元同僚・会社のデスクトップが三輪明宏だった・伝説のAさんから、「会社辞めたい・・・」とメールが来た@仕事中。
あの馬鹿、また一人でいろいろため込んでやがるな?
そうなる前に吐きだせっつっただろーが!
そう、ぷりぷり怒りながら仕事の後、待ち合わせをして話を聞くことにした。
待ち合わせ場所。
先についていたらしきAが、「あっ」と笑う。
私もそれに気づいて笑う。
A、全力で走りだす。
私、満面の笑みで追いかける。
銀座のど真ん中、通行人に振りかえられながら80m全力疾走した。
(意味不明)
追いついた時、お互いゲラゲラ笑って言葉にならなかった。
「落ち込んだ時は甘いものが一番!」という趣旨で、「プリンチョコクロワッサン(激甘)」を無理やり食わせて、仕事の悩みを聞いた。
彼女は最近、悲しい事故で肉親を失ったばかりで、それでなくとも落ち込み気味だったのに、心が優しいばっかりに、そのほかの痛みを一人で引き受けてしまって閉塞的になってしまっていた。
そういうところ、彼女のいいところだけど、私から見たら、彼女が泣くくらいだったら他の見ず知らずの誰かが泣けって思う(鬼)
私は、会社に行きたくなくてうつむいて、雨の中とぼとぼ歩いていた時に、彼女が後ろから追いついて傘をさしてくれた、あの何とも言えない瞬間を、一生忘れない。
考えてみたら、雨にぬれている自分を心配してもらったの、あれが生れてはじめてだった。
助けられてたのはいつも私だった。
本人には言ってないけれど、あの時に思わず泣きそうなくらいうれしくて、彼女がいてくれて良かったって、何か見えない大きなものに感謝した。
今度、昔みたいに、徹夜でカラオケしようね、って約束して別れた。
昔、仕事も私生活も夢中で馬鹿をやってた頃。
二人でゲラゲラ笑ってたあの時。
もう一回やって、あの目にしみる朝日を見て「あーーーー遊んだ!!」って伸びをするために。
今日も頑張って働くぞ。
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