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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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あの方とも、この方とも、もう二度とお会いできないかもしれない、これが最後かもしれない、としんみり。
住んでいる距離とか、環境とか、人が人と疎遠になる理由は山ほどある。
だから会えることが嬉しい。
お会いできることは決して「当然」じゃない。
一期一会、といわれてもピンとこなかったこれまでの人生が、たった一晩で変わりました。
二度と会えなくなったら寂しい、またいつか会いたい、遠くに行ってしまっても多分10年後もこの人好き、と思いながら抱擁をかわしたり。

今迄で一番、ものすごく素直な気持ちで人様と接することのできた2日間でした。
それは皆さんが長い間育んでいらした優しくて温かい信頼関係に、私のようなものも混ぜてくださったから。
たかだか数年じゃ築けない信頼関係に、無条件で混ぜていただいた。
すごいことだと、改めて思った。


その中で、多分、一生忘れられそうにない会話が1つ。


何度かイベントでお顔をあわせたことがあったけれど、きちんとご挨拶する機会を逸してしまい、今回、初めてちゃんとお話しさせていただいた方がいて。
イベントの途中でその方が帰宅なさるとき、本当に偶然、私と廊下ですれ違いました。
お別れの挨拶をし、そのまま行き過ぎようとしたとき、背後からその方が「これからもずっと書き続けてね」という意図のことを仰いました。
私はとっさに何か言った気がするけれど、動揺していてよく覚えていない。
それよりも、自分の心が見透かされたみたいでものすごく動転した。
そしてその方のことを思った。
私が星矢に夢中になるよりもずっとずっと前から、きっとものすごく大切になさっていて、私なんかじゃ叶わないくらい、深く、ずっと、このジャンルで物を書いていらした。
その方から見た私、たかだか5年やそこらの私。
その何倍も「1つのものを大切にし続ける」を実践なさったその方。
交わした言葉は多くないけれど、言葉に重みがあるとしたら、あの時私が感じたものがそれだ、と思った。

以前からお付き合いをさせていただいていた方々も、もちろん大好き。すっっごく大切。
今回初めて親しくさせていただいた方たちも、世辞とか欺瞞ぬきで、本気で尊敬できる温かくて深い方たちばかりで、ひたすら自分が恥かしくなった。
一期一会って。
そういう方たちと奇跡のように邂逅できる瞬間、自分がその方たちに恥かしくない自分であることが大事なんだな、とちょっと悟ったような思い上がりがどうのこうの・・・。

また会えたら嬉しい。
会えなくても、ずっと好き。
お嫁に行かれても好き。
遠い遠いお家に帰られても好き。
何ごともなく、また一緒に遊んでくださっても大好き。


深入りせず、節度を持って、公平にお付き合いすることも大切だけれど、失敗しても大失敗してでも、気取ったり虚勢張ったりしないで素直な自分で接することができたら。あの優しさに後足で砂をかけるようなことだけはしたくないな。と思いました。
善良な人間には、とてもなれそうにないダメ人間な私ですが、いただいたご厚意には誠実でいられますように。
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