従姉妹達、結婚ラッシュです。
私以外は。
ということで、ついに残ったのは、私と、最年少のトモちゃんだけになりました。
この9月にもうひとりお嫁に行くし。
トモちゃんはまだいい・・・だがしかし私は・・・。
従姉妹の結婚式のため、親族が上京したのですが、その親族がごそっとそのまま我が家に移動。我が家はものすごくせまいうえに寝具がないので、板の間に寝るもの、ソファで寝るもの、仕方なく徹夜でゲームするもの(っていうか私)ありの、すごいことになってました。おかげで月森3回くらい落としました(月森集中攻撃)。
順番待ちのお風呂が終わると、はじまるドンチャンさわぎ。
私は酒が足りなくなればコンビニに走り、つまみが足りないと言われれば有り合わせで一品作り、疲れたと言うものあれば肩をもみに行くありさまで、奔走。
もういいから座って酒の相手をしろ、と言われれば日本酒でもビールでも焼酎でもワインでもなんでも飲めるスーパーガールぶりを発揮し、おじさんおばさん達のハートをがっちり掴みましたが、皆、二言目にはこういうのよね・・・
「春雨ちゃんは、結婚なんて、焦らなくていいからね」。
焦ってないから!!
「結婚しないのも選択肢のひとつよ」
行かないこと前提!?
同情と慰めのハーモニーは両刀となって私のグラスハートをザックザク・・・・
は、もうさすがにしない。笑ってながせる。
一時期、そうかけられる言葉に過敏になった事もありますが、もうそういう恥じらいとかデリケートな時期とかはとっくに過ぎた。人間加齢とともに色々なことに動じなくなってくる。
娘も息子も全部片付いた叔母が、「私も、子供達のうち、一人くらい近くにいてくれてもいいのにって思ってたわ。無理に結婚して出て行かなくても、一人くらいはいてくれれば嬉しいのよ」と、熱心に言ってくれた。
私は母が席を外したのを確認して、叔母にこそっと言った。
「私も、好きな人ができたらその人に夢中になって、親なんて顧みないかもしれない。でも今はそういう人がいないだけで、別に無理してるわけじゃないよ。今は、親を温泉に連れて行ったり、おいしいもの食べさせたりするのが、ただ、嬉しくて楽しいの。全部好きでやってるの。いま、私は、それが楽しいの」
叔母たちは「好きでやってるなら良かったわ」とニッコリしてくれた。
いまでこそ、親戚一同とても仲良く気軽に集まったりしているけれど、本当に、ちょっと前までは橋田寿○子もびっくりな親戚関係だった。
あまりに陳腐で醜いことばかりなのでここでは言いませんが、とにかくすごかった。
全部がガラッと変わったのは、本当に祖母のお葬式以降。
自分の子供たちの不仲をいつも憂いていた祖母だったから、最期のとき、珍しく姉妹そろって祖父母と温泉旅行にいったものだから、どれほど嬉しかっただろう。
皆、集まるとその反省会になる。
酒が入ると話題はやはり祖母のことで、ああだったね、こうだったね、と時に涙混じりに話したりもするのだけれど、思い出の中の祖母はいつもニコニコしていて、ただ幸せそうで、それが残された側にとって、救いでもあり、つらくもある。
親戚、といっても、血がつながっているから無条件で愛せる、というものでもない。
けれど、血がつながってる分、赤の他人よりちょっとだけ「話が早い」んだよなぁ、と、ドンチャン騒ぎする親戚たちを見ていて思いました。
私以外は。
ということで、ついに残ったのは、私と、最年少のトモちゃんだけになりました。
この9月にもうひとりお嫁に行くし。
トモちゃんはまだいい・・・だがしかし私は・・・。
従姉妹の結婚式のため、親族が上京したのですが、その親族がごそっとそのまま我が家に移動。我が家はものすごくせまいうえに寝具がないので、板の間に寝るもの、ソファで寝るもの、仕方なく徹夜でゲームするもの(っていうか私)ありの、すごいことになってました。おかげで月森3回くらい落としました(月森集中攻撃)。
順番待ちのお風呂が終わると、はじまるドンチャンさわぎ。
私は酒が足りなくなればコンビニに走り、つまみが足りないと言われれば有り合わせで一品作り、疲れたと言うものあれば肩をもみに行くありさまで、奔走。
もういいから座って酒の相手をしろ、と言われれば日本酒でもビールでも焼酎でもワインでもなんでも飲めるスーパーガールぶりを発揮し、おじさんおばさん達のハートをがっちり掴みましたが、皆、二言目にはこういうのよね・・・
「春雨ちゃんは、結婚なんて、焦らなくていいからね」。
焦ってないから!!
「結婚しないのも選択肢のひとつよ」
行かないこと前提!?
同情と慰めのハーモニーは両刀となって私のグラスハートをザックザク・・・・
は、もうさすがにしない。笑ってながせる。
一時期、そうかけられる言葉に過敏になった事もありますが、もうそういう恥じらいとかデリケートな時期とかはとっくに過ぎた。人間加齢とともに色々なことに動じなくなってくる。
娘も息子も全部片付いた叔母が、「私も、子供達のうち、一人くらい近くにいてくれてもいいのにって思ってたわ。無理に結婚して出て行かなくても、一人くらいはいてくれれば嬉しいのよ」と、熱心に言ってくれた。
私は母が席を外したのを確認して、叔母にこそっと言った。
「私も、好きな人ができたらその人に夢中になって、親なんて顧みないかもしれない。でも今はそういう人がいないだけで、別に無理してるわけじゃないよ。今は、親を温泉に連れて行ったり、おいしいもの食べさせたりするのが、ただ、嬉しくて楽しいの。全部好きでやってるの。いま、私は、それが楽しいの」
叔母たちは「好きでやってるなら良かったわ」とニッコリしてくれた。
いまでこそ、親戚一同とても仲良く気軽に集まったりしているけれど、本当に、ちょっと前までは橋田寿○子もびっくりな親戚関係だった。
あまりに陳腐で醜いことばかりなのでここでは言いませんが、とにかくすごかった。
全部がガラッと変わったのは、本当に祖母のお葬式以降。
自分の子供たちの不仲をいつも憂いていた祖母だったから、最期のとき、珍しく姉妹そろって祖父母と温泉旅行にいったものだから、どれほど嬉しかっただろう。
皆、集まるとその反省会になる。
酒が入ると話題はやはり祖母のことで、ああだったね、こうだったね、と時に涙混じりに話したりもするのだけれど、思い出の中の祖母はいつもニコニコしていて、ただ幸せそうで、それが残された側にとって、救いでもあり、つらくもある。
親戚、といっても、血がつながっているから無条件で愛せる、というものでもない。
けれど、血がつながってる分、赤の他人よりちょっとだけ「話が早い」んだよなぁ、と、ドンチャン騒ぎする親戚たちを見ていて思いました。
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