しこたま酔った先輩(女)が、ばっしゃあ!と赤ワインのボトルを倒したために、ワイシャツに斬殺死体のようなシミができてしまったのに、嫌な顔一つしないで電車にのった上司(男)を、初めて心から尊敬しました。いつもスケジュール管理がずさんでだらしない!と、プンスカ怒ってて申し訳ない・・・。
私は酔うと、どうも人にベタベタ触りまくるようで(しかも女の人ばかりを狙うので、「春雨は本当に女の子が好きだねぇ」と言われた)先輩たちに手をつないでもらってランランと帰路についたものの、今日は二日酔いでぐったりしていました。赤ワインはやっぱり体質にあわない。自重しよう。
さてはて、以下に「薄桜鬼」のレポいきます。
ネタバレ嫌いな人&薄桜鬼を魂の信仰にしている方は読まないで下さい!逃げて!
いつも口悪くてすみません。つっこみ体質だからどうしても・・・・こう・・・。
人様のご厚意でやらせていただいたこの薄桜鬼。
その方いわく「一番人気は原田」とのことでしたが・・・
やってみて納得。
ほへー・・・・こりゃあうっとりですがなー・・・
わかるわかる・・・・。
このゲームは新選組を題材にしたもので、主人公は行方不明になった父を探し、用心のため男装、京にのぼり、いきなり街角でグロい殺戮現場を目撃ドキュン★。
危ういところを新選組に助けられるも、見てはならないものを見た、という理由から彼らに拉致監禁されていくうちに愛がめばえるゲームである(乱暴すぎる説明)。
新選組には秘密があり、飲めば人並み以上の力と、ケガをまたたく間に治癒できる不思議な薬をつかった実験がなされており、そうした超人的な力を得たものを「羅刹」と呼んだ。しかし羅刹は血に酔うと、餓えた獣のように理性なく人を襲う危険な存在で、その現場を主人公が目撃してしまったので、拉致られました。
そしてよくよく話を聞いてみると、その怪しい薬を作ったの、俺の父ちゃんじゃん!ということになり、主人公は新選組に監視されつつも一緒に父ちゃんを探すのである。
ところで、主人公は生まれつき、異様に傷の治りが早いんだよね・・・という、いろいろとダダ漏れな伏線が張られるわけだが、実は彼女は鬼とよばれる人外の末裔であり、しかも純血に近い。鬼の存続のため、彼女に自分の子を産ませようと狙ってくる鬼の男―風間―に、たびたび狙われる。
どこの蒼の封印だYO・・・!(心のつっこみ)
ところでこの鬼、すこぶる美形なのである。
申し訳ないが、こちらとしては、是非、その方向で・・・・!と、鬼のもとへ走ろうと、色々に画策したのですが、そうは問屋がおろさず、主人公の暴挙のせいで土方がありえない死に方をした(BAD★END)。
深く反省したので、大人しく新選組の面々をおとすことにした。
最初は沖田。声優は森久保祥太郎。
絶対にちがう、って分かっているのに、脳内では「ちーたんだ・・・・!!」とドーパミンの分泌量が跳ね上がる。だって、森久保さんって、いつも『声』自体はそんなに変わらないじゃないですか・・・!でもこの沖田役では、いつもよりも柔らかい声音で演技をしているので、脳内で理想のちーたんの声にジャストミートなのである。(理想のちーたんの声ってなんだよ)
主人公のお約束として、「常に足手まとい」なものだが、このルートの主人公ほど足手まといな役どころもない。こいつのせいで沖田が羅刹に落ちるわけである。もう本当に要らないよこの主人公、と、ゲームの存在を根本から否定しかねないウザさですが、それでも恋に生きるんだから、女ってしたたかだ・・・。
どうも私の選択肢がことごとくハズレだったらしく、あまり沖田と心の交流のないまま物語が進んだため、沖田が何をしたいのか、主人公もどうしたいのか、ふたりそろって混迷の明日に乗り込む始末である。
ふつう、ところどころお互いに気持ちを確認する作業とか、あるでしょ!しかし沖田は主人公に(気を使わせまいとの配慮なのか)わざと突き放すような態度、ジャマだ迷惑だとくり返すのだが、ときどき本気でウザがってねぇ?という素振りも見せるので侮れない。心の中で「沖田、千鶴(主人公)嫌いでしょ?」と何度も尋ねた。
このルートの特筆すべきところは、沖田と千鶴、というよりも千鶴の双子の兄の存在である。
こいつこそ、心底何がしたかったのかわからない。
この兄の存在で、沖田は完全に添え物扱い、時々「で、何で沖田はここにいるんだ?」みたいになる。完全にアウェイである。アカデミー賞でいうなら、双子の兄、完全に助演男優賞である。主人公たちそっちのけで物語を支配している。
沖田は終始、主人公にやさしくしたいのか、冷たくしたいのか、離れたいのか離したくないのか、中途半端全開でしたがエンディングは見られました。スチルはほとんど埋まっていなかったので、これは完全に私の選択肢ミスだったと思う。ちゃんとストーリーをなぞっていれば、もうちょっと萌えたんだろうなぁ。心残りである。
そして最後まで消えない死亡グラフにどぎまぎしっぱなしだったのも、このルートでした。
次には藤堂平助。声優さんは吉野裕行。こ・・・こんなにダミ声の声優さんだったのか・・・;
平助のルートは可愛くて、嫌いじゃないわこういうの。今度は選択肢がうまくいったのか、平助がちゃんと「そばに居てくれ」と言ってくれたり、好意をストレートに示してくれるので、ふんふん、と納得しながら進めました。
そしてまたもや主役を食う勢いででしゃばる、アカデミー助演男優賞のものがいた。
その名も山南敬助・・・というか、私の心の中では暗黒リュミエールと呼称している(声優:飛田さん)。
基本的に悪役のマッドサイエンティストのようなメガネキャラで、あまりの暗黒ぶりに、実は彼の隠しルート(ジャンルはもちろんヤンデレ)があったら、どうしよう・・・!と本気で不安になるほど、キャラガ濃いのだがこのシナリオでは光っていた。
鬼の中でも格式が高い姫がおり、山南は風間をさしおいてこの姫にチューなんぞしちゃうものだから、風間はおかんむりである。主人公を狙っていたのをそっちのけでブチ切れ、平助も主人公もアウェイな空気での風間VS山南の攻防戦がはじまった。あげくに暗黒リュミエールは「羅刹の国を作る・・・!」とパラノイア丸出しな宣言をし、鬼の姫を拉致監禁、ドラマティックな展開で、平助も主人公も完全に添え物あつかいである。
あのー・・・すみません、帰っていいっすか?
そんな空気でしたが、無事エンディングに到達。
やはり個人的には、鬼の嫁になりたい。
いいなー、あっち、いいなー・・・などと心の中では余所見をしつつプレイしていましたが、原田左之助(声優:遊佐浩二)のシナリオでは、おっと!こっちもいいぜ!!余所見運転はあぶねえなっ!と、意識が新選組に戻ってきました。
まだまだ攻略途中なので、どうかこのままいい感じのテンションでエンディングに行かせて・・・!と、祈っている。
そして常に斎藤一(声優:鳥海さん)が気になって仕方がない。
だってどこを切り取っても好みだ。
あれはずるいと思う。
そして土方役の三木さん、最高の輝きぶりだ。
どこかお上品な役どころしか見てこなかったけれど、この土臭い演技の三木さんは、珍しくてとてもよい。
私は酔うと、どうも人にベタベタ触りまくるようで(しかも女の人ばかりを狙うので、「春雨は本当に女の子が好きだねぇ」と言われた)先輩たちに手をつないでもらってランランと帰路についたものの、今日は二日酔いでぐったりしていました。赤ワインはやっぱり体質にあわない。自重しよう。
さてはて、以下に「薄桜鬼」のレポいきます。
ネタバレ嫌いな人&薄桜鬼を魂の信仰にしている方は読まないで下さい!逃げて!
いつも口悪くてすみません。つっこみ体質だからどうしても・・・・こう・・・。
人様のご厚意でやらせていただいたこの薄桜鬼。
その方いわく「一番人気は原田」とのことでしたが・・・
やってみて納得。
ほへー・・・・こりゃあうっとりですがなー・・・
わかるわかる・・・・。
このゲームは新選組を題材にしたもので、主人公は行方不明になった父を探し、用心のため男装、京にのぼり、いきなり街角でグロい殺戮現場を目撃ドキュン★。
危ういところを新選組に助けられるも、見てはならないものを見た、という理由から彼らに拉致監禁されていくうちに愛がめばえるゲームである(乱暴すぎる説明)。
新選組には秘密があり、飲めば人並み以上の力と、ケガをまたたく間に治癒できる不思議な薬をつかった実験がなされており、そうした超人的な力を得たものを「羅刹」と呼んだ。しかし羅刹は血に酔うと、餓えた獣のように理性なく人を襲う危険な存在で、その現場を主人公が目撃してしまったので、拉致られました。
そしてよくよく話を聞いてみると、その怪しい薬を作ったの、俺の父ちゃんじゃん!ということになり、主人公は新選組に監視されつつも一緒に父ちゃんを探すのである。
ところで、主人公は生まれつき、異様に傷の治りが早いんだよね・・・という、いろいろとダダ漏れな伏線が張られるわけだが、実は彼女は鬼とよばれる人外の末裔であり、しかも純血に近い。鬼の存続のため、彼女に自分の子を産ませようと狙ってくる鬼の男―風間―に、たびたび狙われる。
どこの蒼の封印だYO・・・!(心のつっこみ)
ところでこの鬼、すこぶる美形なのである。
申し訳ないが、こちらとしては、是非、その方向で・・・・!と、鬼のもとへ走ろうと、色々に画策したのですが、そうは問屋がおろさず、主人公の暴挙のせいで土方がありえない死に方をした(BAD★END)。
深く反省したので、大人しく新選組の面々をおとすことにした。
最初は沖田。声優は森久保祥太郎。
絶対にちがう、って分かっているのに、脳内では「ちーたんだ・・・・!!」とドーパミンの分泌量が跳ね上がる。だって、森久保さんって、いつも『声』自体はそんなに変わらないじゃないですか・・・!でもこの沖田役では、いつもよりも柔らかい声音で演技をしているので、脳内で理想のちーたんの声にジャストミートなのである。(理想のちーたんの声ってなんだよ)
主人公のお約束として、「常に足手まとい」なものだが、このルートの主人公ほど足手まといな役どころもない。こいつのせいで沖田が羅刹に落ちるわけである。もう本当に要らないよこの主人公、と、ゲームの存在を根本から否定しかねないウザさですが、それでも恋に生きるんだから、女ってしたたかだ・・・。
どうも私の選択肢がことごとくハズレだったらしく、あまり沖田と心の交流のないまま物語が進んだため、沖田が何をしたいのか、主人公もどうしたいのか、ふたりそろって混迷の明日に乗り込む始末である。
ふつう、ところどころお互いに気持ちを確認する作業とか、あるでしょ!しかし沖田は主人公に(気を使わせまいとの配慮なのか)わざと突き放すような態度、ジャマだ迷惑だとくり返すのだが、ときどき本気でウザがってねぇ?という素振りも見せるので侮れない。心の中で「沖田、千鶴(主人公)嫌いでしょ?」と何度も尋ねた。
このルートの特筆すべきところは、沖田と千鶴、というよりも千鶴の双子の兄の存在である。
こいつこそ、心底何がしたかったのかわからない。
この兄の存在で、沖田は完全に添え物扱い、時々「で、何で沖田はここにいるんだ?」みたいになる。完全にアウェイである。アカデミー賞でいうなら、双子の兄、完全に助演男優賞である。主人公たちそっちのけで物語を支配している。
沖田は終始、主人公にやさしくしたいのか、冷たくしたいのか、離れたいのか離したくないのか、中途半端全開でしたがエンディングは見られました。スチルはほとんど埋まっていなかったので、これは完全に私の選択肢ミスだったと思う。ちゃんとストーリーをなぞっていれば、もうちょっと萌えたんだろうなぁ。心残りである。
そして最後まで消えない死亡グラフにどぎまぎしっぱなしだったのも、このルートでした。
次には藤堂平助。声優さんは吉野裕行。こ・・・こんなにダミ声の声優さんだったのか・・・;
平助のルートは可愛くて、嫌いじゃないわこういうの。今度は選択肢がうまくいったのか、平助がちゃんと「そばに居てくれ」と言ってくれたり、好意をストレートに示してくれるので、ふんふん、と納得しながら進めました。
そしてまたもや主役を食う勢いででしゃばる、アカデミー助演男優賞のものがいた。
その名も山南敬助・・・というか、私の心の中では暗黒リュミエールと呼称している(声優:飛田さん)。
基本的に悪役のマッドサイエンティストのようなメガネキャラで、あまりの暗黒ぶりに、実は彼の隠しルート(ジャンルはもちろんヤンデレ)があったら、どうしよう・・・!と本気で不安になるほど、キャラガ濃いのだがこのシナリオでは光っていた。
鬼の中でも格式が高い姫がおり、山南は風間をさしおいてこの姫にチューなんぞしちゃうものだから、風間はおかんむりである。主人公を狙っていたのをそっちのけでブチ切れ、平助も主人公もアウェイな空気での風間VS山南の攻防戦がはじまった。あげくに暗黒リュミエールは「羅刹の国を作る・・・!」とパラノイア丸出しな宣言をし、鬼の姫を拉致監禁、ドラマティックな展開で、平助も主人公も完全に添え物あつかいである。
あのー・・・すみません、帰っていいっすか?
そんな空気でしたが、無事エンディングに到達。
やはり個人的には、鬼の嫁になりたい。
いいなー、あっち、いいなー・・・などと心の中では余所見をしつつプレイしていましたが、原田左之助(声優:遊佐浩二)のシナリオでは、おっと!こっちもいいぜ!!余所見運転はあぶねえなっ!と、意識が新選組に戻ってきました。
まだまだ攻略途中なので、どうかこのままいい感じのテンションでエンディングに行かせて・・・!と、祈っている。
そして常に斎藤一(声優:鳥海さん)が気になって仕方がない。
だってどこを切り取っても好みだ。
あれはずるいと思う。
そして土方役の三木さん、最高の輝きぶりだ。
どこかお上品な役どころしか見てこなかったけれど、この土臭い演技の三木さんは、珍しくてとてもよい。
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