本日、隣の席のイケメンが話しかけてきた。
実に1カ月ぶりである。
奴:「春雨さんは、ゴールデンウィークどこか行きましたか?」
私:「新潟に行きました」
奴:「新潟の、右ですか、左ですか?」
はい?
私:「???ええと、それはどういう・・・?」
奴:「上越とか中越とか、別れてるんでしょう?」
私:「ええと、その区分でいえば中越ですが・・・?」
奴:「じゃあ真ん中か―。左側はなんていうんですか、富山の方」
え?
奴:「ほら、こう、右と左と・・・」(ジェスチャー付き)
私:「・・・・新潟は京都を基準に分けられて、京都側を上越、下るに従い名称が変わります・・・が・・・」
奴:「だから左は?」
私:「・・・富山側は上越です」
奴:「左が上越かー」
私:「・・・いままで、新潟が横型だって認識はなかったんですが・・・縦だと認識してました」
奴:「え?だって地図を見ると、横じゃないですか!」
・・・・・・・・
えー・・・・・。
そういう見方もある・・・・かなぁ?
じゃあこの人の頭の中では、北海道も沖縄も、横並び??
経度が一緒ってこと??
ある意味、目からうろこが落ちました。
PR
異動後、一か月が無事終了しました。
終業のベルが鳴り、帰り支度をしている私に、この1カ月ほとんど私と関わってなかった上司(っていうか私は本社に来て誰とも関わっていない。孤立した部署なせいもあるが、みごとに空気と化している)が、話しかけてきました。
「一か月終わったね。今までの仕事とずいぶん違って、疲れただろ。本社って気づまりだしな」
いえいえ、そんな、私は何もしていません、むしろ副部長がお忙しそうなのに、手伝えなくてすみません、これからいろいろと勉強します、と、模範回答で返したところ、上司はとても慈愛に満ちた笑みを浮かべました。
「女の子にとって、異動って、転職にも等しいだろ。ずいぶんストレスたまってたんじゃないか?本当なら飲みに連れてってあげて、ストレス発散させてあげたいところなんだけど、ごめんな、俺、下戸だからな」
うちの会社にもこんな気配りのできる人がいたのか、とまず驚愕。
そして確信。
ほら!!!オッサンにとって、「飲み」って、超重要なんだよ!!
近頃、上司が誘っても飲みに行かない若者が増えていると聞くが、とんでもない話だ。嘆かわしい。彼らは別段、お前らと飲みたくて誘ってるんじゃない、気を使ってんだ、優しさなんだ、愛情表現なんだ、心配してるんだ、飲みの席じゃなきゃ言えない話を聞いてやろうと、俺も若いころ、こうやって上司に誘われて、いやいやついて行ったけれど、そこで垣間見た普段と違う上司の顔に、ああ、この人も苦労をしてきたんだなと、そこから生まれる連帯感とか、気安い空気とか、いろいろと励ましてもらったり慰めてもらったり、ちょっと情けないところも酒の席だからとながしてくれるあの不文律の中で、俺もずいぶんお世話になったもんだと、だからこそ、その『言わずもがな』の優しさのリレーを、お前ら若い世代に伝えてやろうと、照れくさくて「お前のことが心配だから飲みに行こう」とか言えないおっさんは、代わりに、断られるかもしれないとちょっとドキドキしながら「一杯、やってくか?」と飲むしぐさを添えて茶化して声をかけてくれるんだ、おっさんが誘う『飲み』は、コンパなどと比べ物にならないくらい深くて大きい男の愛が詰まってんだ・・・!!
と、感激のあまりうちふるえそうになったが、私も中身はオッサンなので、素直に言えず「お気持ちだけで十分です、来月もまたよろしくお願いいたします」と模範回答で帰ってきたけどな。(弱虫!)
数多のサラリーマンを見てきたが、やはり「オッサン」って、集団生活の中でいかに相手を傷つけずに生きていくかを極めて極めて極めつくした種族に思えてくる。
逆に、飲みに若い子を誘って、酔った勢いでパンツに手を突っ込んでくるオッサンは殺せ。
私は新人のころ、リアルにやられてトラウマになったことがある。
詳細は省くが、証拠写真を押さえ、「これ以上図に乗ったら裁判で訴える用意があります」と真顔で言ったことがある。
そしてときどき思う、こんな思いをしてまで働く意味はあるのか・・・と。
しかし好きなゲームを好きなだけやって、読みたい本を読みたいだけ読むためには、それぐらい屁でもねえ。
萌えの前にはすべてが瑣末な問題なのだ。
終業のベルが鳴り、帰り支度をしている私に、この1カ月ほとんど私と関わってなかった上司(っていうか私は本社に来て誰とも関わっていない。孤立した部署なせいもあるが、みごとに空気と化している)が、話しかけてきました。
「一か月終わったね。今までの仕事とずいぶん違って、疲れただろ。本社って気づまりだしな」
いえいえ、そんな、私は何もしていません、むしろ副部長がお忙しそうなのに、手伝えなくてすみません、これからいろいろと勉強します、と、模範回答で返したところ、上司はとても慈愛に満ちた笑みを浮かべました。
「女の子にとって、異動って、転職にも等しいだろ。ずいぶんストレスたまってたんじゃないか?本当なら飲みに連れてってあげて、ストレス発散させてあげたいところなんだけど、ごめんな、俺、下戸だからな」
うちの会社にもこんな気配りのできる人がいたのか、とまず驚愕。
そして確信。
ほら!!!オッサンにとって、「飲み」って、超重要なんだよ!!
近頃、上司が誘っても飲みに行かない若者が増えていると聞くが、とんでもない話だ。嘆かわしい。彼らは別段、お前らと飲みたくて誘ってるんじゃない、気を使ってんだ、優しさなんだ、愛情表現なんだ、心配してるんだ、飲みの席じゃなきゃ言えない話を聞いてやろうと、俺も若いころ、こうやって上司に誘われて、いやいやついて行ったけれど、そこで垣間見た普段と違う上司の顔に、ああ、この人も苦労をしてきたんだなと、そこから生まれる連帯感とか、気安い空気とか、いろいろと励ましてもらったり慰めてもらったり、ちょっと情けないところも酒の席だからとながしてくれるあの不文律の中で、俺もずいぶんお世話になったもんだと、だからこそ、その『言わずもがな』の優しさのリレーを、お前ら若い世代に伝えてやろうと、照れくさくて「お前のことが心配だから飲みに行こう」とか言えないおっさんは、代わりに、断られるかもしれないとちょっとドキドキしながら「一杯、やってくか?」と飲むしぐさを添えて茶化して声をかけてくれるんだ、おっさんが誘う『飲み』は、コンパなどと比べ物にならないくらい深くて大きい男の愛が詰まってんだ・・・!!
と、感激のあまりうちふるえそうになったが、私も中身はオッサンなので、素直に言えず「お気持ちだけで十分です、来月もまたよろしくお願いいたします」と模範回答で帰ってきたけどな。(弱虫!)
数多のサラリーマンを見てきたが、やはり「オッサン」って、集団生活の中でいかに相手を傷つけずに生きていくかを極めて極めて極めつくした種族に思えてくる。
逆に、飲みに若い子を誘って、酔った勢いでパンツに手を突っ込んでくるオッサンは殺せ。
私は新人のころ、リアルにやられてトラウマになったことがある。
詳細は省くが、証拠写真を押さえ、「これ以上図に乗ったら裁判で訴える用意があります」と真顔で言ったことがある。
そしてときどき思う、こんな思いをしてまで働く意味はあるのか・・・と。
しかし好きなゲームを好きなだけやって、読みたい本を読みたいだけ読むためには、それぐらい屁でもねえ。
萌えの前にはすべてが瑣末な問題なのだ。