今すぐ本屋に走って!!
そんでもって、遠藤淑子の「ヘヴン」文庫版を買ってきて!!
そしてここに戻ってきてーーーーー!!!
大興奮ですよ。
一般人基準から言ったら、ドン引きされる量のマンガをよんできた私ですが、心に残ってずっと消えない、思い出深い作品が、幾つかあります。
そのうちのひとつが、先述の「ヘヴン」。
一度、花とゆめコミックスでも出ているのですが、私が持っているのは「核戦争後」(北斗の△ではない)の3話収録のもののみ。
なぜかいつも心に残っていたこの作品の、続編も同時収録された文庫版が出たと知り、速攻で入手。
ちょっ・・・・
もうみんな、絶対読んでーーーーー!!!(転げまわりながら)
はじめは、ホモの上官にクビにされた主人公が、「ルーク」という、古い人型ロボットを手にするところから始まり、二人で事件を解決する、という、こう書くとシンプルな内容。
でも、登場人物のセリフ一つ一つが映画のようで、とても詩的だ。
読み返すたびにじんわりする。
何気ないシーンでも心に突き刺さる。
空を眺めるだけで満たされたことを、忘れてしまう・・・実感として思い当たる人は、この世に何人いるだろう。
その人は、どんなつらい目にあったんだろう。
そして後半は、「ルーク」が作られることになった経緯について触れている。
これがまた。
これを読んだ後でまた前半に戻ると、あまりの深さに胸がいっぱいになる。
とにかく私のツボです。ストライクです。
『これから出会う人間の その中に
お前に 人間を殺すな と 命じた人間がいたなら
それがお前の生涯の主人になる』
機能し続ける限り その人とその家族を守れ。
それがお前がこの世に生まれてきた意味だ。
このセリフの意味は、ストーリー全部読まなければ意味をなしえない。
最後のページを読んだ後、最初のページに戻ると「あっこいつ、あいつの××じゃん!!」と、素敵なことになったりするので、2度、3度と面白いです。
同時に高尾滋の「不思議図書館」という文庫も出ていますが、これも相当おすすめ!!
スロップマンションにお帰り、とか、私の大好きな作品がぎっしり詰まっていて、超ぜいたくな一冊になっています。
サブカルチャーなめるな!マンガは人類の至宝の娯楽だ!と、ガッツポーズをとりたくなる日々です。
追伸
さまざまな方に「コルダが舞台化!!」という情報を教えていただき、そのたびに「商業的に成功するのか?テニミュの二番煎じはもう限界だろ」と、コーエーの暴挙に不安を抱いておりましたら・・・
一部、テニミュのキャストを登用。
・・・・
・・・・・・こすい・・・・
・・・・・・こすいぞコーエー!!
さすが、ただではパクらない。
むしり取れる金には、あさましいほどに食いつく。
そしてその露骨な姿勢をけっして隠そうとしない。
それが、コーエークオリティ。
そしてその姿を見せつけられても、なお、踊らされる自分がいる。
惨敗である。
きっと何を言っても負け惜しみにしかならないよこれ・・・。
・・・・でも舞台は観に行かないと思います。
ゲーム会社はゲームのフィールドで戦ってください。
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