすぎ?そのとき、助けに現れたハルサメを見た瞬間のエステルは忘れられない。ぼくらを見限って出て行ったはずの彼女だけれど、ハルサメを見つけたとたんに「ハルサメ!ハルサメ!!ハルサメ!!!」と夢中で駆け寄ってきた。
ハルサメは何も言わずに彼女にうなずいてあげてた。
でも空飛ぶ空中都市は、制御システムが壊れたため(※ハルサメが暴れたせい)地上に落下しかかっているときだった。脱出も間に合わない。
するとエステルが「ぼくが制御するから、皆は逃げて」と軽く言った。その場にはぼく達のほかに、とらえられていた火や水の巫女たちがいたのだけれど、彼女らもだまってエステルに託していた。
やがて空中都市は砂漠に落下。無事に逃げおおせたぼく達が、ある日、猫屋敷のネモという猫(の姿をした魔人)に世間話がてらエステルの事を聞いたら「・・・・死んだよ」。
ええええええ!?
微塵も覚悟していなかったせいか、ハルサメの驚きようは半端なかった。
考えてみたら、たしかにあの状況で都市とともに砂漠に墜落したエステルが助かるはずもなかった。
何も知らずにぼく達は、彼女にお別れの言葉さえ言えなかった。
罰があたったんだ、とハルサメはその場にうずくまって、ぼくらを困らせた。
立ち直るのにちょっと時間がかかったよ。
そういえば、アンギルタンを戦場で討ち取ったゼネテスも、こんな風に背中で泣いてたっけ。
小さいころにアンギルタンのとっつぁんに肩車をしてもらったことがあるんだぜ・・・とゼネテスが酒を傾けていた姿が、ハルサメとかぶる。
無鉄砲で、後先考えずにつっぱしるハルサメ。
つっぱしった挙句にドラゴンを倒し、風の巫女エアさまを倒し、たハルサメ。
あるとき、ネメアが謎の魔人と戦っているときに不吉な予言をされ、「嘘だと思うならエアに聞いてみろ!あの巫女は千里眼でなんでも知っているからな!」という会話がなされたときに、ギクッ!と身をこわばらせ、全力で目をそらしていたハルサメ。「やべー・・・・エアはもういないです私が倒しましたとか言えねー」とぶつぶつ言っていたハルサメ。
それでも、こんな風に、大切な人同士が争ったり散っていくのを、望んでいたわけじゃないのに、運命は変な風に彼女を運び始めた。
そして壊れたから放置していたアトレイア姫がとんでもないことになっていくその瞬間まで、ぼく達は世界中の人々と出会いや別れを繰り返していた・・・。
さて、次は誰の歌を歌おうか?
吟遊詩人の奏でるハープにのせて、この世界の終末と、それを救ったオッチョコチョイの勇者ハルサメの詩、次がいよいよラストです。
では、次回、レルラ=ロントンの奏でるジルオール・インフィニット最終章
電波の詩 でお会いしましょう!
※実質プレイ記ですが、話の流れ(歴史区分)が一部前後している部分もあります。
今日も竜殺しにてノーブル伯な冒険者・ハルサメに振り回されているレルラ=ロントンです。
彼女いわく「面倒くさい」宮廷恋愛模様だけれど、色々と変化があったようです。
っていうかついに死人が出たというから笑えない。
ティアナ王女に焦がれて焦がれてどうしようもなくなったタルテュバは、ついに闇に落ちてしまった。
シャリという謎の少年に利用され、モンスターと化したタルテュバを、案の定、ためらいゼロで瞬殺したハルサメ。ブラボー。
だけどタルテュバ今際の際の台詞が「あばよ」だったのには、ぼくら一同あまりの衝撃に言葉が出なかった。
この失恋騒動のあと、ハルサメが「ほらぁ!手近なところで済ませようとするからこういうことになるんだよ!職場結婚だけは絶対にやめておけって、私の死んだ母ちゃんが言ってたよ!」って説教してまわっていた。
ハルサメのお母さん、ちゃんとミイスの村にご生存中だというのに、彼女は時々つまらない嘘をつく。
そんなある日、お城から帰ってきたハルサメは顔面蒼白でぼくにこう言った。
「やばい・・・アトレイア王女が壊れた」
壊れたってなにさ?人はモノじゃないんだから、いくら失恋したからって壊れやしないよ大丈夫!と、ぼくは人生の先輩として自信満々にアドバイスしたものだけれど・・・。
「だって、何度話しかけても『フフ・・・』しか言わなくなった」
それは壊れたね。確実に。
アトレイア王女は、先代の王様の遺児。王位継承権は、従妹のティアナ王女に次いで二番目だ。
先代の王妃が無理心中にまきこんだせいで視力を失っているのを、シャリにそそのかされる形でハルサメがその目に光を取り戻してあげた。取り戻したとたんに、目の前で好きな男がよりによってティアナ王女に駆け寄ってモンスター(※タルテュバ)から守っている姿だったもんだから、彼女にしてみれば「ちくしょーーー!目なんか見えるんじゃなかったーーー!!」ということらしい。ハルサメ、責任重大。
もう、旅に出たい・・・とハルサメがいうので、僕らは喜んで賛同した。
この街で変なことに巻き込まれるのはやめようよ!
やっぱり冒険者は冒険してこそだね!ということで、旅に出たとたん、彼女をかばって伝説の勇者ネメアが時空のひずみに吹き飛ばされた。
もうハルサメは何もしないでじっとしてたほうが良いよ。
どうすんのハルサメ・・・とぼくらが呆然と問うと、ちょっと引きつった笑いを浮かべてハルサメは親指をつきたてた。
「大丈夫大丈夫!っつーか彼ってば、ディンガルの皇帝になっちゃっていきなり戦争始めてたし、これで戦争なくなるよ世界平和だよ!」
それにはぼくもナッジも仰天して「だめだよ!助けに行こうよ!」と抗議したけどものの見事にスルーされました。そろそろハルサメについていけない。
ハルサメの楽観主義にはなれたつもりだけれど、それゆえに彼女も手痛い目にあうことがあった。
宿屋でくつろいでいたら、いきなり部屋に変な男たちが乱入。
「ハルサメどの!!エステル様がさらわれました!」
またかよ、とたしかにぼく達も思った。
前回はエステルを助けられず、そんなぼくらに失望した彼女がぼくらのパーティーを抜けたのはついこの間のことだった。
途中は省くけれど、なんとか今度はエステルを見つけることができたんだ空飛ぶ空中都市で。え?はしょりすぎ?そのとき、助けに現れたハルサメを見た瞬間のエステルは忘れられない。ぼくらを見限って出て行ったはずの彼女だけれど、ハルサメを見つけたとたんに「ハルサメ!ハルサメ!!ハルサメ!!!」と夢中で駆け寄ってきた。
ハルサメは何も言わずに彼女にうなずいてあげてた。
でも空飛ぶ空中都市は、制御システムが壊れたため(※ハルサメが暴れたせい)地上に落下しかかっているときだった。脱出も間に合わない。
するとエステルが「ぼくが制御するから、皆は逃げて」と軽く言った。その場にはぼく達のほかに、とらえられていた火や水の巫女たちがいたのだけれど、彼女らもだまってエステルに託していた。
やがて空中都市は砂漠に落下。無事に逃げおおせたぼく達が、ある日、猫屋敷のネモという猫(の姿をした魔人)に世間話がてらエステルの事を聞いたら「・・・・死んだよ」。
ええええええ!?
微塵も覚悟していなかったせいか、ハルサメの驚きようは半端なかった。
考えてみたら、たしかにあの状況で都市とともに砂漠に墜落したエステルが助かるはずもなかった。
何も知らずにぼく達は、彼女にお別れの言葉さえ言えなかった。
罰があたったんだ、とハルサメはその場にうずくまって、ぼくらを困らせた。
立ち直るのにちょっと時間がかかったよ。
そういえば、アンギルタンを戦場で討ち取ったゼネテスも、こんな風に背中で泣いてたっけ。
小さいころにアンギルタンのとっつぁんに肩車をしてもらったことがあるんだぜ・・・とゼネテスが酒を傾けていた姿が、ハルサメとかぶる。
無鉄砲で、後先考えずにつっぱしるハルサメ。
つっぱしった挙句にドラゴンを倒し、風の巫女エアさまを倒し、たハルサメ。
あるとき、ネメアが謎の魔人と戦っているときに不吉な予言をされ、「嘘だと思うならエアに聞いてみろ!あの巫女は千里眼でなんでも知っているからな!」という会話がなされたときに、ギクッ!と身をこわばらせ、全力で目をそらしていたハルサメ。「やべー・・・・エアはもういないです私が倒しましたとか言えねー」とぶつぶつ言っていたハルサメ。
それでも、こんな風に、大切な人同士が争ったり散っていくのを、望んでいたわけじゃないのに、運命は変な風に彼女を運び始めた。
そして壊れたから放置していたアトレイア姫がとんでもないことになっていくその瞬間まで、ぼく達は世界中の人々と出会いや別れを繰り返していた・・・。
さて、次は誰の歌を歌おうか?
吟遊詩人の奏でるハープにのせて、この世界の終末と、それを救ったオッチョコチョイの勇者ハルサメの詩、次がいよいよラストです。
では、次回、レルラ=ロントンの奏でるジルオール・インフィニット最終章
電波の詩 でお会いしましょう!
※ネタバレあり
やあ!見た目は子供、頭脳は大人!名探偵コナ・・・じゃなくて、みんなのレルラ=ロントンだよ!
今日はぼくの愛すべき冒険仲間ハルサメのシンデレラストーリー・・・っていうか桃太郎伝説を披露するよ!
彼女がいきなりドラゴンを打ち倒して「竜殺し」と呼ばれたことは前回うたったから判るよね?
ドラゴンを倒した次の瞬間、世界中で彼女の顔を見ると人々が「竜殺し」と呼び出したんだ。悪事千里を走るって本当なんだね。そのあっという間の広がりぶりに、ハルサメはよくおののいて悲鳴を上げていたもんさ。「ひいいいいっ!ウルカーンの親父まで知ってる!!」と叫び、「アキュリュースでも噂になっとるうう!」と震えていたよ。意外にビビリなんだよね。でも本当にすごいあっという間だったよ。誰がばらしてたのかな。ぼくじゃないよ。まさか・・・セラ?寡黙そうに見えてじつはおしゃべり大好き??
そんなハルサメが鼻歌交じりに例によって郵便配達の途中、人に襲われている貴族を見つけたんだ。
ハルサメは困った人がいるとすかさず割って入ってお節介をしまくっていたけど、この時は、当の貴族が「あっち行ってろ」的対応だったにもかかわらず、ハルサメは一歩も引かなかった。「だって!もしかしたらあの美形が仲間に加わるかもしんないじゃん!いつどこで、どんなフラグが立つかわかんないのよ人生は!」言うなり割って入って、敵を瞬殺。あれはすごい勢いだった。
そのお貴族様はレムオンといって、ロストール王国の大貴族なんだ。
軽くクーデターにあったのを返り討ちにし、ハルサメに「いいから俺に話をあわせてついてこい」と無理やりに王城へ。くどいくらい「とにかく全て俺に話を合わせろ」と言われたハルサメはかるくオッケーとか言ってヘラヘラついて行ったんだけれど、さすがに雌狐とよばれるエリス王妃の前に連れて行かれたときは「やっべーなんか変なことに巻き込まれたわー」とボソボソぼやいてた。気付くの遅いよ。
ぼくらはさすがに謁見の間まではいけなくて、外で待ってたんだけど、全てが終わって彼女が出てきたときはなぜかホッとした。もし危険な目にあっていたらどうしようと、ぼくだけじゃなくてセラもナッジもすごく心配してたんだから。
そんなぼくらの心配をよそに、相変わらずヘラヘラと笑っているハルサメに、いったいどこまで話をあわせたのさ?と尋ねたら「やー・・・なんか気がついたらレムオンの腹違いの妹にさせられてて、ノーブル伯なる称号をゲットしたよ」
話あわせすぎーーーー!!!
途中で引き返すわけには行かなかったの!?
とにかく 気がついたら・・・なんか・・・ と繰り返すハルサメに、ぼくらは言葉もなかった。
で、しばらくはこのお貴族サマごっこに付き合うかーと、ロストールを拠点に行動していたぼくらだった。
ハルサメはちゃっかりティアナ王女とも仲良くなり、忘れ去られていたもう一人の王女・アトレイア王女とも仲良くなっていた。ま、誰とでも仲良くなれるところだけがとりえのハルサメだからね。いつもスラム街で飲んだくれてたゼネテスが実は同じくロストールの貴族だと知ったのもこの頃だったかな。いやー世間てせまいね!と呵呵大笑していたハルサメなんだけど、この頃ちょっとうかない顔をすることが多くなった。
やっぱりお貴族サマなんて向いていないのかな?気まま冒険者暮らしが懐かしくなったのかな?
心配するぼくに、彼女は言ったんだ。
「何もかもが・・・面倒くさい」
本当に真摯な一言だった。慰める言葉も出ないほどに。
どうしたの?と聞いてみると、彼女は宮廷のことを色々と話してくれた。
「レムオンっているじゃん。私の義理のアニキ」
「うん」
「あいつさーティアナ王女が好きらしいんだ」
「へー」
「でもティアナはゼネテスが好きらしいんだ」
「おー」
「でもってゼネテスはエリス王妃が好きらしいんだ」
「わー」
「そんなゼネテスを、アトレイア王女も好きらしくてね」
「・・・うわ・・・・」
「さらにタルテュバっていうへっぽこ貴族がティアナを物凄く好きらしくてね」
「あぁあ・・・・・」
「そんな中、レムオン・ゼネテス・ティアナ・私・タルテュバ・アトレイアが一同に会してしまってね」
「ずいぶん面倒くさいフラグがたったね」
「で、お約束どおりその場で皆が一気に失恋する大騒ぎになってさー」
「うわっ面倒くさっ!」
「だべ!?」
ハルサメは力強く強調した。
だべ、って、ハルサメの出身どこ?それどこの方言?
「マジで面倒くさいべ!?なんだってそんなせまい人間関係の中でグダグダやってんだよ、あいつら顔もソコソコいけてるし金持ちだし身分もあるんだからもっと他にどうとでもなるだろ!?なんでわざわざ面倒くさい展開を選ぶか!?」
一応、切ない王宮での恋物語、ぼくら吟遊詩人が喜んで詩にたくすべきシーンだというのに、ハルサメの感想といったら「面倒くさい」の一言だよ。まあたしかに面倒くさいけれどね。
そんなんだから年齢=彼氏イナイ歴なんだよハルサメ。
聞いてるだけでげっそりしてしまったぼくに、ハルサメは「さらに!」と後日談を教えてくれた。
「レムオンの義兄貴にさ~『ティアナが好きなんだろ~言っちゃえYO!』って冷やかしまくったら逆ギレされてさ。『ああそうだ!お前の言うとおりだ。幼い時からずっとずっとティアナが好きだった!』と絶叫された」
何でそんな修学旅行の中学生みたいな会話してんの。
貴族ってそんなお気楽でいの?
「散々やつあたりした後で『すまん・・・貴様にはつい甘えてしまう・・・お前に見放されたら、俺は・・・』とか超意味ありげ攻撃きたよ。もうマジで面倒くさい」
人の切ない心の機微を面倒くさいの一言で片付けられても・・・。
ぼくとしては精一杯の慰めのつもりで、こう言ってあげた。
「でも判るよハルサメ。ぼくも色々面倒くさくて身ごもったカミさんほったらかして旅に出てるしね」
「いや、お前のはちょっと駄目だろ。お前はどこぞの子育てゲーム(DEAR MY SUN!)の旦那か」
つくづくぼくと彼女の価値観は交わらないみたいだね。
それでも旅は続いた。
仲間も増えた。
あるとき、ぼくらのパーティーは、ハルサメ・ぼく(リルビー族)・デルガドのおっさん(ドワーフ族)・ナッジ(コーンス族)の4人だった時に「人間率ひくーーーー!」とハルサメが絶叫してた。
その前は、ハルサメ・ぼく・デルガド・イオンズの面子に対して「おっさんくさっ!」と非常に無礼な発言をしていた彼女だ。ていうかぼくもオッサンの範疇なことにショックをおぼえ、三日三晩枕が涙で濡れたけれど。
そんな彼女も、イズキヤルを倒したときは、物すごい勢いで泣いていたよ・・・。
ドラゴンを倒したときも、風の巫女を倒したときも、まったく躊躇のなかった彼女だけど、魔獣を倒すときには涙腺が壊れたんじゃないのかってくらいわあわあ泣き崩れてた。
判断基準おかしくない?
でも、ぼくもちょっと切なかった。
イズキヤル、安らかに眠ってね。人間と過ごした、楽しくて幸せな気持ちといっしょに、母なるティラに帰ってね。その優しい記憶が君のお母さんを癒し、次に生まれてくる君の妹や弟たちは、きっと、ちょっとずつ優しくなって生まれてくるよ。そうしていつか優しくなった君たち魔獣と、ぼくらでまた仲良く追いかけっこやかくれんぼをしよう。
約束だよ・・・。
ちなみにこの後、ハルサメは冒険で、次々にティラの娘たち(イズキヤルの姉妹)を血祭りに上げた。
その数ざっと7匹(ティラの娘A~G)。
ハルサメは本当に血も涙もない。
彼女いわく「面倒くせー」の一言だった宮廷恋愛模様が、やがて世界を巻き込む大事件に発展するなんて、このときはぼくもハルサメも、微塵も感じていなかった。
ただ猫屋敷にいたネモっていう派手な猫の暴言に一喜一憂しているだけの日々は終わり、ぼく達はとんでもない歴史の扉を明けてしまったんだ!
今日の詩はこれでおしまい。
次はいよいよクライマックス!
失恋姫の詩で、ぼくと握手!
*************************
有音さんをはじめ、根強きジルオールファンの皆さん、最初に謝っておきますごめんなさい・・・。
も、本当に駄目プレイヤーで・・・名作ゲームを汚している!
イズキヤルのイベントは泣いたねー・・・。その後イオンズのおっさんが「仲間に入れてくれ」って言ってきたとき、直前までは「これ以上おっさん率あがるとむっさいからやだなー」とか言ってたのに「ああ!いいとも!もちろんだ!ともにイズキヤルの思い出話で酒酌み交わそうぜ!!」と泣きながら仲間に加えていた始末。
イズキヤルの妹や弟が優しくなって生まれてくるといいな。本当に。
そう、私がやっているのは「ジルオール」でも「インフィニット」の方なんですが・・・。
いやあ、本当に皆さんに愛されてる名作中の名作なんだなあと思いました。
現在2周目で、主人公男にしてみました。
目標はハーレムです。
美人双子とか美人海賊とかはべらせたい!!もうオッサンはお腹いっぱいだ!!
このゲーム、ファザコンやらブラコンやらシスコン(特にセラ!!とエルファス!!お前ら病気だ)等、その重度さは笑えないキャラが多すぎるので、レルラのように「子供なんて持ちたくないねっ」と肉親の情を一蹴するくらいでバランス取れてる気がするけれど、中間という選択肢がもののみごとにそぎ落とされてる。
この辺がコーエー。
色々とウェブ拍手ありがとうございます。
プレイレポが終わったらちょこちょこお返事させていただくつもりです。
っていうかウェブ拍手に投稿するために、文字制限を計算して下書き(?)までしていたなんて、どこまでも私の心をとらえて放さないお客さんがいてびっくりした。どんだけーーーー!!
やあ!見た目は子供、頭脳は大人!名探偵
今日はぼくの愛すべき冒険仲間ハルサメのシンデレラストーリー・・・っていうか桃太郎伝説を披露するよ!
彼女がいきなりドラゴンを打ち倒して「竜殺し」と呼ばれたことは前回うたったから判るよね?
ドラゴンを倒した次の瞬間、世界中で彼女の顔を見ると人々が「竜殺し」と呼び出したんだ。悪事千里を走るって本当なんだね。そのあっという間の広がりぶりに、ハルサメはよくおののいて悲鳴を上げていたもんさ。「ひいいいいっ!ウルカーンの親父まで知ってる!!」と叫び、「アキュリュースでも噂になっとるうう!」と震えていたよ。意外にビビリなんだよね。でも本当にすごいあっという間だったよ。誰がばらしてたのかな。ぼくじゃないよ。まさか・・・セラ?寡黙そうに見えてじつはおしゃべり大好き??
そんなハルサメが鼻歌交じりに例によって郵便配達の途中、人に襲われている貴族を見つけたんだ。
ハルサメは困った人がいるとすかさず割って入ってお節介をしまくっていたけど、この時は、当の貴族が「あっち行ってろ」的対応だったにもかかわらず、ハルサメは一歩も引かなかった。「だって!もしかしたらあの美形が仲間に加わるかもしんないじゃん!いつどこで、どんなフラグが立つかわかんないのよ人生は!」言うなり割って入って、敵を瞬殺。あれはすごい勢いだった。
そのお貴族様はレムオンといって、ロストール王国の大貴族なんだ。
軽くクーデターにあったのを返り討ちにし、ハルサメに「いいから俺に話をあわせてついてこい」と無理やりに王城へ。くどいくらい「とにかく全て俺に話を合わせろ」と言われたハルサメはかるくオッケーとか言ってヘラヘラついて行ったんだけれど、さすがに雌狐とよばれるエリス王妃の前に連れて行かれたときは「やっべーなんか変なことに巻き込まれたわー」とボソボソぼやいてた。気付くの遅いよ。
ぼくらはさすがに謁見の間まではいけなくて、外で待ってたんだけど、全てが終わって彼女が出てきたときはなぜかホッとした。もし危険な目にあっていたらどうしようと、ぼくだけじゃなくてセラもナッジもすごく心配してたんだから。
そんなぼくらの心配をよそに、相変わらずヘラヘラと笑っているハルサメに、いったいどこまで話をあわせたのさ?と尋ねたら「やー・・・なんか気がついたらレムオンの腹違いの妹にさせられてて、ノーブル伯なる称号をゲットしたよ」
話あわせすぎーーーー!!!
途中で引き返すわけには行かなかったの!?
とにかく 気がついたら・・・なんか・・・ と繰り返すハルサメに、ぼくらは言葉もなかった。
で、しばらくはこのお貴族サマごっこに付き合うかーと、ロストールを拠点に行動していたぼくらだった。
ハルサメはちゃっかりティアナ王女とも仲良くなり、忘れ去られていたもう一人の王女・アトレイア王女とも仲良くなっていた。ま、誰とでも仲良くなれるところだけがとりえのハルサメだからね。いつもスラム街で飲んだくれてたゼネテスが実は同じくロストールの貴族だと知ったのもこの頃だったかな。いやー世間てせまいね!と呵呵大笑していたハルサメなんだけど、この頃ちょっとうかない顔をすることが多くなった。
やっぱりお貴族サマなんて向いていないのかな?気まま冒険者暮らしが懐かしくなったのかな?
心配するぼくに、彼女は言ったんだ。
「何もかもが・・・面倒くさい」
本当に真摯な一言だった。慰める言葉も出ないほどに。
どうしたの?と聞いてみると、彼女は宮廷のことを色々と話してくれた。
「レムオンっているじゃん。私の義理のアニキ」
「うん」
「あいつさーティアナ王女が好きらしいんだ」
「へー」
「でもティアナはゼネテスが好きらしいんだ」
「おー」
「でもってゼネテスはエリス王妃が好きらしいんだ」
「わー」
「そんなゼネテスを、アトレイア王女も好きらしくてね」
「・・・うわ・・・・」
「さらにタルテュバっていうへっぽこ貴族がティアナを物凄く好きらしくてね」
「あぁあ・・・・・」
「そんな中、レムオン・ゼネテス・ティアナ・私・タルテュバ・アトレイアが一同に会してしまってね」
「ずいぶん面倒くさいフラグがたったね」
「で、お約束どおりその場で皆が一気に失恋する大騒ぎになってさー」
「うわっ面倒くさっ!」
「だべ!?」
ハルサメは力強く強調した。
だべ、って、ハルサメの出身どこ?それどこの方言?
「マジで面倒くさいべ!?なんだってそんなせまい人間関係の中でグダグダやってんだよ、あいつら顔もソコソコいけてるし金持ちだし身分もあるんだからもっと他にどうとでもなるだろ!?なんでわざわざ面倒くさい展開を選ぶか!?」
一応、切ない王宮での恋物語、ぼくら吟遊詩人が喜んで詩にたくすべきシーンだというのに、ハルサメの感想といったら「面倒くさい」の一言だよ。まあたしかに面倒くさいけれどね。
そんなんだから年齢=彼氏イナイ歴なんだよハルサメ。
聞いてるだけでげっそりしてしまったぼくに、ハルサメは「さらに!」と後日談を教えてくれた。
「レムオンの義兄貴にさ~『ティアナが好きなんだろ~言っちゃえYO!』って冷やかしまくったら逆ギレされてさ。『ああそうだ!お前の言うとおりだ。幼い時からずっとずっとティアナが好きだった!』と絶叫された」
何でそんな修学旅行の中学生みたいな会話してんの。
貴族ってそんなお気楽でいの?
「散々やつあたりした後で『すまん・・・貴様にはつい甘えてしまう・・・お前に見放されたら、俺は・・・』とか超意味ありげ攻撃きたよ。もうマジで面倒くさい」
人の切ない心の機微を面倒くさいの一言で片付けられても・・・。
ぼくとしては精一杯の慰めのつもりで、こう言ってあげた。
「でも判るよハルサメ。ぼくも色々面倒くさくて身ごもったカミさんほったらかして旅に出てるしね」
「いや、お前のはちょっと駄目だろ。お前はどこぞの子育てゲーム(DEAR MY SUN!)の旦那か」
つくづくぼくと彼女の価値観は交わらないみたいだね。
それでも旅は続いた。
仲間も増えた。
あるとき、ぼくらのパーティーは、ハルサメ・ぼく(リルビー族)・デルガドのおっさん(ドワーフ族)・ナッジ(コーンス族)の4人だった時に「人間率ひくーーーー!」とハルサメが絶叫してた。
その前は、ハルサメ・ぼく・デルガド・イオンズの面子に対して「おっさんくさっ!」と非常に無礼な発言をしていた彼女だ。ていうかぼくもオッサンの範疇なことにショックをおぼえ、三日三晩枕が涙で濡れたけれど。
そんな彼女も、イズキヤルを倒したときは、物すごい勢いで泣いていたよ・・・。
ドラゴンを倒したときも、風の巫女を倒したときも、まったく躊躇のなかった彼女だけど、魔獣を倒すときには涙腺が壊れたんじゃないのかってくらいわあわあ泣き崩れてた。
判断基準おかしくない?
でも、ぼくもちょっと切なかった。
イズキヤル、安らかに眠ってね。人間と過ごした、楽しくて幸せな気持ちといっしょに、母なるティラに帰ってね。その優しい記憶が君のお母さんを癒し、次に生まれてくる君の妹や弟たちは、きっと、ちょっとずつ優しくなって生まれてくるよ。そうしていつか優しくなった君たち魔獣と、ぼくらでまた仲良く追いかけっこやかくれんぼをしよう。
約束だよ・・・。
ちなみにこの後、ハルサメは冒険で、次々にティラの娘たち(イズキヤルの姉妹)を血祭りに上げた。
その数ざっと7匹(ティラの娘A~G)。
ハルサメは本当に血も涙もない。
彼女いわく「面倒くせー」の一言だった宮廷恋愛模様が、やがて世界を巻き込む大事件に発展するなんて、このときはぼくもハルサメも、微塵も感じていなかった。
ただ猫屋敷にいたネモっていう派手な猫の暴言に一喜一憂しているだけの日々は終わり、ぼく達はとんでもない歴史の扉を明けてしまったんだ!
今日の詩はこれでおしまい。
次はいよいよクライマックス!
失恋姫の詩で、ぼくと握手!
*************************
有音さんをはじめ、根強きジルオールファンの皆さん、最初に謝っておきますごめんなさい・・・。
も、本当に駄目プレイヤーで・・・名作ゲームを汚している!
イズキヤルのイベントは泣いたねー・・・。その後イオンズのおっさんが「仲間に入れてくれ」って言ってきたとき、直前までは「これ以上おっさん率あがるとむっさいからやだなー」とか言ってたのに「ああ!いいとも!もちろんだ!ともにイズキヤルの思い出話で酒酌み交わそうぜ!!」と泣きながら仲間に加えていた始末。
イズキヤルの妹や弟が優しくなって生まれてくるといいな。本当に。
そう、私がやっているのは「ジルオール」でも「インフィニット」の方なんですが・・・。
いやあ、本当に皆さんに愛されてる名作中の名作なんだなあと思いました。
現在2周目で、主人公男にしてみました。
目標はハーレムです。
美人双子とか美人海賊とかはべらせたい!!もうオッサンはお腹いっぱいだ!!
このゲーム、ファザコンやらブラコンやらシスコン(特にセラ!!とエルファス!!お前ら病気だ)等、その重度さは笑えないキャラが多すぎるので、レルラのように「子供なんて持ちたくないねっ」と肉親の情を一蹴するくらいでバランス取れてる気がするけれど、中間という選択肢がもののみごとにそぎ落とされてる。
この辺がコーエー。
色々とウェブ拍手ありがとうございます。
プレイレポが終わったらちょこちょこお返事させていただくつもりです。
っていうかウェブ拍手に投稿するために、文字制限を計算して下書き(?)までしていたなんて、どこまでも私の心をとらえて放さないお客さんがいてびっくりした。どんだけーーーー!!
※ネタバレあり
ぼくはレルラ=ロントン。ごらんの通り、リルビー族だよ。
え?本名はクリスピーだろって?いやだなあ、レルラ=ロントンは魂の名前だよ。
尊敬する詩聖レルラと楽聖ロントンからとったお気に入りの名前なんだ。
え?羽柴秀吉と同じセンスだって?誰それ?
ぼくは見た目が人間の子供にそっくりだから、よく誤解されるけどこれでも三十路。
冒険者歴20年のベテランだ。
まっ、カミさんに子供が出来たって聞いてあわてて飛び出して放浪を続けているのは、ぼくと君だけの内緒だよ!(注:この設定マジ。どうかと思うぞコーエー・・・)
そんなぼくは、世界中のきれいなものを探しに、駆け出しの冒険者・ハルサメと世界中を旅をしている。彼女は失踪したお兄さんと、そのお兄さんの失踪に関わっているアーギルなんとか、っていう魔人を探しているんだって。ぼくは彼女と一緒だと、世界中のきれいなものが見られると思って、旅に同行させてもらってるんだ。
ちなみにハルサメは、無限のソウルを持つ、不思議な女の子だ。
一度、伝説の勇者・ネメアに会ったとき「いい目をしているな」と褒められていた逸材だよ。
ちなみにそのとき、ネメアが立ち去った後で「けっ、ナンパかよ」とか吐き捨ててたハルサメもある意味勇者だと思ったけどね。
一緒に旅をしていて、ハルサメの破天荒ぶりにはぼくら旅のお供もへとへとだよ。
彼女はビビリなのか、ギルドで仕事の依頼を受けるとき、絶対にお手紙配達以外のことをしようとしない。
世界の端から端まで、手紙配達以上の仕事をしようとしなかった。
たしかに呪われる品を届けたり、足手まといの一般市民の護衛とか、ましてやモンスター倒してこいなんて、初心者の彼女には荷が重すぎたんだろうね。でも手紙だけをひたすら運ぶって、それ冒険者じゃなくて郵便やさんの仕事だよハルサメ。
彼女のすごいところは、この手紙配達だけをひたすら何百回もこなしてついにレベルが50まで達したことだね。おかしいよ。はっきり言って間違ってる。
そうしたら行く先々で「お前があの有名な冒険者ハルサメか!」と大絶賛。どういう意味で有名なのか、ものすごい嫌な予感がするんだけど。ある宿屋では「高名なハルサメさんをお泊めできて鼻が高い」とか言われてた。明らかに褒め殺しって言うか嫌味だよそれ。
ハルサメはおかげで世界中のあちこちにたくさんの知り合いが出来た。
見かける人たち全員に声をかけて回る彼女はとってもいい人だなあ、と思ったけれど、ある日、風の神殿で眠ってたドラゴンをたたき起こし、「小さきものよ」って呼ばれただけで「何様だ!!」と逆ギレ、いきなり抜刀して襲い掛かったときは、ぼくら一行も肝を冷やした。
そりゃあドラゴンから見たらぼくたちなんてちっちゃいし、本当の事を言って何が悪いんだよハルサメ。
しかも人の家に踏み込んで話しかけたのは君のほうだよ、ドラゴン・・・もとい、翔王は正しいよ、って止める間もなく一撃で倒しちゃったよこの娘。
郵便配達だけでドラゴンを倒せるようになるなんて、ある意味伝説だよハルサメ!ぼくが吟遊詩人として語り継ぎたいのはまさにこんな伝説・・・・なワケあるかあああああ!!!ちょっとハルサメぇぇぇぇ!!!
当然、風の神殿の巫女さんは仰天、「おのれ!なんということを・・・!」と超怒って襲いかかって来た・・・・のにまた倒しちゃうのハルサメ!?
君これじゃ押し込み強盗だよ!?やめようよ!!
誰がどう見ても、悪いの100%キミだよハルサメぇぇぇ!!!
ちょっ・・・ねえ!誰かハルサメを止めようよ!そうだ、セラ!いつも冷静な君だったら、ハルサメを止められるよね!?
・・・・って、なんで妖刀かまえてスタンバっちゃってるの!?
ちょっ・・・やめなよ、本当にそれって・・・ねえ、ナッジ!優しい君なら止めてくれるよね・・・・
って、いきなりユナイトスペル級の攻撃魔法!?
わ・・・・わーーーーー!!!!!(涙)
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暗転
・・・・・ってな事があったりしてね。
うん、結局、風の巫女エアさまをぶち倒しちゃった。
何かその後も色々あったんだけど、思い出したくない。
巫女で思い出したけれど、彼女はやたらと巫女さんがらみの事件に巻き込まれる。
この前も、地の巫女さんにものすごい熱烈アタックを食らっていてびっくりした。
女同士だって事を忘れてるんじゃないの?なにあの熱々モード!
一応ハルサメの傍らには、男前なセラとか、ぼくとかいるのにまるで無視!?
地の巫女さんはハルサメに押して押して押しまくってモーションをかけたんだけど、彼女ったら微塵もなびく気配がないどころか、地の巫女が誘拐されたとき、助けなかったしね。
いや、ハルサメのために弁護をするなら、助けなかったというよりも、助けられなかったんだ。
彼女が風の巫女を倒してしまうと、自動的に地の巫女も助けられない仕組みになっていたらしくて、彼女は本当は泣きながら地の巫女を探して、敵を根絶やしにしたダンジョン(それはもう、猫の子1匹生き延びるものはなかった)を、3日3晩さまよって、あきらめきれずに何度もダンジョンに通っていたんだ。
だって、彼女はウスウス知っていたから。
地の巫女が、実はぼくらの仲間だったエステルの正体なんだって。
エステルと呼び合うこの水晶がある限り、って、本当に泣きながらダンジョンを探し回ってたんだ。
エステルがくれたこの水晶が、エステルの首飾りと呼び合うんだからって。
でも、世の中って残酷だね。
結局エステルは探し出せず、彼女は探索をあきらめてまた旅に出ていたよ。
いつかどこかでエステルに再会できるように・・・って。
そうして旅に出て・・・・旅に出て・・・・旅に出まくって、不思議なことに彼女は決して宿屋に泊まろうとしなかった。
ぼくもセラもナッジも、気力体力使い果たしてお金だってたっぷりあるのに決して宿屋に寄ろうとしないハルサメ。
ぼくが抗議すると、「だって!!宿屋に泊まると超怒られる気がするんだもん!」とわけのわからないことを言っていた。怒られるって、だれに???なんで???意味がわかんないぼくたちに、お得意の逆ギレで「やかましい!野宿上等!!ベッドの上でなきゃ眠れないとかいう惰弱者はうちのパーティーに必要なしっ!!」と断言してた。どういう集団だよこれ。冒険という名の荒修行?
さすがに限界があり、やがて泊まった宿屋で、ぼくはハルサメが恐れていた理由を知った。
カフィンという別のパーティーの人が現れて、ハルサメに「エステルは私たちが助けたから」と告げていた。「彼女、あなたのパーティー抜けるって。とても憔悴しきっていたけれど、アナタが助けに来てくれなかったことが一番こたえたみたい。彼女、私たちのパーティーに入るって。私、大賛成したわ」。
カフィンはハルサメとも顔なじみで、だからこそ言葉に容赦がなく、ハルサメは話の間中ずっとそっぽ向いてカフィンを見ようともしてなかった。
ハルサメだって頑張ってたんだよー・・・・ただちょっと無謀だっただけで。
でもカフィンの口からエステルの様子を聴いた彼女は、結構本気でへこんでた。
ドラゴンを倒したときは「あははっやっちまった!」となぜか爆笑(今思うと笑えない)していた彼女が、エステルのことを思いながらうつむいてる後姿は、やっぱり可哀相だったよ。
その後も彼女はめきめきとレベルを上げて、気がつくと軽くレベル60を超え始めていたんだけど、彼女の武勇伝はまだまだこんなんじゃ終わらない。
次は、平民に過ぎなかった彼女が、郵便配達の途中でいきなり他国の筆頭貴族にのぼりつめたという、なりあがり伝説ここにきわまれりストーリーと、詩人が奏でるにふさわしい恋物語がこの王侯貴族のせまい世界で展開するんだけど・・・
ぼくのこの歌、つづきを聞きたい?
え、本当?
それじゃあ・・・
次までのお楽しみにね!
ぼくの歌を聞いてくれてありがとう!
****************************
・・・ということで。
ジルオールやっと1周目クリアしましたよ。
睡眠時間削って削って身も心もボロボロになりながらやりましたよ。
本当にいそがしかったんだって!本当!
でもって忙しくてもゲームだけは絶対に意地でもやってたんだって!
ほとんど攻略予備知識をもたないでやったもんだから、ラスボスがレベル40代で倒せるというこのゲーム、最終的にヒロインさまレベル76ですからね。途中で出てきた中ボスっつうか、かーなーり強いはずの敵キャラをたったの1ターンで倒したときには、このゲームを貸して下さった赤駒さんも軽く引いてましたよ。どういうことだ。あげくに風の巫女まで倒しちゃうし・・・あああ。
エステル探して半分泣きながらウロウロして、結局赤駒さんに電話で「たすけてええええ」と泣きついてたよこの馬鹿。で、救出失敗したあと、宿屋に泊まるとカフィンに怒られるイベントが自動発生すると聞き、ギリギリまで逃げ回って宿屋に近寄りませんでした。後半、観念して泊まったら・・・やっぱ超怒られたぁぁ!あげくカフィンに「私ノエルのパーティーでよかった!アンタみたいな薄情ものと一緒に旅なんてできないものね!」と捨てゼリフはかれて、布団の上でのた打ち回ったよ・・・だって!だってぇぇ!!!
このレポ、ほぼ99.9%私のプレイまんまのレポです。とにかくまじで郵便配達やさんだった私。
プレイしていない方には一部判りにくかったかもしれませんが、プレイしたことのある方なら、この冒険者ハルサメがどんだけ無軌道でとんでもない道を歩んだか、想像に難くないと思われます。
ということで、ちょっとゴブサタしていました。
ただいま。
色々と身辺整理がつきましたので、ぼちぼちとネット復帰です。
復帰一発目がこれ。無軌道というかフリーダム!
ぼくはレルラ=ロントン。ごらんの通り、リルビー族だよ。
え?本名はクリスピーだろって?いやだなあ、レルラ=ロントンは魂の名前だよ。
尊敬する詩聖レルラと楽聖ロントンからとったお気に入りの名前なんだ。
え?羽柴秀吉と同じセンスだって?誰それ?
ぼくは見た目が人間の子供にそっくりだから、よく誤解されるけどこれでも三十路。
冒険者歴20年のベテランだ。
まっ、カミさんに子供が出来たって聞いてあわてて飛び出して放浪を続けているのは、ぼくと君だけの内緒だよ!(注:この設定マジ。どうかと思うぞコーエー・・・)
そんなぼくは、世界中のきれいなものを探しに、駆け出しの冒険者・ハルサメと世界中を旅をしている。彼女は失踪したお兄さんと、そのお兄さんの失踪に関わっているアーギルなんとか、っていう魔人を探しているんだって。ぼくは彼女と一緒だと、世界中のきれいなものが見られると思って、旅に同行させてもらってるんだ。
ちなみにハルサメは、無限のソウルを持つ、不思議な女の子だ。
一度、伝説の勇者・ネメアに会ったとき「いい目をしているな」と褒められていた逸材だよ。
ちなみにそのとき、ネメアが立ち去った後で「けっ、ナンパかよ」とか吐き捨ててたハルサメもある意味勇者だと思ったけどね。
一緒に旅をしていて、ハルサメの破天荒ぶりにはぼくら旅のお供もへとへとだよ。
彼女はビビリなのか、ギルドで仕事の依頼を受けるとき、絶対にお手紙配達以外のことをしようとしない。
世界の端から端まで、手紙配達以上の仕事をしようとしなかった。
たしかに呪われる品を届けたり、足手まといの一般市民の護衛とか、ましてやモンスター倒してこいなんて、初心者の彼女には荷が重すぎたんだろうね。でも手紙だけをひたすら運ぶって、それ冒険者じゃなくて郵便やさんの仕事だよハルサメ。
彼女のすごいところは、この手紙配達だけをひたすら何百回もこなしてついにレベルが50まで達したことだね。おかしいよ。はっきり言って間違ってる。
そうしたら行く先々で「お前があの有名な冒険者ハルサメか!」と大絶賛。どういう意味で有名なのか、ものすごい嫌な予感がするんだけど。ある宿屋では「高名なハルサメさんをお泊めできて鼻が高い」とか言われてた。明らかに褒め殺しって言うか嫌味だよそれ。
ハルサメはおかげで世界中のあちこちにたくさんの知り合いが出来た。
見かける人たち全員に声をかけて回る彼女はとってもいい人だなあ、と思ったけれど、ある日、風の神殿で眠ってたドラゴンをたたき起こし、「小さきものよ」って呼ばれただけで「何様だ!!」と逆ギレ、いきなり抜刀して襲い掛かったときは、ぼくら一行も肝を冷やした。
そりゃあドラゴンから見たらぼくたちなんてちっちゃいし、本当の事を言って何が悪いんだよハルサメ。
しかも人の家に踏み込んで話しかけたのは君のほうだよ、ドラゴン・・・もとい、翔王は正しいよ、って止める間もなく一撃で倒しちゃったよこの娘。
郵便配達だけでドラゴンを倒せるようになるなんて、ある意味伝説だよハルサメ!ぼくが吟遊詩人として語り継ぎたいのはまさにこんな伝説・・・・なワケあるかあああああ!!!ちょっとハルサメぇぇぇぇ!!!
当然、風の神殿の巫女さんは仰天、「おのれ!なんということを・・・!」と超怒って襲いかかって来た・・・・のにまた倒しちゃうのハルサメ!?
君これじゃ押し込み強盗だよ!?やめようよ!!
誰がどう見ても、悪いの100%キミだよハルサメぇぇぇ!!!
ちょっ・・・ねえ!誰かハルサメを止めようよ!そうだ、セラ!いつも冷静な君だったら、ハルサメを止められるよね!?
・・・・って、なんで妖刀かまえてスタンバっちゃってるの!?
ちょっ・・・やめなよ、本当にそれって・・・ねえ、ナッジ!優しい君なら止めてくれるよね・・・・
って、いきなりユナイトスペル級の攻撃魔法!?
わ・・・・わーーーーー!!!!!(涙)
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暗転
・・・・・ってな事があったりしてね。
うん、結局、風の巫女エアさまをぶち倒しちゃった。
何かその後も色々あったんだけど、思い出したくない。
巫女で思い出したけれど、彼女はやたらと巫女さんがらみの事件に巻き込まれる。
この前も、地の巫女さんにものすごい熱烈アタックを食らっていてびっくりした。
女同士だって事を忘れてるんじゃないの?なにあの熱々モード!
一応ハルサメの傍らには、男前なセラとか、ぼくとかいるのにまるで無視!?
地の巫女さんはハルサメに押して押して押しまくってモーションをかけたんだけど、彼女ったら微塵もなびく気配がないどころか、地の巫女が誘拐されたとき、助けなかったしね。
いや、ハルサメのために弁護をするなら、助けなかったというよりも、助けられなかったんだ。
彼女が風の巫女を倒してしまうと、自動的に地の巫女も助けられない仕組みになっていたらしくて、彼女は本当は泣きながら地の巫女を探して、敵を根絶やしにしたダンジョン(それはもう、猫の子1匹生き延びるものはなかった)を、3日3晩さまよって、あきらめきれずに何度もダンジョンに通っていたんだ。
だって、彼女はウスウス知っていたから。
地の巫女が、実はぼくらの仲間だったエステルの正体なんだって。
エステルと呼び合うこの水晶がある限り、って、本当に泣きながらダンジョンを探し回ってたんだ。
エステルがくれたこの水晶が、エステルの首飾りと呼び合うんだからって。
でも、世の中って残酷だね。
結局エステルは探し出せず、彼女は探索をあきらめてまた旅に出ていたよ。
いつかどこかでエステルに再会できるように・・・って。
そうして旅に出て・・・・旅に出て・・・・旅に出まくって、不思議なことに彼女は決して宿屋に泊まろうとしなかった。
ぼくもセラもナッジも、気力体力使い果たしてお金だってたっぷりあるのに決して宿屋に寄ろうとしないハルサメ。
ぼくが抗議すると、「だって!!宿屋に泊まると超怒られる気がするんだもん!」とわけのわからないことを言っていた。怒られるって、だれに???なんで???意味がわかんないぼくたちに、お得意の逆ギレで「やかましい!野宿上等!!ベッドの上でなきゃ眠れないとかいう惰弱者はうちのパーティーに必要なしっ!!」と断言してた。どういう集団だよこれ。冒険という名の荒修行?
さすがに限界があり、やがて泊まった宿屋で、ぼくはハルサメが恐れていた理由を知った。
カフィンという別のパーティーの人が現れて、ハルサメに「エステルは私たちが助けたから」と告げていた。「彼女、あなたのパーティー抜けるって。とても憔悴しきっていたけれど、アナタが助けに来てくれなかったことが一番こたえたみたい。彼女、私たちのパーティーに入るって。私、大賛成したわ」。
カフィンはハルサメとも顔なじみで、だからこそ言葉に容赦がなく、ハルサメは話の間中ずっとそっぽ向いてカフィンを見ようともしてなかった。
ハルサメだって頑張ってたんだよー・・・・ただちょっと無謀だっただけで。
でもカフィンの口からエステルの様子を聴いた彼女は、結構本気でへこんでた。
ドラゴンを倒したときは「あははっやっちまった!」となぜか爆笑(今思うと笑えない)していた彼女が、エステルのことを思いながらうつむいてる後姿は、やっぱり可哀相だったよ。
その後も彼女はめきめきとレベルを上げて、気がつくと軽くレベル60を超え始めていたんだけど、彼女の武勇伝はまだまだこんなんじゃ終わらない。
次は、平民に過ぎなかった彼女が、郵便配達の途中でいきなり他国の筆頭貴族にのぼりつめたという、なりあがり伝説ここにきわまれりストーリーと、詩人が奏でるにふさわしい恋物語がこの王侯貴族のせまい世界で展開するんだけど・・・
ぼくのこの歌、つづきを聞きたい?
え、本当?
それじゃあ・・・
次までのお楽しみにね!
ぼくの歌を聞いてくれてありがとう!
****************************
・・・ということで。
ジルオールやっと1周目クリアしましたよ。
睡眠時間削って削って身も心もボロボロになりながらやりましたよ。
本当にいそがしかったんだって!本当!
でもって忙しくてもゲームだけは絶対に意地でもやってたんだって!
ほとんど攻略予備知識をもたないでやったもんだから、ラスボスがレベル40代で倒せるというこのゲーム、最終的にヒロインさまレベル76ですからね。途中で出てきた中ボスっつうか、かーなーり強いはずの敵キャラをたったの1ターンで倒したときには、このゲームを貸して下さった赤駒さんも軽く引いてましたよ。どういうことだ。あげくに風の巫女まで倒しちゃうし・・・あああ。
エステル探して半分泣きながらウロウロして、結局赤駒さんに電話で「たすけてええええ」と泣きついてたよこの馬鹿。で、救出失敗したあと、宿屋に泊まるとカフィンに怒られるイベントが自動発生すると聞き、ギリギリまで逃げ回って宿屋に近寄りませんでした。後半、観念して泊まったら・・・やっぱ超怒られたぁぁ!あげくカフィンに「私ノエルのパーティーでよかった!アンタみたいな薄情ものと一緒に旅なんてできないものね!」と捨てゼリフはかれて、布団の上でのた打ち回ったよ・・・だって!だってぇぇ!!!
このレポ、ほぼ99.9%私のプレイまんまのレポです。とにかくまじで郵便配達やさんだった私。
プレイしていない方には一部判りにくかったかもしれませんが、プレイしたことのある方なら、この冒険者ハルサメがどんだけ無軌道でとんでもない道を歩んだか、想像に難くないと思われます。
ということで、ちょっとゴブサタしていました。
ただいま。
色々と身辺整理がつきましたので、ぼちぼちとネット復帰です。
復帰一発目がこれ。無軌道というかフリーダム!
エディットピアフ「愛の賛歌」の映画を観に行こうか否か1週間グズグズ悩んでいる間に、上映期間終わっちゃいそうな予感です。ミス・ポターも、もう一日1回しか上映していないありさまだよ。どーすべかなー。
昔は映画館に高いお金出して何かを観に行く、という行為を、あんまり意味がわかんないなー等と思っていたのですが、今は「お金で買えない!プライスレス!」と一人でもいそいそと映画館に通うことが多くなりました。
テレビとやっぱり全然違う。スクリーンの大きさとかじゃなくてね。
書いてるうちにやっぱり観たくなって来た・・・夕方やっぱり行って来よう。
本日のネモさま(つうかネコ)
私とセラって今どんな感じ?と聞く主人公に、開口一番「・・・熱いねぇ」。さすが破壊神ウルグの円卓の騎士のひとり、悠久の時を生きていらっしゃるんですね、死語大好きですか。
このおネコさまはさらに「俺そういうのキライなんだよ。それって愛って奴?けっ」と吐き捨てました。
わ、セラに愛されてるんだ!という喜びと同時に、この口の悪いネコに対してなにか釈然としない気分でした。
さてこのゲーム『ジルオール』、さすが僕らのコーエー作、わりとネオロマンサーの皆様もご存知のご様子。
主人公は男女どちらかを選べ、ゲーム開始のイベントも選べるようになっています。
とりあえず女主人公(赤い髪)はいなくなった兄を探して、兄にやたらと思い入れがある寡黙な剣士・セラと旅に出ています。(『地図にもない村』)
このセラ、わりとイケメン。硬派なのか口数もすくなく、クールです。
しかし、主人公の兄が持つ剣“日光”と対の剣“月光”を持ち、主人公の兄探しにも助力してくれます。
すみませーん、ウチの兄とどのようなご関係でしょうか?
そこんところまずはっきりさせてください、じゃないとウカツに兄と再会させられやしないよ!!
主人公がまずすべきことは、街を訪れギルドで仕事を依頼され、解決しながら己の中に宿る「ソウル」を成長させること。そして行く先々で世界のナゾにせまる事件を解決したり、仲間が増えたりしていきます。
このゲームのシュールなところは、後々主人公の選択いかんによっては、主要キャラが死んでしまったり、世界の歴史が大きく変わってしまったりすることです。油断なりません。
そしてネモさまは今でこそネコのお姿をして「猫屋敷」にお住まいになっていますが、かつて封印された破壊神ウルグの円卓の騎士のおひとりであらせられます。
でも見た感じ猫なんですけど。多少ハデな。
そしてポジションは、ラブラブフラッシュの出来ない初期のメル(@アンジェリーク)です。
役に立たないことこのうえなし。
しかも口が猛烈に悪いので「オトモダチか、偽善的な響きだねー」とか不意打ちで言ってきたりするので、最初の頃はぎょっとしました。
現在、当方はセラのほかに、ネモさまいわく「・・・イイ奴なんだけどなー」な気弱のナッジ、子供に見えるのに実は三十路の親父レルラ=ロントン、孤児ルルアンタ(実は親父がすぐそばにいる)、超ツンデレなエルフのフェティ、魔道アカデミー最凶の劣等生ユーリス、渋すぎるドワーフのデルガド、そして超巨乳のエステル、合計8人の愉快な仲間たちがいます。
というかこのエステルが摩訶不思議。
行く先々で見かける、ボーイッシュな少女なのですが、なんだかやたらと主人公に対してモジモジモジモジしてきます。これ、主人公が男版だったら相当萌えるところですが・・・女だから。ごめん、女主人公ではじめちゃったから!
自分の首飾りと呼び合う不思議な水晶を主人公におしつけ「君が持ってて!・・・じゃないと、意味がないから」とモジモジ。
仲間に加わるときに「お礼は体で払うから」とモジモジ。
さらに旅先で何らかの用事があって戦線を離脱するときも「僕だって、君のそばにいたいのに・・・」とモジモジ。
何かおかしくない!?
どういうフラグ立ってんのこれ!?
狙われてる!なんというか狙われてる!
パーティーに加わる前、ネモさまにうかがったところ「盛り上がっちゃってんなーお前ら」と言われていた彼女と主人公。いざ仲間に加わった今、一体どれだけ盛り上がっちゃってるの!?
教えて!ネモさま!
ネモ:「チョットだけ友好的になりつつある。ただし、あくまでチョットだけ」
はい?
え?
なに、友好度さがってるの?
というかあんだけモジモジしておいて!?
気を持たせるだけ持たせておいて!?
やっぱさー、竜王とかモンスターとか倒してる場合じゃないよ、この世の女という女を倒さないと魔性は永遠に地にはびこるよ。
ということで主人公の旅は続きます。
おにいちゃーん、どこいるのー。
さて、ウェブ拍手です。
しょっぱなは、慶喜さま特集。
■慶喜は綺麗なお姉ちゃんに見惚れてチャリごと何処ぞの店に突っ込んだ事もあるそうですよ。
■慶喜は更に、投稿写真の趣味もあったとか。
大政奉還してよかったな、と。これらを拝読して思いました。いや、こんな面白い将軍様なら、国民としては生ぬるく見守ってみたい気もするが・・・。ちなみにヨッシー(慶喜の愛称をいま決めた)はコーヒーが大好きだったそうです。
<バラ反響>
■自分は、春雨さんの二歳下の女ですが、もとより「百万本のバラ」を愛唱する女です。私だけじゃなく、同じ年の友人達にも多数、愛する人を知っています。多分天湖ゆり子(@ルナティック雑技団)が歌っていたのが印象的で、聞くようになったんだと思います。どっちも(バラもルナティックも)名作ですよね!
■あまり関係ないですが、「百万本のバラ」の君に感動しました。拍手ですごい長文(と書いて熱意と読む)!
百万本のバラの君って、すごくエレガントな通り名!この方は常連さんなのでいつも投稿を拝見するたび「今日も元気そうだなー」と嬉しくなります。この類まれなるパッション、お客様にも伝わってる!すごいよKさん。
そしてルナティック、名作です。生涯手放せない1作です。
<ジルオール>
■ジルの話題に飛びつき加減で一言!ネモさんのナッジ君へのコメントがオススメですはい。
■ジルオール面白いですよね!春雨さんはどのキャラがお気に入りですか?
ジル、人気ありますね。拙者、わりとナッジ系のキャラは好物です。いつか一緒にガルドランをしばきに行きます。お気に入りでなないのですが気になるといえばやはりベルゼーヴァ。新種のコーンス族ですかねあれ。
<聖闘士>
■清らかな友人に星矢を貸したら、「乙女にはまったw」と嬉々として報告されてしまいました。とんでもないことをしてしまった気がします…日本終わりだ!でも自慢の友人です。
乙女の強さは何度読み返しても反則です。一輝とタメはるくらいに反則です。美形な分、より反則度が増すかんじ。
そして本日の至高トリビアはこちら・・・
■野球ボールとジャガイモをすりかえて偽アウトを取った野手がいたそうだよ。アメリカに。その場でばれてマウンドからの永久追放を食らったが、今は野球の殿堂入りしているという噂がある。 野球ってそういうスポーツなんだね、きっと。
なぜイモ…!! (魂の叫び)
うん、良くわかったよ、野球ってそういうスポーツなんだねきっと・・・。
昔は映画館に高いお金出して何かを観に行く、という行為を、あんまり意味がわかんないなー等と思っていたのですが、今は「お金で買えない!プライスレス!」と一人でもいそいそと映画館に通うことが多くなりました。
テレビとやっぱり全然違う。スクリーンの大きさとかじゃなくてね。
書いてるうちにやっぱり観たくなって来た・・・夕方やっぱり行って来よう。
本日のネモさま(つうかネコ)
私とセラって今どんな感じ?と聞く主人公に、開口一番「・・・熱いねぇ」。さすが破壊神ウルグの円卓の騎士のひとり、悠久の時を生きていらっしゃるんですね、死語大好きですか。
このおネコさまはさらに「俺そういうのキライなんだよ。それって愛って奴?けっ」と吐き捨てました。
わ、セラに愛されてるんだ!という喜びと同時に、この口の悪いネコに対してなにか釈然としない気分でした。
さてこのゲーム『ジルオール』、さすが僕らのコーエー作、わりとネオロマンサーの皆様もご存知のご様子。
主人公は男女どちらかを選べ、ゲーム開始のイベントも選べるようになっています。
とりあえず女主人公(赤い髪)はいなくなった兄を探して、兄にやたらと思い入れがある寡黙な剣士・セラと旅に出ています。(『地図にもない村』)
このセラ、わりとイケメン。硬派なのか口数もすくなく、クールです。
しかし、主人公の兄が持つ剣“日光”と対の剣“月光”を持ち、主人公の兄探しにも助力してくれます。
すみませーん、ウチの兄とどのようなご関係でしょうか?
そこんところまずはっきりさせてください、じゃないとウカツに兄と再会させられやしないよ!!
主人公がまずすべきことは、街を訪れギルドで仕事を依頼され、解決しながら己の中に宿る「ソウル」を成長させること。そして行く先々で世界のナゾにせまる事件を解決したり、仲間が増えたりしていきます。
このゲームのシュールなところは、後々主人公の選択いかんによっては、主要キャラが死んでしまったり、世界の歴史が大きく変わってしまったりすることです。油断なりません。
そしてネモさまは今でこそネコのお姿をして「猫屋敷」にお住まいになっていますが、かつて封印された破壊神ウルグの円卓の騎士のおひとりであらせられます。
でも見た感じ猫なんですけど。多少ハデな。
そしてポジションは、ラブラブフラッシュの出来ない初期のメル(@アンジェリーク)です。
役に立たないことこのうえなし。
しかも口が猛烈に悪いので「オトモダチか、偽善的な響きだねー」とか不意打ちで言ってきたりするので、最初の頃はぎょっとしました。
現在、当方はセラのほかに、ネモさまいわく「・・・イイ奴なんだけどなー」な気弱のナッジ、子供に見えるのに実は三十路の親父レルラ=ロントン、孤児ルルアンタ(実は親父がすぐそばにいる)、超ツンデレなエルフのフェティ、魔道アカデミー最凶の劣等生ユーリス、渋すぎるドワーフのデルガド、そして超巨乳のエステル、合計8人の愉快な仲間たちがいます。
というかこのエステルが摩訶不思議。
行く先々で見かける、ボーイッシュな少女なのですが、なんだかやたらと主人公に対してモジモジモジモジしてきます。これ、主人公が男版だったら相当萌えるところですが・・・女だから。ごめん、女主人公ではじめちゃったから!
自分の首飾りと呼び合う不思議な水晶を主人公におしつけ「君が持ってて!・・・じゃないと、意味がないから」とモジモジ。
仲間に加わるときに「お礼は体で払うから」とモジモジ。
さらに旅先で何らかの用事があって戦線を離脱するときも「僕だって、君のそばにいたいのに・・・」とモジモジ。
何かおかしくない!?
どういうフラグ立ってんのこれ!?
狙われてる!なんというか狙われてる!
パーティーに加わる前、ネモさまにうかがったところ「盛り上がっちゃってんなーお前ら」と言われていた彼女と主人公。いざ仲間に加わった今、一体どれだけ盛り上がっちゃってるの!?
教えて!ネモさま!
ネモ:「チョットだけ友好的になりつつある。ただし、あくまでチョットだけ」
はい?
え?
なに、友好度さがってるの?
というかあんだけモジモジしておいて!?
気を持たせるだけ持たせておいて!?
やっぱさー、竜王とかモンスターとか倒してる場合じゃないよ、この世の女という女を倒さないと魔性は永遠に地にはびこるよ。
ということで主人公の旅は続きます。
おにいちゃーん、どこいるのー。
さて、ウェブ拍手です。
しょっぱなは、慶喜さま特集。
■慶喜は綺麗なお姉ちゃんに見惚れてチャリごと何処ぞの店に突っ込んだ事もあるそうですよ。
■慶喜は更に、投稿写真の趣味もあったとか。
大政奉還してよかったな、と。これらを拝読して思いました。いや、こんな面白い将軍様なら、国民としては生ぬるく見守ってみたい気もするが・・・。ちなみにヨッシー(慶喜の愛称をいま決めた)はコーヒーが大好きだったそうです。
<バラ反響>
■自分は、春雨さんの二歳下の女ですが、もとより「百万本のバラ」を愛唱する女です。私だけじゃなく、同じ年の友人達にも多数、愛する人を知っています。多分天湖ゆり子(@ルナティック雑技団)が歌っていたのが印象的で、聞くようになったんだと思います。どっちも(バラもルナティックも)名作ですよね!
■あまり関係ないですが、「百万本のバラ」の君に感動しました。拍手ですごい長文(と書いて熱意と読む)!
百万本のバラの君って、すごくエレガントな通り名!この方は常連さんなのでいつも投稿を拝見するたび「今日も元気そうだなー」と嬉しくなります。この類まれなるパッション、お客様にも伝わってる!すごいよKさん。
そしてルナティック、名作です。生涯手放せない1作です。
<ジルオール>
■ジルの話題に飛びつき加減で一言!ネモさんのナッジ君へのコメントがオススメですはい。
■ジルオール面白いですよね!春雨さんはどのキャラがお気に入りですか?
ジル、人気ありますね。拙者、わりとナッジ系のキャラは好物です。いつか一緒にガルドランをしばきに行きます。お気に入りでなないのですが気になるといえばやはりベルゼーヴァ。新種のコーンス族ですかねあれ。
<聖闘士>
■清らかな友人に星矢を貸したら、「乙女にはまったw」と嬉々として報告されてしまいました。とんでもないことをしてしまった気がします…日本終わりだ!でも自慢の友人です。
乙女の強さは何度読み返しても反則です。一輝とタメはるくらいに反則です。美形な分、より反則度が増すかんじ。
そして本日の至高トリビアはこちら・・・
■野球ボールとジャガイモをすりかえて偽アウトを取った野手がいたそうだよ。アメリカに。その場でばれてマウンドからの永久追放を食らったが、今は野球の殿堂入りしているという噂がある。 野球ってそういうスポーツなんだね、きっと。
なぜイモ…!! (魂の叫び)
うん、良くわかったよ、野球ってそういうスポーツなんだねきっと・・・。