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今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
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先日友人と話をしていて、「なにゆえヲタクはこうも何の得にもなりゃしないことに命を懸けるのか」という話題に花が咲き、「もうあれだね、無償の愛だね」という結論に至った際、あたかも天啓のように
「そうか!!萌えとはリピドーではなく、アガペーか!!」
と悟ったゆえに書きなぐったのです。
驚かせてすみません。
っていうか皆さま方々からナイス突っ込みでした。

あいかわらずゲームでは「ハートの国のアリス」をやっているのですが、何故だろう、なぜかしら、何十回やっても「アナザーエンド」が見られない・・・。各キャラはばっちり落としたのですが「バラの園ED」「ハートの城ED」「帽子屋ED」という、恋愛ではないけれど平和に暮らす、的なEDがことごとく見られない。攻略サイトさんにお邪魔し、ふむふむ、好感度このくらいね、と調整しているのに・・・なんということでしょう。
本当にゲームの才能が面白いくらいにゼロです。ゲームの才というより、全てにおいて知能ゼロだという証明に他なりません。人間ですらないかもしれない。人間と思い込んでいる植物かもしれないいや、むしろ本当に春雨なんだよ春雨・・・こう・・・お豆から出来たデンプンの塊です的な・・・。

Fateは、あまりのEDの多さと、某ヒロインがあまりにも生理的に嫌いで(こんなにヒロインを毛嫌いしたのは、東京魔人学園の美里以来です。あの女だけは前世すら好きになれなかった)、3つほどストーリーを見たところでストップしています。

頭を使うゲームをする気力ゼロだわー・・・
太鼓の達人でもドンツクやっとくかねー・・・


そんなことを思いながら眠っていた、まさに昨日、昨日の夜ですよ。



夢に、敦盛(遙か3)が出てきました。


そりゃあもう敦盛てんこ盛り、なんだどうしたってくらい敦盛が出てきました。
しかも超かわいい。
世界中の人に見せてあげたいくらい可愛かった!!(何があった!!)
思わず、年単位でゴブサタだった遙か3をやり直そうかと思っています。
そのくらい敦盛が可愛かったんだってば!!
淡々と、でも控えめに、決して惰弱ではなく、しっかりと自己主張をしていた敦盛に、夢から覚めても恋から覚めない!!みたいな感じになってしまいました。
はー。私ってこんなに敦盛好きだったっけ?


ところで、このままだと年内にあと3回、旅行にいくことになりそうです。
なんで、どうして、どうしたらこんなことに。
とりあえず、今週末は、京都です。
イエーイ!!(自分内最高潮)
清水寺のライトアップ観に行くのが夢だったんだ!!
寂光院にも行くんだ!!
京都大原三千院にもいくぜ!!恋に疲れてないのに行くぜ!!(古っ)

そして再来週はまた日光に行きます。
東武ワールドスクエアで、夜間のライトアップをやっているので、見てきます。
ライトアップに引かれて日本国内縦横無尽。虫かよ私。

さらにその次の週、箱根に誘われているのですが、さすがに・・・・しかも今年も年末年始、箱根に行く予定だし・・・なんと断っていいのかわからず・・・でもまぁ別に行ってもいいか。

つうか皆、私が暇で暇でしょうがないのを何故知ってるんだ。
他にも、随分ゴブサタだった人たちから、年内には遊ぼう飲もう喰いに行こうと、珍しく予定ミッチリなんですが、なんだこれ、なんの総決算だ、もうすぐ私、死ぬの?
半分本気でおびえている日々です。
風邪ひかないように気をつけよっと。
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ヲタクとは

アガペーと見つけたり。


報われないほどに純度を極める、なんという無償の愛。
仕事の後、急に人と会うことになったので、母にメールで「ごめん、今日は外で食べてくるから、お夕飯いらない」と連絡した。

それに対する母の返信


「 ば か な 」



・・・・・?

お母さん?

日本語の使い方として間違ってるような合っているような間違ってるような・・・。
そうか・・・唐から「輸入」した律令制には「武士」が含まれていなかったのね・・・
だから武士達は不満タラタラだったのね・・・
でもって日本人は殺生ふくめて「ケガレ」を忌み嫌う宗教観を持っていたから、そういうのを取り締まる機関をあえて作らなかった・・・と。だから一歩朝廷をでれば、庶民の荒廃ぶりはすさまじく・・・

あ、だから「羅生門」みたいなことに・・・・!!!

・・・などと。
本を読んでいて、歴史と関係のないところにも色々合点がいき、常に心で「ユリイカ!」と叫んでいます。


いくつか質問を頂いたのでレスをば。


■7日の日記の日本史の本、私も読んでみたいと思いますので、タイトルと作者など教えていただけたら・・・。
■よしつねの本のタイトルが気になります。私も読んでみたいです!
■今、お読みになっているのは、『逆説の日本史』でしょうか?春雨さんが衝撃を受けたようなことを、私がこの本を呼んで感じましたので。もし違ってたら、是非本のタイトルを教えてくださいませ。 

あ!!同じ著者の本です!井沢元彦。
現在読んでいるのは「英傑の日本史 ―源平争乱編―」(角川文庫)。
「逆説~」シリーズも、ぜひ読みたいと思っております。「英傑~」は、一人一人丹念に、当時の武将やその他の人たちについて項目を設け、時代背景と歴史を裏付けた面から評していて、最高に面白いです。歴史関係本初心者にもオススメです!(本棚に入れておきました。お値段等、詳細ご参照ください)

■そもそも頼朝は口が酸っぱくなるほど「勝手に報償貰うなよ」って言ってましたよね。と、中学生の頃歴史で習った気がします(四半世紀も昔の話なんであやふやですが)。京育ちだから、一棟梁でしかない兄より主上の方が偉いと身の内に染みてたんじゃないかと。源平は歴史方向からなら安田元久先生、平家物語方向からなら上横手雅敬先生が個人的にお薦めです。漫画なら市川ジュン先生の『華の王』が頼朝と政子が主役で、頼朝やたらと美形でした。 

確かに。京育ち、というのは大きかったかもしれませんね。「華の王」頼朝やたらと美形というのが非常に気になります(笑)読んでみたい。オススメのご本、ありがとうございました。上横手雅敬さんの著書は、未読なので、本屋に行くときは気をつけて探してみます。興味深い。

■義経を3.5回馬鹿っていてて笑ってしまいました。でもさ頼朝にこうするからさとか説明されてたらわかったんじゃないかなぁ。駄目かな・・・。

そうなんですよ、頼朝も、自分の意図をちゃんと説明すれば、あれだけ素直で従順だった義経、きっとすべてうまく行っていたと思います。それか、義経にきちんとしたブレーンをつけるべきだった。景時はあきらかに人選ミスだったようです。景時・・・逃げようとか神子にすがってる場合じゃない。

■いつも楽しくかたりとブログ見ていますv不躾にもほどがあるんですが、薄桜鬼お薦めします!!ノベルゲームに近いですが、近年見ない位の傑作です!!オトメイト良くがんばったって感じですよ

わわ、賛否両論だ!;このゲーム、「面白い」っていう方の意見も、「つまらなかった」という方の意見も(割と両極端気味に)同じくらい耳に入るんですよね・・・うーむ・・・オトメイトか・・・そして新撰組・・・悩むところです。ますます気になる。

■英会話教室で「鯨を食べる野蛮人」と言われたので、「オゾン層破壊で最初に皮膚ガンで滅亡するのは白人だ」と応戦しました。勿論、中学生レベルの英語というか、単語の羅列で。英会話教室は、講師もただの人、びびったら負けだと学ぶ場だと思いました。

韓国の人に「犬鍋」という単語を教わったときに、「犬を食べる感覚がわからない;」と言ったら、「日本人が馬を食べる方が、韓国から見たら不思議」と言っていました。2重にびっくり。あ、そうなんだ。と。しかし貴殿の応戦ぶりはすごいっすね;カッコよすぎる。

■ストレスがかかることを自らしているのですね。やめられないのですか?嘔吐感がでてくるのは要注意ですよ。わたしは嘔吐感でやばいかやばくないかはんだんしてますが。外国人に知識与えるために通ってるんじゃないんだから簡単な会話からにしてほしいですよねぇ。というかそんな難しい会話最初からしませんよ。わたしだったらやめます。(最初からやる気ないけどさ)無理なさらずに・・・。

そうですね、自分でやると決め、自分で進んでやっている以上、泣き言は言ってられませんね・・・うー・・・ちょっと反省。でも外人さんの日本への興味旺盛ぶりは嬉しくもあり、逆に彼らの文化に疎いことが申し訳なくなりました。いつか日本の萌え文化について外人さんに叩き込めるくらい話せるレベルを目指します(超ハードル高ぇ!)でも本当に吐いちゃったら速攻で辞めます!心配してくれてありがとうございます。


等等。

全部にきちんとお返事できずに申し訳ない。
いつもいつも皆様ありがとうございます。
好き。ラブ。
萌えではないのだが、今読んでいる本が面白くてたまらない。

日本史をゼロから無限まで理解している著者の、歴史への切り口が本当に面白い!!
私がそれまで思っていたものや一般論、ことごとく違って新しい発見!!

まず、一番びっくりしたのが、源頼朝&義経の兄弟げんかの原因である。

それまで、何となく、「義経が天才的で、人望もあついのを驚異と感じた兄が、ヤツが朝廷から位をもらったのを口実に追い落としにかかった」と思っていた。
ちなみに遙か3で、義経の運命を上書きする最大ポイントはここだった。
「別にお兄ちゃんの許可を得ずにご褒美(官位)をもらったくらいで目くじらたてるなよ・・・頼朝ってば心せまいなぁ」と、正直思ってたりした。

ところがだ。

そうじゃない。

頼朝が怒ったのはそういうことじゃない。

いわば頼朝は「日本国(株)」(←社長は天皇)から独立し、「(有)鎌倉幕府」(←社長はもちろん頼朝)を作ろうとしていた。
なのに、有限会社の重要なポストにつくはずの実の弟が、日本国株式会社の管理職をもらってしまったのだ。

なっ・・・ちょっ・・・・馬っ・・・

だーかーらぁ、独立しようとしてんのに、
そのためにこれだけ人が苦労してんのに・・・・

馬鹿かこの弟!!


頼朝、ブチ切れですよ。


さらに言えば、壇ノ浦の合戦。
義経の圧勝、平家壊滅、やったじゃん!!お兄ちゃん、ここは義経を褒めてあげるところですよ!
・・・となるはずですが。

義経はべつにここで平家を滅ぼさなくても良かったのだ。
そこまでは頼朝も望んでいなかった。
平家など、あとでどうにでも調理できたのだ。
「アレ」さえあれば。
そう、「アレ」さえあれば、平家なんざ一ひねりである。
食わせ物の後白河法皇さえも黙らせ、武士のための新たな組織、(有)鎌倉幕府をすんなり建設できたはずなのだ。

「アレ」・・・・三種の神器。

ところが義経、空気を読まないので、平家を滅ぼすことしか頭にない。
平家にとって、三種の神器は命よりも重く、死んでも源氏なんざにくれてやる気はない物だった。
自らともろともに、海の底に沈める気だった。
慌てふためいた源氏軍、なんとか「玉」と「鏡」は回収できた。
だが剣は、平家とともに海に沈んでしまい、回収不可能になってしまったのだ。


なっ・・・・ちょっ・・・馬っ・・・

だーかーらぁ、独立しようとしてんのに、
そのためにこれだけ人が苦労してんのに・・・・

馬鹿かこの弟!!


頼朝、ブチ切れですよ。


そりゃあブチ切れますよね。
褒めてもらおうとウッキウキで鎌倉に来ようとする馬鹿なんざ、腰越あたりでストップ、こっち来るな、帰れ!!って言ってやりたくもなります。
言われて驚いたのは義経。
なんでさ!?となって、腰越状をしたためるわけである。
ちなみに遙か3では神子のアイテムのひとつになる。
正直、ルビーパーティーの九郎への解釈は、あながち外れてはいない。
多分義経はあんな感じで、つねに空気読んでない
でも、当時としては義経の感覚の方が正常で、頼朝が異質だったのである。

日本で一番えらいの天皇家じゃん!そこからご褒美をもらって、兄上だって嬉しいでしょ?
それに、ほら、こんなに軍功をあげたよ!!
お父さんのカタキを討ったよ!
褒めて褒めて!!

義経にしてみれば、↑こういう感覚だったのでしょう。
だからこそ、兄が褒めもせずに自分を追い返し、あまつさえ殺されかかったことが、義経にはとうてい理解できなかったに違いない。


義経・・・お馬鹿な子・・・・・

そのほか、なぜ平家はここまで後世に悪印象を残したか?清盛にはできなかったこと(武士の成功)が、なぜ頼朝にできたのか?等、歴史的見地から素晴らしい解釈が展開し、息もつかせない内容だった。

そして崇徳上皇!!

遙かでは怨霊として有名な(笑)崇徳上皇ですが、これがまたすごい!!

明治維新、大政奉還をされた朝廷が、まず真っ先にしたこととは何か?
崇徳上皇の墓参りである。
なぜか?
いままで天皇家がないがしろにされ、幕府が権力をほこっていたのは崇徳上皇のたたりだと本気で信じられていたからだ。
なぜか?
・・・それは後白河法皇のじいちゃんにまで、話はさかのぼる。
そこには非常に複雑で悲しい物語が隠されており、その悲しみが深ければ深いほど、崇徳上皇をして「日本国有史以降、最初で最後、唯一天皇家を呪った人物」にする舞台が用意されてしまった・・・

結論


私が崇徳だったら、同じこと(呪い)するわーーーー!!


それらをいろどる政治的背景と、日本人に隠された「ひそかな宗教」等、その深い見識は、ひたすら感動の一言。

まだ前半しか読んでいないのだが、後半が楽しみでもあり、読み終えるのがもったいない。
久々に良本にめぐり合えた!!
まじで面白くてたまらない!!
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