金曜日、仕事からかえってきたら、母が若い娘さんを自宅に連れ込んで色々と食べさせていた。
「?????」何ごとだ、誰だこの子、と思いつつ挨拶を交わしていると、母が「この子、同じ職場の子なの。連れてきちゃった」と。ふ・・・ふーん?え?よくわからないけれど・・・。
その女の子はいかにも緊張してます、という風情だったので、「あーウチは正座禁止だから。足は崩してすわりなさい」と命令口調で通達。びくっとなってる少女を交えての、妙な夕飯がスタート。
彼女は青森出身だとか。「え?じゃあ、津軽弁喋れる?ダラコってわかる?」「あ・・・はい、小銭ですよね?」「あ、じゃあ『まっこけれ!』」「・・・・・。」お金関係の方言ばかりに執着する私に困惑気味の彼女。
常に敬語でコチコチになっているのを「あーもーだからウチは気をつかうだけ損だから!私や母みたいなオバさん相手に固まってもしょーがないでしょ。ほら食べて食べて」と、オバさん魂全開で、ものすごい馴れ馴れしく接する私、困惑しどおしの彼女。
とても礼儀正しく、優しい子なのは少し話しただけでもわかりました。
何から何まで私のツボだったので、よくわからないけれど大歓待することに決定。
私:「おかーさーん」
母:「んー?」
私:「私この子好きだわー」
母:「でしょー?絶対気が合うと思ったのよねー」
彼女はいきなり私に頭を撫でられて、びくっとなったりしていました。
彼女の自宅(寮)が、電車に乗って1時間もするところだと聞いた瞬間「あーーーだめだめ、こんな夜中に娘さん一人歩かせられるかっての、泊まっていきなさい!明日予定はあるの?」母と私のダブル攻撃で、家に帰る機会を逸した彼女が風呂に入っている間、母娘会議。
私:「で?どうしたの急に?」
母:「それがさー、私が仕事を辞めるって言ったら、あの子が急に目に涙ためちゃって・・・びっくりしたから連れてきちゃった」
私:「あらあら?」
母:「上京したてで、友達もいないし、仕事も辛いしで、毎日悩んでたんだって」
私:「・・・よし来た!」
いっちょ我が家流にもんでやるか!
風呂上り後、3人で地上波初登場のDEATH NOTEの映画を鑑賞。
彼女が意外と飲めるクチだったので、女3人やたらと盛り上がりつつ深夜まで飲みは続きます(親父は仲間はずれ)。
彼女はもともと自衛隊に所属していたとかで・・・自衛隊と我が家はまさに対極。さぞやとまどったろうと思います。
彼女がちょっとでも正座しようもんなら、
「正座すんなーーー!!(`◇´)ノ」
と私に叫ばれ、挙句に「そんなカチコチになって!よし、肩もんでやる!!」と、私によるマッサージという名のセクハラを受けたり、全てがめちゃくちゃな我が家のもてなしぶりに、始終彼女が戸惑っているのがわかりました。じゃあお礼に春雨さんの肩もおもみします・・・と申し出てくれましたが、私は冗談抜きに人を触るのは好きでも触られるのが大嫌いという猫気質なので「シャーーッ!!」と、全身の毛をさかなでてお断りしました。戸惑い感増す彼女。
もういいから飲め!!と次々と酒を勧めたり、色々とたわいない話をしながら夜はふけていきました。
お酒を飲む方は身に覚えがあると思いますが、大量に飲むと咽が渇くんですよね。
でも、他人の家で夜中に咽が渇いてもどうしてもいいのかわからず困惑・・・という体験をしたことのある私は、寝る前に魔法瓶にお茶をいれ、「夜中に咽が渇いたらこれを遠慮なく飲みなさい」と用意するという飲んだくれ独特の饗応ぶり。
お世辞かもしれませんが、彼女が眠る前にいってくれた「東京に出てきて、こんなにリラックスできるなんて思ってもみませんでした」という言葉が本当に嬉しくて、「でもひきとめたりして迷惑じゃない?大丈夫?」と尋ねると、「とても居心地がいいです」とにっこり笑ってくれた。
「そう、ならよかった。あ、生理とか平気?もしナ○キンなかったら貸すからね?」「・・・・大丈夫です」私くらいオバさんになると恥とかどうでも良くなるからね。みのもんた並にズバッと聞きます。
翌日、大河ドラマの篤姫再放送分をビデオ録画し、母と私でカラオケに連れ込む。
カラオケなんて高校以来です・・・!という彼女を、疲れて昏倒寸前まで歌わせ、もう一泊するか帰るか尋ねたところ、干しっぱなしの洗濯物が気になるのでかえります、とのこと。
「また来てね。いつでも来てね」というと、「また呼んで下さい」深々と頭を下げていました。
彼女が帰り、録画していた篤姫を見、大河ドラマで生まれて初めて涙するという(なおごろーーーー!!なおごろーーーー!!!その心意気に感動したーーーーー!!!!!)事をしていたとき、彼女から「無事に自宅に着きました、ありがとうございました」という電話がきました。
本当にイマドキ珍しいくらいに礼儀正しいいお嬢さんだな、と。
でも私も母も気質として遠慮されたりするのはすごく寂しいし、つい打ち解けて欲しくて鬱陶しいくらいにお節介をしてしまうのだけれど・・・行き過ぎれば迷惑なのはわかっているのだけれど、やっぱり礼儀正しい人ほど崩したくなるというか・・・。
彼女がこれに懲りずにまた遊びに来てくれたらいいなぁと思います。
☆☆☆
ペンギン革命がおわってしまった・・・・!;
期待以上に面白かったから、続きがすごく読みたかったのだが・・・。
ゴールデンデイズも本誌では連載が終了してしまったとか。
もう単行本を楽しみに買うのは「よつばと!」と「銀魂」しかなくなってしまう・・・。ううー。
「?????」何ごとだ、誰だこの子、と思いつつ挨拶を交わしていると、母が「この子、同じ職場の子なの。連れてきちゃった」と。ふ・・・ふーん?え?よくわからないけれど・・・。
その女の子はいかにも緊張してます、という風情だったので、「あーウチは正座禁止だから。足は崩してすわりなさい」と命令口調で通達。びくっとなってる少女を交えての、妙な夕飯がスタート。
彼女は青森出身だとか。「え?じゃあ、津軽弁喋れる?ダラコってわかる?」「あ・・・はい、小銭ですよね?」「あ、じゃあ『まっこけれ!』」「・・・・・。」お金関係の方言ばかりに執着する私に困惑気味の彼女。
常に敬語でコチコチになっているのを「あーもーだからウチは気をつかうだけ損だから!私や母みたいなオバさん相手に固まってもしょーがないでしょ。ほら食べて食べて」と、オバさん魂全開で、ものすごい馴れ馴れしく接する私、困惑しどおしの彼女。
とても礼儀正しく、優しい子なのは少し話しただけでもわかりました。
何から何まで私のツボだったので、よくわからないけれど大歓待することに決定。
私:「おかーさーん」
母:「んー?」
私:「私この子好きだわー」
母:「でしょー?絶対気が合うと思ったのよねー」
彼女はいきなり私に頭を撫でられて、びくっとなったりしていました。
彼女の自宅(寮)が、電車に乗って1時間もするところだと聞いた瞬間「あーーーだめだめ、こんな夜中に娘さん一人歩かせられるかっての、泊まっていきなさい!明日予定はあるの?」母と私のダブル攻撃で、家に帰る機会を逸した彼女が風呂に入っている間、母娘会議。
私:「で?どうしたの急に?」
母:「それがさー、私が仕事を辞めるって言ったら、あの子が急に目に涙ためちゃって・・・びっくりしたから連れてきちゃった」
私:「あらあら?」
母:「上京したてで、友達もいないし、仕事も辛いしで、毎日悩んでたんだって」
私:「・・・よし来た!」
いっちょ我が家流にもんでやるか!
風呂上り後、3人で地上波初登場のDEATH NOTEの映画を鑑賞。
彼女が意外と飲めるクチだったので、女3人やたらと盛り上がりつつ深夜まで飲みは続きます(親父は仲間はずれ)。
彼女はもともと自衛隊に所属していたとかで・・・自衛隊と我が家はまさに対極。さぞやとまどったろうと思います。
彼女がちょっとでも正座しようもんなら、
「正座すんなーーー!!(`◇´)ノ」
と私に叫ばれ、挙句に「そんなカチコチになって!よし、肩もんでやる!!」と、私によるマッサージという名のセクハラを受けたり、全てがめちゃくちゃな我が家のもてなしぶりに、始終彼女が戸惑っているのがわかりました。じゃあお礼に春雨さんの肩もおもみします・・・と申し出てくれましたが、私は冗談抜きに人を触るのは好きでも触られるのが大嫌いという猫気質なので「シャーーッ!!」と、全身の毛をさかなでてお断りしました。戸惑い感増す彼女。
もういいから飲め!!と次々と酒を勧めたり、色々とたわいない話をしながら夜はふけていきました。
お酒を飲む方は身に覚えがあると思いますが、大量に飲むと咽が渇くんですよね。
でも、他人の家で夜中に咽が渇いてもどうしてもいいのかわからず困惑・・・という体験をしたことのある私は、寝る前に魔法瓶にお茶をいれ、「夜中に咽が渇いたらこれを遠慮なく飲みなさい」と用意するという飲んだくれ独特の饗応ぶり。
お世辞かもしれませんが、彼女が眠る前にいってくれた「東京に出てきて、こんなにリラックスできるなんて思ってもみませんでした」という言葉が本当に嬉しくて、「でもひきとめたりして迷惑じゃない?大丈夫?」と尋ねると、「とても居心地がいいです」とにっこり笑ってくれた。
「そう、ならよかった。あ、生理とか平気?もしナ○キンなかったら貸すからね?」「・・・・大丈夫です」私くらいオバさんになると恥とかどうでも良くなるからね。みのもんた並にズバッと聞きます。
翌日、大河ドラマの篤姫再放送分をビデオ録画し、母と私でカラオケに連れ込む。
カラオケなんて高校以来です・・・!という彼女を、疲れて昏倒寸前まで歌わせ、もう一泊するか帰るか尋ねたところ、干しっぱなしの洗濯物が気になるのでかえります、とのこと。
「また来てね。いつでも来てね」というと、「また呼んで下さい」深々と頭を下げていました。
彼女が帰り、録画していた篤姫を見、大河ドラマで生まれて初めて涙するという(なおごろーーーー!!なおごろーーーー!!!その心意気に感動したーーーーー!!!!!)事をしていたとき、彼女から「無事に自宅に着きました、ありがとうございました」という電話がきました。
本当にイマドキ珍しいくらいに礼儀正しいいお嬢さんだな、と。
でも私も母も気質として遠慮されたりするのはすごく寂しいし、つい打ち解けて欲しくて鬱陶しいくらいにお節介をしてしまうのだけれど・・・行き過ぎれば迷惑なのはわかっているのだけれど、やっぱり礼儀正しい人ほど崩したくなるというか・・・。
彼女がこれに懲りずにまた遊びに来てくれたらいいなぁと思います。
☆☆☆
ペンギン革命がおわってしまった・・・・!;
期待以上に面白かったから、続きがすごく読みたかったのだが・・・。
ゴールデンデイズも本誌では連載が終了してしまったとか。
もう単行本を楽しみに買うのは「よつばと!」と「銀魂」しかなくなってしまう・・・。ううー。
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