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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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病んでました・・・・・

ヤンデレキャラが、というより 私が・・・・


上記バナーが例のヤンデレキャラだったわけですが、もう病んでる。病んでるとしか言えない。

そんな彼がひかえる怒涛のCD2枚目です。

5.魔性の女(?)から恋愛アドバイス

オネエ系キャラ「蓮」。
ハンカチを常時3枚持ち歩いているという、妙なところが紳士である。
日野氏の演技も光っているが、まあ男の人がそれっぽく話しているので、男目線の女らしさというか。女から見て「イラッとするなあ」という女っぽさがないので爽やか。オカマに爽やかもいかがなものかと思いつつ、とりあえず蓮のポーズがどうしても南ちゃんにしか見えない。「こらタッちゃん、○○だゾ!」がテンプレートな、我ら女性の永遠の敵(なぜなら男の心には必ず『(心の)南ちゃん』がいて、その思い出の女は永遠に倒せないものらしいのだ。真偽はともかく高確率で男の心に『(心の)南ちゃん』は生息する)のあのポーズだ。キャラデザを手がけた方のコメントによると「オカマっぽさに気を遣いました」との事ですが・・・あれかな、男の人サイドからみた、一番女性性を象徴したポーズがこれなのかな・・・だとしたら南ちゃんはもはや最強だ。倒せねえ。完敗だ。
案内人も言っていたが、私も結構このキャラは好きだ。好感が持てるというか。嫌味がないというか。
突っ込むべきはこのシナリオ中のヒロインだ。誤解なら誤解ではやく教えてやれよ。
どれだけ蓮に喋らせてから根本否定。
しかしそんなヒロインでも優しく受け止める、蓮は漢である。


6.不良男の密かな悩み

私が彼ならば悩むところはそこじゃないと思う。
『似てるのは顔だけ』って、最高の褒め言葉じゃないのか・・・?
あのアニキだよ・・・・?
愁哉の双子の弟「陽哉」。兄に対して色々とコンプレックスを抱えている様子。それに抗うためにあの髪型、あの金髪ならば、まさに若さゆえの暴走である。そんな青春デッドボールな彼の属性は「ヘタレ不良」。他のキャラたちから、やたらと言及されることが多かった。愛されキャラ。そして不良に捨てられた子犬はやはりワンセットなのか。
蓮いわく「根はイイ子だけれど独占欲が強いタイプ」。たしかに。
ヘタレというよりも、意外なほど男らしかった。後半の怒涛の告白には、くやしながらもキュンとしてしまったが、彼がヒロインを「アニキのお手つき」「アニキのお気に」と評した時は、彼は決して平成ベビーじゃないな、と思いました。昭和生まれの私には好感度アップ


7.S執事の教育的指導

・・・病んでました。

彼が、というよりむしろ私が
聞いてる最中「ひいいいいいいランスロット助けに来てよ!!あんたのせいでこっちは絶体絶命の大ピンチだよ・・・・!!」とSOS出しまくり。
はじめは、自分内のヤンデレの定義例:好きな女が牢屋にぶち込まれたときに、助けるでもなく花束を牢屋内に敷きつめにやって来る学校の教師、等)と微妙にずれていて、これってヤンデレというよりも調教とかSMといったジャンルのほうがイメージ近いなー、と首をかしげたのですが・・・
これはヤンデレ以外の何物でもない。
だって、圧倒的に病んでます
病んでるとしか形容ができない。まごうことなきヤンデレです。
これをヤンデレといわずして何をヤンデレと呼称するのかって話です。
日本ヤンデレ審議会にも太鼓判を押されること請け合い。
技術点、表現点、共に6.0のジャッジメント。満点です。金メダルに届きます。
これはもう・・・本気で聞いてて怖かった。
心の底から感嘆した。・・・すごい作品だ。
・・・もう、本当にすごかった。すごいとしか言いようがない。

正直に言えば、CD2枚分、ずっと一人の声だけを聴くというのは、生半可な声優さんだったら、若干の胆力がいると思います。
しかし、日野氏は本当にすごい。この人は本物だ。これだけ多彩なキャラを演じ分ける技術と、それ以上の何かを兼ね備えている。そしてその才能も魅力も十二分に発揮できる完璧なシナリオ。萌えシチュエーション。萌えキャラ。全てが結集したのがこの「響」。
この演技、今までの私の長くて濃いオタク人生の中で、一番怖いと感じた
夜中にイヤホンで聞いていたのですが、もう、聞いていて血の気が引く思いだった。
しかし、あんな恐怖を与えられたあとに、あんな「デレ」方をされたら・・・もう抗えない・・・様な気がする・・・!と思ってしまった瞬間、ああ、病んでるのは私だ、と思いました。



いろいろと衝撃を受けたり、萌えたりキュンとしたり笑ったり、本気で恐怖を感じたり、自分の中で新しい世界に触れられた気がしました。


なんとなく、音だけでは情報量として少なすぎるのでは、という懸念もありました。
どうしてもゲームのように目の前でキャラが動くのと、聞くだけの情報だと、差異が大きいのではないか、と。
しかし、音だけだからこその醍醐味、そして「もっと見たい!!色々な表情を見てみたい!!」と思わせるようなうっとり美麗なキャラ絵実際、響があんなに美形じゃなかったら、色々と許せなかった)に、実力派の声優さんと、それらを活かす最高のスタッフさんが、「面白いものつくろうぜ!!」という至上命題のために熱いパッション戦わせると、こうなるのだ、という手本中の手本でした。

好きなものを作れる人は、思ったよりも少ない。
好きなものを自由に作れる人は、さらに少ないのではないだろうか。
好きなものを自由に作って、さらに人に喜ばれる人は、ほんの一握りしかいないのではないだろうか。
そんな、ほんの一握りの人たちの作品を、幸運にも知ることができて、私はオタクの神様につくづく愛されてるなぁと、自らのオタク人生にいっぺんの悔いなし、と拳を握り締めるばかりである。


個人的には由宇と響を何度も何度もエンドレスで聞きたい(←相当ツボだったらしい)。


・・・とにかく、最高でした!!
ひつじぐもさんの今後を熱く応援してまいる所存です。
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