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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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日本人にとっての「山」と言うのは、古来より信仰の対象でした。

そんな原風景を思い出させる景色が、そこここにありました。




岩を見ては祠を立て、滝を見ては鳥居をもうけ。

あと山道のふとしたところに、コップ1個分くらいの小さな小さなお社と、小さな小さな鳥居があって、しかも注連縄が真新しかったから、定期的にお供えに来ている人がいるんだと、不思議な気持ちになった。



散りすいた山桜には、お社が良く似合う・・・。



でもそんなの関係ねえ!!

新鮮な川魚の塩焼きと、冷たいビールで登山の疲れを癒します。
これで温泉さえあったら最高なんだけどな!



川の水が碧玉の色。
水の勢いもさるものながら、断崖絶壁から見下ろす風景は圧巻。
この近くには水神さまのお社もあり、そうだよなぁ、昔の人はこのあたりは人間の立ち入って良いところじゃないって、畏怖しただろうなぁ、という景色が目白押し。



DA YO NE !!

都内には野生の熊がいます。
皆様も道中お気をつけてください。

でもでも、本当に楽しかった!!
何度でも行きたい。
疲れなんて感じなくて、むしろ嫌なことを全部キレイに洗ってくれる時間を過ごせた。
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旅と言うほどではないのだが、御岳山に行ってきました。
会社休んで。(どれだけストレスフル・・・)

まぁ、叔母(母の妹)が上京してきたのですが、彼女がどうしても登ってみたいと仰るので、やらいでか!と母ふくめ女三人ぶらり御岳山の旅に出ました。

ゴールデンウィークに超オススメ!
マジ怖い!!(←ポイント)
そんな御岳山の魅力をご紹介します(笑顔)



はい、もうのっけからツッコミどころ満載です。無防備です御岳山。
一番肝心なところが読めません!
具体的には何に注意すればいいというのか。

とにかくどんなに穏やかに見えても山は山。
皆様もおでかけの際には、十分注意して安全に登山をお楽しみください。




お天気は曇りがちでしたが、芽吹いたばかりの若葉が、そこだけ陽がさしたみたいに明るい色彩で、見るたびに目に嬉しい。
平日だったこともあり、鳥の声と水音と、ときおり風が吹く音しか聞こえませんでした。
空気もとても気持ちよかったです。
無心に歩いているとひたすら清々しく、ストレスなんて吹き飛びます。
本当に、ただ、気持ちが良い。
至福のひととき。



正直、ここが一番怖かった。
天狗岩なるものがあり、巨大な岩石に木の根っこがまとわりついていましたが・・・
足場ほぼゼロのここを、画面向かって右側にちょこっとだけ映っているチェーン・・・
これだけを頼りによじ登るのです。
ほぼ垂直です。

怖くてこれ以上登れませんでした。
(負け犬の告白)

いや、登るのは良い、ただ降りるときね・・・
一歩間違うと、足元がめっちゃ絶壁なんですよ。
踏み外したら間違いなく大怪我ですよ。
大人になってからこんなに純粋に「恐怖」を感じたのは久々でした。
怖いって感情を思い出させてくれてありがとう天狗岩・・・。
ちなみに画面左側、木の陰にちまっと映っているのは、天狗様の祠です。
なぜこんなに映りが悪いかと言うと、足場のない岩にしがみつき、チェーン片手にプルプル震えながら必死に激写した一枚だからです。
くっそー次は絶対にちゃんとのぼって祠にお参りするんだ・・・・・!




ほぼ垂直の崖を這うようにおり(一応仮設階段が備えてあったが、傾斜が急すぎてほとんどはしご状態)、しばらく行くと、目の前にあらわれる「七代の滝」。
この写真だとうまく伝わらないのですが・・・滝つぼが、そこだけ岩を優しくくりぬいたような形状になっていて、不思議と穏やかな滝。
山の奥にこういう場所があったら、そしていきなりこういう風景に出くわしたら、不思議な力が宿っている神聖な場所と、人の目には映るかもしれない。
本当に不思議な滝でした。

でも見に行くの超怖いから注意して!!
(小さいお子様には無理だと思われる)





おまけ
本日のおやつ。

冷たい川の水でキンキンに冷やしました。
格別に美味しかった!!



ちなみに、御岳山にはいくつかの登山ルートがあり、我々は3時間コースを歩きました。
そして・・・そこから別ルートで渓谷を目指したため、合計6時間、山道を歩いた計算になります。

今日は筋肉痛でほとんど動けません(負け犬の告白)

他にもいろいろとオススメスポットがございますので追々。

しかし今宵は、また別の親戚(母の姉)が合流し、我が家では酒池肉林の宴が催される予定なので、体力温存せねばなりません。
健康的なのか不健康なのか、両極端な春雨一族。
京都の混雑は、死人が出ないのが不思議なほどであり、訪問者がのきなみヲタクであったならば、どんなに混雑をしようとも有明のごとき秩序も生まれようというものを。

そんな中で名所を巡るのだから、時間はタイトである。

しかし、それでも、どうしても行きたい場所があり、まだ夜も明けきらないうちから、目指した場所がありました。


神泉苑。



まあとうぜん、開いてないわな、朝の5時半なんてね!
だけど、この時間帯しか自由に動けなかったんだ・・・
見たくても見られない、チラリズム、京都。
いつか絶対見てやる!


帰り道に見つけた消火用水。


ものすごい小さなバケツで、火事が発生した場合、役には立たない気がするが、きっと昔の名残なんだろうなと。不思議京都。



さあ、目指すぜ、神護寺!!



素晴らしかった・・・!
・・・石段も含めて・・・。
神護寺に至るまで、長い長い長い石段を登る必要があるのですが、帰り道、すれ違おうとした女の人に息も絶え絶えに「これで(石段は)終わりですか?」と聞かれ「・・・・・そこの踊り場(?)の上に、2回くらい同じ石段が続きます」「・・・・・・。ありがとうございます」という会話がなされました。ふぁいと!
実際、神護寺の開山は朝の9時からだったのですが、早く着きすぎた観光客が寒さにぶるぶるしながら待っていたら、ほんのちょっと早めに門をあけてくださいました(あくまでこれはご厚意による特別であり、普段は9時です)。その親切に、神護寺への好感度アップ。
参拝をしていたら「奥に入ってもいいですよ」と、作務衣をきた、やたらと目の澄んだお坊さん(見習い)がうながしてくれた。てっきり、国宝だし、入っていけないのかと思っていたが、「え?いいんですか?本当に?」と確認しつつ、如来様の前へ。触ったり汚したりしなければいくらでも見ていいですよというスタンス。性善説というか。うたがうこともしない。
神護寺への好感度、ますますアップ。



神護寺への好感度、MAX!!
やばい、急展開だ!!
そ、そうか!!遙か2であったよねこのイベント!!
某八葉と、かわらけを投げたね!!ここだったのか!!

1枚100円のかわらけ。うまい人は、ものすごく遠くまで飛ばしていた。



ちなみに、かわらけを投げるのは、この谷に向かって。
下にふつうに人が歩いているのが見えるのだが、ぶつかったりとか事故はない様子。

神護寺が大好きになった!
ちなみに、すぐ近くの御茶屋で、双子の男の子が働いていた。
髪型もメガネもそっくりで、最初は「ドッペルゲンガー!?」とびっくりした。
多分双子だと、好みの髪型も、趣味も似てくるのだろう。
よく見ると、片方が無駄な抵抗といわんばかりに、髪の一部を染めていた。
無駄な抵抗だよおにいさん。



次回予告「高山寺」!
鳥獣戯画、その名に反してはたして本当に鳥は描かれていないのか!?
ただいま!!

そして聞いてください、京都がいかにチラリズムだったかを!!



いやー、混んでるだろうなとは思っておりました。
でもどこか油断していたことをここに告白いたします。
混んでるって言ったって、通勤ラッシュまっさかりの朝のJRほどじゃないだろうと。
山手線、中央線、埼京線・・・あれらの混雑に比べれば、3連休の帝都もたわいなかろうと。
思っていたその愚かさをここで懺悔したい。

なにあれ!?

全国から、私のような田舎者が、、冥途のみやげに一目秋の京都を・・・!なんて思ったがためにあの大惨事ですよ。
媚でも自嘲でもなんでもなく、純然たる感想として申し上げますが、あれ、地元の人、超迷惑じゃね??
車ひとつも出せやしない大騒ぎですよ。ハンパない混雑、混んでいるというよりも人が道の端から端までビッチリ、正気の沙汰じゃない。

・・・それでも行く価値のあった秋の京都!


しかし、京都のチラリズムぶりは私の涙を誘った!

まずは悔恨のチラリズム、行ってみよう!





★チラリズムその1 「大原」

京都入り初日、大原から始まりました。
正直、今回ものすごく楽しみにしていたのが寂光院。
言わずと知れた、健礼門院の終焉の地。
平家最後の生き残りの后。
一族が海に消え、自分も後を追ったのに源氏のやつらめ空気読まないから熊手なんかで引き上げくさりやがってくっそう、的な。
そんな女性が、我が子も失い、もはや一族の菩提を弔うしか生きる糧のない毎日を過ごした寂光院。
当時のままであるというその庭だけでも一目、と思ったのだが。
京都への道はすさまじい混雑で、大原にたどり着いたときには、お寺の閉山の30分前。
三千院か、寂光院か、どちらかしか選べませんでした。
正直、寂光院の方が心引かれる。
けれど、ここで三千院に行かないなんてもったいない!!
苦悩のすえ、三千院に。
近くまでは行けたのに、見ることがかなわなかった寂光院。
悔しい。ものすごく悔しい。
そうか、これはある意味チラリズムだ!
そんなことを思いつつ、三千院を堪能。



綺麗でした。

一生のうち、こんなに「美しいもの」を見られる機会なんて、そうそうない。



まるで、そこだけ明かりが灯ったように、夕日に照る紅葉の彩りは、目に焼きつきました。
写真ではとても切り取れない。
あの空気の中で、不意に見上げた空にある朱。ただ、美しい。
正直、途中にある三体の仏像、中央の仏様をじっと見つめていたら、涙が出てきました。
なぜか判らない。



そして日が暮れ、山の稜線が不思議な暗さをたたえる藍色にそまり、空気も冷え冷えとした大原で、ふと思うのです。
三千院ですら、こんなにも寂しい夜が訪れるのならば。
寂光院は、ましてや当時は、いかばかりか、と。
これよりも底冷えのする静寂、真っ暗闇、そこで、最後の生き残りの姫は何を思ったのだろうかと。
海に沈んだ我が子を、なでた指に絡まったであろう髪の毛の感触を、思い返しただろうかと。
しわの深くなった母の口元を、どこか寂しく、誇らしく思い返しただろうか、と。
そしてやはり後を追いたいと、狂わんばかりに胸をかきむしった夜は一度もなかったのだろうか、と。
それはもちろん、今の感覚と当時の感覚はチガウだろうけれど。
それでもこんなに寂しく肌に厳しい晩秋を、一人で経て、何も感じない人間がいるのだろうか。
感じなかったとしたら・・・・それは何故なのか。
仏への信心だけで、人はそんなにも明鏡止水のごとき心に至れるものか?

寂光院、いつか絶対に訪れたい場所です。
できれば、夕暮れ。
夕闇の迫るその直前。
この目で、肌で、空気を感じ取りたい。


★チラリズムその2 「清水寺」


混んでる、なんてもんじゃなかった!!
ムスカじゃないけれど、人々がゴミのようだったよ!!
清水寺の参道の坂、そこをみっちりと人垣!夜の9時に!!
「こちら清水寺です!夜間特別参拝、入場は9時半までです!まだの方はお急ぎください!」そんな放送が入る。無茶だ!この人員がそれまでに入場を済ませられるとはとうてい思えない!
人の事はいえないがクレイジーだ!!
正気の沙汰じゃない混みよう!!




なんか強そう!!!



世界遺産がライトセーバー背負ってるよ!!

清水の舞台が落っこちないのが不思議だった。
押し合いへし合い、人じゃなくて肉の塊の一斉おしくらまんじゅう。

せっかくのご開帳、ところがハンパのないこみように断念。
遠くから、足元だけ、その秘仏といわれた国宝の姿を拝見しました。


まじチラリズム!!


しかし、正気の沙汰じゃない、
いや、まじで。

こうして京都入り、一日目はチラリズム尽くしで終わりました。

全部見られそうで見られない。

京都はまさしく日本文化の最骨頂だ!!
そっちの意味でも!

世界的に珍しい漫画ミュージアムまであるしね!
そこで限定の「風と木の詩」のグッズとかいつか買ってやる!
旅、というほどでもないのですが「ひゃっほーい、運命迷宮のダンジョン探しにいくぜーーー!」と、鎌倉・江ノ島方面に足を運びました。(非常に頭の悪い動機)


まずは江ノ島。
裏っかわに、龍にちなんだ洞穴があるというので、どれどれ、白龍はいるかのぉ、と、探検。



問答無用でロウソクを渡されました。


こええええええまじこえええええええ!!
くらいよせまいよ天井低いよーーーーー!!!あぶねええええ!!
昭和47年ごろに、「危なすぎる」といって閉鎖されていたこの洞穴、平成5年に再び観光できるようになりました。
自然の力ってすげえなぁ、と思う反面、人間って本当に馬鹿だなぁ・・・と脱力するアトラクションもあり、けっこう面白かったです。特に龍。(強調)。人間って馬鹿だ。だからこそ愛しい。



天気がいいと、岩だたみで遊べます。
手前に、超・亀
いつ、だれが彫ったのかは不明(自然にてきたものではないらしい)。
ものすごいおじいちゃんが「昔はこれに乗って遊んだもんじゃぁ」と証言しているらしいので、多分、戦前にはすでにあったかも・・・くらいしかわかっていないらしい。意外とアバウトな観光名所。




鶴岡八幡宮の舞台の改装がやっと終わっていた。
学生時代以降、何度いっても改装中だったので、本当に久々に見た。
あらゆるみやびやかな楽器が配置され、マイクまで装備されていた。
時代の面影と現代のスタイルが融合。
ニュー☆ジャパニーズスタイル!



そのほか、その日にとれた生しらすや、新鮮な釜揚げしらす等、産地特有の美味を食らって帰りました。
本当は長谷寺や大仏さまも見たかったんですけれど、ハンパない混み具合で断念。
江ノ電が、JR中央線ばりにギュウ詰めで、乗車率400%行ってるんじゃないかというありさまで、ホームに人が乗り切れない異界と化していた。
あんなに混んでいたら、譲も電車の中で神子をかばってるゆとりなんざ無かろう。

久々に遙か3がやりたくなりました。
リズのシナリオあたりを。(譲じゃないのか!)
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