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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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正直、なめていました。

テレビのCM等で耳にしたことはあった「東武ワールドスクウェア」。

世界中の建物の模型があるところでしょ?
25分の一スケールでしょ?
時間つぶしに行っちゃう?
きっと陳腐で、ちゃちくって、すぐに回り終わっちゃうよー。


・・・なんて思ってたんですけどね。


うわ、イメージキャラクターの男女、「飛夢(トム)と舞夢(マイム)」だって、最近の子供にリアルについてそうな名前をまたつけたもんだねえ。


・・・なんて話してたんですけどね。


実際に行ってみると、入り口にトムとマイム(着ぐるみ)がスタンバっていた。


うわーめっちゃこっち見てる。ガン見してるよトムとマイム。
やだー写真撮っておく?やつらに乗っかっておく?
まー空気読むとそうなるわな。
行ってやるか・・・。

・・・・とか言ってたんですけどね。


案の定、写真いっしょにうつってーvとトムとマイムに近づいたら、トムが両手を広げて私に抱きつこうとしたので「ちっ中身絶対オッサンだぜこれ。さわんなエロ親父!」と内心ドン引きしたりしてテンション最悪だったんですけどね・・・



!!



!!!



まじですげええ!!


精巧すぎて、腰抜かした!!

本気だ!

作った人たち本気だ!!

命がけだよ!!!命かけて作ってるよ!!



お子様も食い入るように見ています。




しかし東京タワーと自由の女神が山間に同居するこの混沌・・・


すべての模型が精緻。精巧。絶品。格別。

本当にすごくて、ずっと感嘆のため息の連続。




万里の長城でテンション最高潮、東武ワールドスクウェアまじすげえええ!!
あーーー楽しかった!!


・・・と思った瞬間。


「あと29の展示物があります」




あと29も!?



この時点で2時間は経過。



あーーーーもうなんかおなかいっぱい・・・・




ですが、心のそこから愉しめました。

チャチなものは1つもなかった。



東武ワールドスクウェア。
お盆の時期には夜のライトアップもしています。
おすすめ。
日光に行ったなら、これは見なきゃ。
日本人の職人魂、世界中に自慢できるよ。
ここまで本気で取り組めるのは日本人だけだよ!

見学の際には、双眼鏡(細部までじっくり見なきゃ損!)と日傘(敷地内意外と広い!)を持って行くとよいですよ。
今はもう、ここでしか見られない(ニューヨークのあれとソウルのあれ)もあります。





さて、いよいよこのあと、私の10年越しの夢がかなうか否かの、今までの人生で有数の緊迫が私を襲った・・・


すれ違い、錯綜し、本気でやりきれなさに泣いた・・・

やはり、奴に会うことは夢なのか・・・

みうらじゅん氏でさえ、一日がかりで会えなかったという奴に、私が叶うはずなどなかったのか・・・




次回、運命の最終決戦。


「日光、最高!~ニャンまげに飛びつこう!」





衝撃の新事実に、私は打ちのめされた!!!


「こんなはずじゃ・・・・・・!!!」 (つづく!)
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・・・というか。
作家の氷室冴子さんが亡くなられましたね。
友人がメールで教えてくれたんですが・・・ああ・・・なんだろう、この喪失感。
まだお若いのに、ご病気とは返す返すも残念。
彼女の「銀金」の続きを、本当に高校時代からずっと待っていた。
けれど、それはもう永遠に読めない。
本当に大好きな作家さんの一人でした。
ご冥福をお祈りいたします。
なんかもう泣けてきた・・・なんだろうねこの気持ちは・・・。




気を取り直して二荒山神社。



なんかすごそうですなあ(心の声)




どれどれ、この先ですか、ふむふむ・・・


・・・・



・・・・・・・・・・・・・・




!!




!?


・・・まあ、たしかに上記のようなものもあり、面食らったのは本当ですが・・・
すごかった。
東照宮のような華々しさはないけれど、「山を崇めている」というのが、一目見て、すぐにわかるいでたちで。
ご神木の荘厳さは、写真にはとてもおさまりきれませんでした。
つくづく、雨が降っていてよかった。
あの神秘的な感じ、山に雲がかかり、靄が立ち込め、全ての色彩が白く淡くにじんでいる中、山を背にする趣きある神社のたたずまいは格別でした。
神社は本来観光地ではありませんからね・・・何となく、それを思い返す場所でした。
そして上記のようなお茶目さも持つ。

そう、本来日本の「神」は、奔放で、自由で、全てを許容する、そして自然と畏敬すべき存在でした。



そしてこれが有名な化け灯篭。

手前の白い傷は、「当時、警備のひとがこの灯篭を妖怪と間違えて切りつけた傷70カ所以上)」。
気付けよ。
4回目あたりでそろそろ気付けよ。
なんかいも間違われる灯篭の身にもなって下さい。
人間のためにせっせと火をともしてるのに切りつけられてたんじゃ報われませんよ。


なんともいえず、楽しい場所でした。
結構小さい敷地なのですが、霊水はあるわ、しかもその霊水を2種類ブレンドしてるわ、節操のない「遊具」はあるわ、人の身の丈ほどの長刀はあるわ、なんでもありのワンダーランド。

個人的には、東照宮の雅さよりも、二荒山神社のあの色々な意味ですごいものが混在してる楽しさのほうが、好みです。





さあ、次は魅惑のスポットを怒涛の勢いで紹介。

「日光、最高!~リスペクト!ジャパニーズ!」


日本人まじすげ。ぶっちゃけ世界一。
「ただ、ニャンまげに会いたい」。

それだけで、一人のオタクが立ち上がった!!

しかし本気でニャンまげだけ見て帰ってきたら、同行した知人が怒って口をきいてくれなそうだったのでその他も観光することになった。
小学校以来だなーあんま感動した覚えはないなーと期待せずに行ったら、とんでもない!!やっべ、世界遺産最高!!でした。ツアーとかじゃなくてふらりと個人旅行で訪れる日光はたまりません、最高です、本当に楽しくて一生忘れない旅となりました!

というか全部同行してくれた先輩のおかげです。
いつもすみません、ありがとう・・・。

まずは創業100年以上の老舗で湯葉をいただく。
こちらのお店で食べたのですが・・・ http://www.nikko-yuba.com

今まで食べてた「湯葉」が「湯葉」じゃなかったことに気付きました・・・。


食べた瞬間、「これこれ、この湯葉が食べたかった!」と絶叫。
むしろこれを食べたらもう満足、このまま帰ってもいいとさえ思った。
湯葉刺しにいたっては絶品。
店を転げまわりたかった!つまみ出されてもいいから転げまわりたかった!


食事後、駅まで戻って観光協会で周遊チケットを買おうとすると、親切なお姉さんが「いまからだと全部回る時間がなくてもったいないから、東照宮だけのチケットにしたら?」と心配してくれた。
商売っ気ナシのこの親切。
この瞬間、今後栃木の方に出会ったら絶対に親切にして恩を返そう、と思った。



雨の中の東照宮、たまらなくオツでした!




というか、門 ひとつで この騒ぎですよ!!!すごすぎる。




三猿 よりも、その隣の「志を高く持ち、天を仰ぐサル」・・・・のこの見事なケツを見よ!!
ほのかな桃色が見事なグラデーションになっていて、日本人はこだわるところが違う、と思った。
写真ではうつりが良くないので、是非実物を見に行ってください。



いくら「想像上のゾウ」だとしても・・・あのヒワイな目は何なんだ
何を想像して作ったんだ。




奥社にすすむ途中で、偶然、結婚式に行き会いました!!
世界遺産で挙式!!素敵!
お二人が末永くお幸せでありますように。



国宝もこの扱いだよ・・・・・
いや、小さくて見つけにくいのはわかるけど・・・



眠り猫をすぎると、延々とつづく長~い階段(207段)




そしてその階段の途中でこの立て看板。

「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し。急ぐべからず」

やるじゃん、東照宮!
風刺が効いてる!!効きすぎて翌日筋肉痛だったが気にしない!




家康公の墓所にひっそりとある「叶う杉」。
この杉のホラ↑にむかって願いを叫ぶと叶うと言う。



雨の中そぞろ歩く東照宮は、最高に楽しかった。
ガイドブックに載っている部分よりも、載っていないささやかなところに楽しみを見出す贅沢な見学の仕方をした。




そしてここだけでもはや大満足な私目に映った文字は・・・


「な・・・・男体山だと!?」




次回、日光徒然旅日記

「日光、最高!~二荒山神社に何が!?」へつづく!
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