本当なら今日中に「ゼロ・サム型交渉とプラス・サム型交渉の利点とディベートにおける基本スタンスを戦術として確立してまとめあげる」レポートを書かなきゃいけないんですが、開始30分であきらめた。
ムリムリ、そもそも私は誰かを説得したり論舌たたかわせんの嫌いだもん、どうでもいいじゃん、皆が良くなれば、ならないなら最初から争うのやめようよ、というヤル気の欠片も見せずに今日まで生きてきました。
なので現実逃避として思い切りネット立ちあげてみる。
爪をいたわりながら、ちまちまとキーボードを打ちます。
で、CMについて、つらつらと書きます。
先日、家族でテレビを見る、という、「春雨家はじまって以来のほのぼの家族団らん」をしていたところ、テレビでは「いすゞトラック」のCMがはじまりました。
トラックが映し出され、バックでは女性の伸びやかな歌声が流れます。
父:「お父さん、全部のCMの中で一番この歌が好きだ」
多分多くの方が耳にすれば「ああ!あれか!」と思い至ると思うのですが、とりあえずそれほど派手な曲ではアリマセン。なのになぜ。
父:「今まで聞いたどのCMソングよりも、これが一番好きだ」
するとそれを聞いた母が、はっとした表情で言うのです。
母:「私もつねづね思ってた!」
ものすごい疎外感を味わいました。
父と母の心がいま、1曲のCMソングによって一つになってる・・・!
そりゃあ、別に嫌な歌とは思わないけど、これがナンバーワンだ!といわれても。
なんというか、地味なところを選んだなー・・・。
いまネットで調べてみたら、なんかこんなにすごいことになっていた。オーケストラバージョン!?
走れ走れ!いすゞのトラック!いい仕事してるぜ!
http://www.isuzu.co.jp/museum/song/index.html
CMで使われた歌がブレイクする、というのはよくあります。が、CMのために作られた専用ソングで一番、といわれると悩むところですが・・・
私はやっぱり「ニャンまげに飛びつこう」だ。
あれはCM自体も歌も最高傑作だと思う。
ちなみにニャンまげのキャラデザをしたのは博報堂の社員さんであり、この人は他にTBSのマスコットキャラのブタ、auのリスモのリス等をデザインしています。やっぱりニャンまげが最高傑作だと思う。
私の野望の一つに「ニャンまげにとびつきたい」というものがある。
飛びつく前には一言かけないとニャンまげ(の中の人)が転倒してしまうので気をつけよう。
ちなみに鍛えられたニャンまげは「大人2人、子供なら5人くらいは飛びついても大丈夫」なのだそうだ。
参考文献:http://www.interq.or.jp/tokyo/ohata/yuuenchi/01guide/3kantou/edo/charamage.htm
私が覚えている一番古いCMといえば「東京団子の切り餅」です。
紙芝居のようなキャラが出てきて
「これなんですか?」(一定の音で、機械のように台詞を読む)
「東京団子の切り餅です」(同上)
これを2回くりかえして爆笑するという、ナゾのCMでした。インパクト大。
私が幼稚園のときにひたすらこのCMの真似をしていたという、親族からの証言が続々と出てきて困惑しています。みんな、忘れてくれ。
そしてインパクト大といえば「パールライス」も捨てがたい。
あれは一部(関東以北?)でしかやっていないようですが。あれは爆笑する。
いま、パールライスのHPに行ったら、しれっとあのCMをなかったことにしている。
あれだよあれ!女の人がひたすらしゃもじを持って「♪パッパパパッパ 『パールライス・・・』」ってつぶやくやつ!
無洗米のCMとかじゃなくて!!
CMのキャッチコピーも冴えたものが多い。
ウィスキーのCMで
「何も引かない、何も足さない」
は、私の人生のテーマにもなった。
また、
「恋は遠い日の花火ではない」
は、しびれた。
いつもよく目にする分、気にも留めないCMたち。
しかし、私は「一度しか見たことがない」のに「どうしても忘れられない」CMがたった一つだけ存在する。
いまから10年位前に、一度だけ見た、(たぶん)ゼブラのカラーボールペンのCM。
おそらく内容的にクレームが来て放送自粛を求められたものと推測する。
内容は以下の通り。
うろ覚えですがこんな感じだった。
黒地に白エプロンのメイドが、中年男性とベッドに腰かけて見詰め合っている。
そこへ、この屋敷の奥方と思わしき女性が部屋に入ってくる。
動きをとめる奥方。
怒気もあらわに、メイドを睨みつける。
奥方:「まあ!この私に赤っ恥をかかせて・・・!」
メイド:「赤・・・?奥様は本物の赤をごらんになったことがありますか?」
時は流れ、旦那さまの葬儀の席で、(おそらく遺産のことについて何か申し出たっぽい)メイドに対し、奥方は身を震わせて面罵する。
奥方:「なんて腹黒い・・・!」
メイド:「黒・・・?奥様は本物の黒をごらんになったことがありますか?」
そして画面にはキャッチ。
本物の色を教えてあげる。
ゼブラ カラーボールペン。
見た瞬間「すげえ!!!」と絶叫してしまった。
色んな友人たちにこの話をしたが、見ていたものはたった一人だけだった。
どなたかあのCM覚えてらっしゃる方、いませんか!?
詳細もとむ!!
テレビのCMは「もったいないおばけ」とか、大人になっても結構忘れない大切なことが盛り込まれている。
たった数分でドラマが出来上がる。
ちなみに話はそれるのだが、とあるカラオケの機種で配信されている、鈴木京香主演の「カーナビ」というごく短いドラマ(全3話)は静かな感動を呼ぶ。カラオケに行かれた際はぜひ。
ムリムリ、そもそも私は誰かを説得したり論舌たたかわせんの嫌いだもん、どうでもいいじゃん、皆が良くなれば、ならないなら最初から争うのやめようよ、というヤル気の欠片も見せずに今日まで生きてきました。
なので現実逃避として思い切りネット立ちあげてみる。
爪をいたわりながら、ちまちまとキーボードを打ちます。
で、CMについて、つらつらと書きます。
先日、家族でテレビを見る、という、「春雨家はじまって以来のほのぼの家族団らん」をしていたところ、テレビでは「いすゞトラック」のCMがはじまりました。
トラックが映し出され、バックでは女性の伸びやかな歌声が流れます。
父:「お父さん、全部のCMの中で一番この歌が好きだ」
多分多くの方が耳にすれば「ああ!あれか!」と思い至ると思うのですが、とりあえずそれほど派手な曲ではアリマセン。なのになぜ。
父:「今まで聞いたどのCMソングよりも、これが一番好きだ」
するとそれを聞いた母が、はっとした表情で言うのです。
母:「私もつねづね思ってた!」
ものすごい疎外感を味わいました。
父と母の心がいま、1曲のCMソングによって一つになってる・・・!
そりゃあ、別に嫌な歌とは思わないけど、これがナンバーワンだ!といわれても。
なんというか、地味なところを選んだなー・・・。
いまネットで調べてみたら、なんかこんなにすごいことになっていた。オーケストラバージョン!?
走れ走れ!いすゞのトラック!いい仕事してるぜ!
http://www.isuzu.co.jp/museum/song/index.html
CMで使われた歌がブレイクする、というのはよくあります。が、CMのために作られた専用ソングで一番、といわれると悩むところですが・・・
私はやっぱり「ニャンまげに飛びつこう」だ。
あれはCM自体も歌も最高傑作だと思う。
ちなみにニャンまげのキャラデザをしたのは博報堂の社員さんであり、この人は他にTBSのマスコットキャラのブタ、auのリスモのリス等をデザインしています。やっぱりニャンまげが最高傑作だと思う。
私の野望の一つに「ニャンまげにとびつきたい」というものがある。
飛びつく前には一言かけないとニャンまげ(の中の人)が転倒してしまうので気をつけよう。
ちなみに鍛えられたニャンまげは「大人2人、子供なら5人くらいは飛びついても大丈夫」なのだそうだ。
参考文献:http://www.interq.or.jp/tokyo/ohata/yuuenchi/01guide/3kantou/edo/charamage.htm
私が覚えている一番古いCMといえば「東京団子の切り餅」です。
紙芝居のようなキャラが出てきて
「これなんですか?」(一定の音で、機械のように台詞を読む)
「東京団子の切り餅です」(同上)
これを2回くりかえして爆笑するという、ナゾのCMでした。インパクト大。
私が幼稚園のときにひたすらこのCMの真似をしていたという、親族からの証言が続々と出てきて困惑しています。みんな、忘れてくれ。
そしてインパクト大といえば「パールライス」も捨てがたい。
あれは一部(関東以北?)でしかやっていないようですが。あれは爆笑する。
いま、パールライスのHPに行ったら、しれっとあのCMをなかったことにしている。
あれだよあれ!女の人がひたすらしゃもじを持って「♪パッパパパッパ 『パールライス・・・』」ってつぶやくやつ!
無洗米のCMとかじゃなくて!!
CMのキャッチコピーも冴えたものが多い。
ウィスキーのCMで
「何も引かない、何も足さない」
は、私の人生のテーマにもなった。
また、
「恋は遠い日の花火ではない」
は、しびれた。
いつもよく目にする分、気にも留めないCMたち。
しかし、私は「一度しか見たことがない」のに「どうしても忘れられない」CMがたった一つだけ存在する。
いまから10年位前に、一度だけ見た、(たぶん)ゼブラのカラーボールペンのCM。
おそらく内容的にクレームが来て放送自粛を求められたものと推測する。
内容は以下の通り。
うろ覚えですがこんな感じだった。
黒地に白エプロンのメイドが、中年男性とベッドに腰かけて見詰め合っている。
そこへ、この屋敷の奥方と思わしき女性が部屋に入ってくる。
動きをとめる奥方。
怒気もあらわに、メイドを睨みつける。
奥方:「まあ!この私に赤っ恥をかかせて・・・!」
メイド:「赤・・・?奥様は本物の赤をごらんになったことがありますか?」
時は流れ、旦那さまの葬儀の席で、(おそらく遺産のことについて何か申し出たっぽい)メイドに対し、奥方は身を震わせて面罵する。
奥方:「なんて腹黒い・・・!」
メイド:「黒・・・?奥様は本物の黒をごらんになったことがありますか?」
そして画面にはキャッチ。
本物の色を教えてあげる。
ゼブラ カラーボールペン。
見た瞬間「すげえ!!!」と絶叫してしまった。
色んな友人たちにこの話をしたが、見ていたものはたった一人だけだった。
どなたかあのCM覚えてらっしゃる方、いませんか!?
詳細もとむ!!
テレビのCMは「もったいないおばけ」とか、大人になっても結構忘れない大切なことが盛り込まれている。
たった数分でドラマが出来上がる。
ちなみに話はそれるのだが、とあるカラオケの機種で配信されている、鈴木京香主演の「カーナビ」というごく短いドラマ(全3話)は静かな感動を呼ぶ。カラオケに行かれた際はぜひ。
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COMMENT
記憶
こんにちは。
レポートは終わりましたでしょうか?
私も理路整然と自分の意見を述べるのが苦手です。
現実逃避してしまう気持ちがわかる。
春雨さんが、いろいろなCMを紹介してくれましたが、全然覚えていませんでした。
唯一わかったのがパールライス。
これ、何パターンかありませんでしたっけ?
スーツのお兄さんが真顔で右を向いて
「パッパッパパッパ・・・『パールライス』」
左を向いて
「パッパッパパッパ・・・『パールライス』」
とかいうパターンもあった気がするのですが・・・。
自分の記憶に自信なしです。
しかし、ゼブラのCMはすごいですね。
み、見てみたかった・・・。
私が印象に残ってるのは、「インドの山奥電報打ったラ~ッキョが転がり~きんだ拍子二~年の春だ予~習も忘れて~んか一品○○○」
って、重要な商品名忘れてるんですけど・・・。
あと、好きだったのはJRのクリスマスEXPRESSの初代CM。
牧瀬○穂が、プレゼントを抱えて駅まで彼氏を迎えに行くという設定でした。
ストーリー仕立てのCMは面白いですね。
レポートは終わりましたでしょうか?
私も理路整然と自分の意見を述べるのが苦手です。
現実逃避してしまう気持ちがわかる。
春雨さんが、いろいろなCMを紹介してくれましたが、全然覚えていませんでした。
唯一わかったのがパールライス。
これ、何パターンかありませんでしたっけ?
スーツのお兄さんが真顔で右を向いて
「パッパッパパッパ・・・『パールライス』」
左を向いて
「パッパッパパッパ・・・『パールライス』」
とかいうパターンもあった気がするのですが・・・。
自分の記憶に自信なしです。
しかし、ゼブラのCMはすごいですね。
み、見てみたかった・・・。
私が印象に残ってるのは、「インドの山奥電報打ったラ~ッキョが転がり~きんだ拍子二~年の春だ予~習も忘れて~んか一品○○○」
って、重要な商品名忘れてるんですけど・・・。
あと、好きだったのはJRのクリスマスEXPRESSの初代CM。
牧瀬○穂が、プレゼントを抱えて駅まで彼氏を迎えに行くという設定でした。
ストーリー仕立てのCMは面白いですね。