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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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以前、人様にすすめていただいたこの本。
このたび映画になったとかで、気になること山の如しである。
しかし、世間の評価がここまでぱっきり、ニ分される本もめずらしい。

最後の3ページで涙がとまらなかった!!

と言う人と

すごくつまんなくて読むの苦痛だった!!

と言う人と、数は大体おなじくらい、耳にする。

気になったので読んでみた。


結果。




あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(内心の声)



これは、最後の3ページの意味がわかるためには、本当に最初から最後まで1文ものがさずじっくり読まなきゃ、多分、全然わからないと思う。
正直、これを退屈、と評する人の気持ちもわかる。


だがしかし。


私はとにかく読み終わったあと、ぐるんぐるんと悶えました。

愛情って、人に言われても気付かないもんですよ。
ある日突然、自分でハッと気付かないと意味がないわけですよ。
どんだけ愛情をもらってても、それはわかってても、どうしてか、ある瞬間に爆発的にやっと意味がわかるんですよ。
いつも感じている愛情への感謝とはまったく別のところで。
この本の主人公がまさにそれ。最後の3ページがまさにそれ。
そして私が感じたあの日のあれもまさにこれ。

・・・悶えました。
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