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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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映画「私の中のあなた」を観てきて、すごい絶望感におそわれました。
誰だあれをハッピーエンドだなんて言ったのは・・・。



さて、浮世の憂さはリアルロデで晴らします。
(なんだかんだと言って楽しみ始めている)

このゲーム、本当に幻想水滸伝の後になんかやっちゃ駄目ですね。
コナミの後にこのグラフィックはいじめだと思った。

白の王子一行は、ずんずんと魔王の白を目指します。
まあ何のひねりもないんですがね、ここのところは。
しかしこれは乙女ゲー、もちろん恋愛イベントも挟まっていますが・・・


これがまた!!
なんていうか・・・・萌え未遂なんですよ。
萌えるでもなく、萌えそうで萌えない、萌えかかったところで実は萌えない。
くわ~~~!!(ストレス)


たとえば。

私が的にしぼったのは、狩人の「シン」。
寡黙で冷徹で独自の価値観を持っている、不思議な美青年。
何度かイベントをかさね、少しずつお互いの距離も近づいてきて、まあなかなか順当にイベントはすすみました。
大きな事件ものり越えて、やっと二人の気持ちが通じかけた・・・!
そんな時、月夜に照らされた静かな部屋で、シンはこう言うのです。

「お前がいないと、これから先の道を、明るい色に染めることができない。俺が持っているのは、深く沈んだ色だけだから・・・」

ヒロインも、シンのそんな真摯な言葉に心打たれている様子。

「だから、俺と一緒に歩いてくれないか・・・?」

そして期待が高まる中・・・彼はこう言うのだ。



「二人で虹色の道が描けるように」


あーーがっかり!!!!!

人生でこんなにがっかりすることってそうそうないよ!!
萌えそうだったのにまさかの語彙センス!!!
なんだよ虹色って!!どういうセンスだよ!!
超がっかり、超萌え未遂。

そしてその後のスチル、見れば見るほどヒロインの服ダサい!!
薄々思ってたけどマジだっせぇ!!
なんであんなにダサいの?ダサいって言葉もダサいけれど、ダサいというのが一番ピッタリくる、多分このときに使用されるためにダサいという言葉は生まれた。


そしていよいよ魔王のいる島へたどり着いた。

シンはおびえるヒロインに、穏やかな口調で語りかけます。

「すぐに終わらせて、その先を進もう。お前とともに明るい色で染め上げる、新しい道を・・・


まだ言うか。
ひっぱるなこの話題。
虹色だか明るい色だかどうでもいいよ。
すでにお前らゴーイング・マイ・ウェイだよ。
いい加減気付け。
すでに歩んでるその道、変な色っぽいから。


そして現れる魔王・・・・・



やっぱその服だっせぇよ!!
ファンタジーだからって許される範囲じゃないよ!!
なんなんだよお前ら!!まじ鏡見たことあんのかよ!!

全身でつっこみたい。
でも最終戦でのルキアの「お前何様だ」発言に肩すかしを食らいつつ、なんとか魔王を倒しました。


もともと別世界からやってきたヒロイン。
彼氏のナオヤ君をさっくりと振った挙句(自分の彼女が堂々と仮想世界の男と浮気し、それゆえに別れ話までしたのに、ラスボス戦までちゃんと参加し、パーティーに気まずい空気を一切見せなかったこの彼氏の無償の愛と懐の深さには感動すら覚える)、ここでお別れだね!と見送ります。


そして迎えた、シンとのエンディング・・・・


ヒロイン:「これからも二人で(明るい色の道を歩こう。)キラキラと、溶け合って・・・」




エンディングまでひっぱるのか、その話題。




お言葉どおり、キラキラと明るい道を歩まれたご様子のお二人。
おめでとうございます。


2周目は、前回クリアしたデータを引き継げるらしいので、おそらくヒロインさまは一撃でモンスターを倒せる仕様になってますが、それでも「お前を守る」「君を守る盾になろう」と男たちはヒロインをかばってくださるのだろう。

そしてまた彼氏は恋人がせっせと浮気するのを、穏やかに見守るのであろう。

そして魔王の服装はダサいままなのだろう。



・・・よーし、もう1周!!(←だんだん楽しくなってきた)
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