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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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恋のテレフォンナンバー6700!わお!
と、ハイテンションで飛ばします。

ネタバレどんどんいくよー!


彼氏、腹黒伝説。


ということで、ヒロインの彼氏、ナオヤ君です。


リアルロデで、あいかわらず他の仮想キャラにフラフラするヒロインを、いつも温かく見守ってくれる彼氏。他に好きな人ができたの、と、しゃあしゃあと告げてくる恋人に、わかった、つらいけれど、君が幸せになれればそれでいいと、と、そっと身を引きます。
白の王子ルートでは特に、彼氏は常にヒロインに優しく、ヒロインが他の男とイチャこいた挙句に現実世界に帰らない、私このゲームの世界で新しい男と愉快に暮らすわ、とトンデモ発言をしても、分かった、君の幸せを祈ってる、と一人現実世界に戻っていく始末。何のために彼はここにいたのだ。
お前、それでいいんか!と、コントローラーをブン投げたくなることが続いたのですが、黒の王子ルートで、なんだか雲行きが変わってきた。
この彼氏、なんかおかしい。
いや、おかしいと言えばずっとおかしいんだけれど。
出てきた瞬間から相当おかしいんだけれど。

カッコよくてテニスの全国大会に出てしまうお勉強も出来るイケメン。
そんな人が、こんなゲームオタクの私の彼氏なんて、未だに信じられない。
そんなヒロインをかき口説く彼氏。
君がどんな服を着ていても、オレの気持ちは変わらないよ」
ここで彼氏が実はちょっとヒロインの服装に引っかかってたんだ、という新事実が発覚します。
・・・よかった、あれがダサいって思うの、私だけじゃなかったんだ・・・。
君が不安になるなら、何でもしてあげる、と彼氏はささやきます。
そんな風に、『自分はふさわしくない』なんて悩むヒロインのために―――

「もっと冴えない男になればいい?安心する?」

オレ冴えてるって、自信はあるんだ・・・。

「君はオレが初めて自分から好きになった子だから」

ナオヤ様、ワンマンショー。

さて、こんな甘いことを言ってくれる彼氏ですが、ゲームのところどころで「恋愛チェック」をすると『(ヒロインはナオヤに)相手にされてないぞ?』なんて診断されたりするので、当方ますます彼の愛情を疑うのである
こいつら付き合ってるんだよね?

ちなみにヒロインに惚れたのはナオヤからだそうだ。
ある日、ひよこ小屋でひよこに埋もれてうたたねしていたヒロインに、一目ぼれしたらしい。
アホだろお前?

旅を続けながら、ヒロインも訓練でめきめきと戦闘力を伸ばしています。
このゲームは、クリアデータを引き継いでいけるので、ヒロイン様はレベル90からスタートです。前半の中ボスくらいなら一撃で倒せます。
訓練の内容は「体力」「耐久力」等がありますが、「運」という項目もある。
運って、具体的になんだ?回避率とどう違うんだ?と思っていたら、訓練のあとで、ナオヤ君がいいました。

「あ!虹が出てる。君の運のおかげで、虹が見られたね」


そんな下らない能力いらねえよ!

いや、多分アイテム出現率とかに関係するんだろうけどさ・・・。

時々、彼の暗黒面が怖いときもありますが、真骨頂はラスボス戦。


実は魔王がナオヤに取り付いていたのだ・・・!


と聞いて、やっぱりか!!と当方思わず膝を打つのである。
そのくらい、ところどころ暗黒だった。
しかもナオヤは魔王が自分に取り付いているのを最初から知っていて、知らん振りをしていた。
そして表面に出てきた瞬間、自分の精神からたたき出した。
最強すぎる。
あまりの策士ぶりに、魔王も「お前、オレの部下にならないか。世界の半分をやる」と、初代ドラクエの竜魔王みたいな勧誘をしてきます。魔王にヘッドハンティングされとる
もちろん却下、あっさり魔王を倒し、じゃ、彼女を連れて帰るわ、とナオヤ。
元気で暮らせよ!と見送るキャラクターたち。

何だったんだこの時間。


エンディングでは、思いを通わせあった彼氏と一緒にゲームができるようになったヒロイン。
「積みゲーが増えちゃうな・・・それって、幸せが積みあがってるってことだよね」

積みゲー=幸せの量

すべてのゲーマーと同じ思考回路のヒロイン。
ナオヤ、お前こんな女のどこがいいんだ。
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