忍者ブログ
今日も生き恥さらします。 明日も生き恥さらします。 真の武士 ―オタク― になるために・・・。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

嫁ぐなり先方のご両親と2世帯同居をしている友人がいる。
どう考えても苦労をわざわざ買ってる。
飼われている犬には吠えまくられるわ(噛まれたらしい)、ゴミ箱の位置を姑に婉曲に指導されるわ(ダンナ経由で言われたらしい)、ダンナはぼんやりだわ(気がつくと家中のものがネズミ講で買わされた商品)、小姑が離婚して出戻ってきたわ(裁判沙汰で大変だった)、家の周りはダンナの一族で固められてるわ(地主に嫁いだものの宿業)、今年の正月には、本当にはだしで逃げ出したかった・・・!と、チーズフォンデュをむさぼりながら憤慨する彼女の話を、ワイン片手にゲラゲラ聞いていた。

毎日「家政婦は見た」の気分だ、と彼女は言う。
「あら、まぁ・・・△子さん、そんな・・・!」という心境で、疲れるそうだ。

だが、元来私の友人などをつづけていられるような豪胆きわまりない人間だ、ただでは起きない

以下、夫婦の会話を再現。

ダンナさんが夕飯を作ってくれた際。
妻:「なにこれ!すっごい美味しい!!どうやって作ったの!?」
夫:「え?市販のレトルトだよ」
妻:「・・・・・・・。ううん、絶対違う、何か隠し味入れたでしょう?」
夫:「え、コショウしか入れてな・・・」
妻:「それだ!!すっごく美味しい!」
夫:「そうかなあ?」
妻:「こんな美味しい手料理食べられるなんて、世界で一番幸せな奥さんだよ!お嫁に来てよかったぁ」
夫:「・・・明日は、何を食べたい?

この瞬間、彼女はしめしめ、と思ったらしい。

また、掃除をダンナの業務にシフトさせたいともくろんだ彼女は、ちょっと変わった掃除機を購入。
ハウスダストを見つけ出し、きれいになったら青のランプが点灯する・・・という商品らしい。

妻:「ねえねえ、ちょっとこれ見てみ。面白いよ!」
夫:「わ、なにこれ」
妻:「賢いよね!ちょっとやってみ?」
夫:「へーすごいね」


翌日、彼女が帰宅すると、ダンナが無邪気に掃除機をかけて「これ面白いね!」と言っていたらしい
もくろみどおり、完全にダンナは食いついた様子。
次はなんとかだまして風呂掃除をやらせようともくろんでいるらしい。


話を聞いてたらなんだかもうダンナの肩をぽんと叩いてやりたくなった

私:「今度のむとき、ダンナも連れてきな・・・」
友:「わぁ、喜ぶよー」
 

PR
母:「今日、テレビでビューティー(略)やってたのよ。あの整形の番組」
私:「ふーん」
母:「で、『誰かが容姿を褒めてあげなきゃ、自信につながらない』って言っててね」
私:「はぁ」
母:「お父さんと二人で、『春雨のこと褒めなきゃね』って言ってたんだけど」
私:「あー?」
母:「お父さんが、『(あいつの)一体どこを褒めればいいんだ』って言ってね」
私:「・・・・。」
母:「それもそうね、どこもかしこも並以下だものねって話になってね」
私:「・・・・・。」
母:「だから褒めてあげられない。ごめん」
私:「言いたいことはそれだけか」


たまらず観てきました。


これは先月「バレンタインデー」という映画(プリティーウーマン続編)を観た際、予告が上映されていたのですがあまりにもツボだったため、突撃。


内容は、予想通り「つまんねー!」
でも「観てよかった!!」
人には勧めない。
でも私は最高にこれ好きだった!!


内容は、きわめて単純。


人生でただ一度、竹刀を交わした武士が、切腹をした。

事件の真相を知った主人公は、ただ一人、その仇を討つ。


それだけ。

これを、ふくらませる無限の解釈が、うならせる。
正直、監督さんと、主人公「以登(いと)」に対する印象が180度ちがった。

私の想像する以登は、もっと生気あふれてはちきれんばかりの少女で、無邪気で、それゆえに恋を恋とも気付かずにいたけれど、その人を失った瞬間、自分が何を失ったのか、ただ潔白な心に従ったかんじ。

武家の家にうまれ、女であるがゆえに父に失望され、剣を握れば女だてらにと笑われ、それでも、まっすぐに、自分に向き合ってくれた二心のない孫四郎。
その真心に、命をかけて応える。

そしてそんな以登をささえる、風采の上がらない婚約者・才助が・・・


本当に最高でした!!


不細工で、品がなくて、スケベで、ダメ人間みたいに見える才助ですが・・・
なぜ孫四郎が腹を切らねばならなかったのか、以登が理解できない、と言った時、「あなたには、わからない」と穏やかに諭す言葉には、万金の思いがあったであろう。

孫四郎のことに命をかけようとする以登に、ただ一度だけ、才助は問う。
「孫四郎どのと、なにかあったのか?」

原作では、「なにも。ただ一度竹刀を交えただけです」と答えた以登に、“小馬鹿にしたような笑いを浮かべ、『どうせそのようなことだと思った』”と言うのだが・・・・

 

映画ではちがった。



底抜けに明るく。
けれど、すべてを承知しているような優しい表情で。

破顔一笑。


「そのようなことだと思っていた」


あの笑顔をみた瞬間、言わずもがなの美学というか、語らずの美学というか、相手のすべてを受け入れるということは、赦しとは、かくあるべし、という手本中の手本だと思った。


ああいう愛し方ができる人は、懐が深い。



孫四郎は演技が下手にもほどがあったが、さすがバレエ界の期待の新星、殺陣に乱れはなく、どんなことがあっても上体が揺れなかった。つま先の運びも、無音を思わせる美しさ。
市川亀治郎の、食わせ者オーラもはんぱない!!
以登の父も、顔の筋肉一切つかわずに演じ切っていた。

なによりも、主演の北川景子。

初めは、若手の綺麗めな女優で話題づくりかい、と冷めた気持ちだったんですが、彼女の道着姿を見た瞬間、この役はこのひとじゃなきゃ、こんなに美しく体現できまいと納得した。



すべての物語を終え、「花のあと」という題を思い起こした時、
だれもあからさまに心中を語ることはなかったけれど、
秘めれば秘めるほど深く純度を増す気持ちと、
それを理解できずとも包み込んで「そっとしておく」という優しさは、なんて美しいんだろうと思った。



久々にいい映画を観ました。




今のところ、人生でもっとも理想の男は才助になりそうな自分がいる。

たぶん「つまらない」

それでもいいから観たい!!!

 

http://www.hananoato.com/



こういうの大好き!!

原作を読むとあっけないストーリーだけれど、藤沢周平のあの空気、スクリーンでみたい!!
はううううううううううううう

テニミュ。
私がどれだけ立海が、幸村が、大好きかという業を思い知りました

ヲタクの神がまたいい仕事しやがったんですよ!!

最後に、舞台から一部のキャストが降り・・・


超近くに・・・・・




幸村と




田仁志さまが!!!(幸せ絶頂)


本日が千秋楽となった小野田君(柳生ダブルキャスト)最高でした!!

途中でたまらず隣の席の有音さんに抱きつく等、私の興奮ったらなかったです。
口数が少なくなったよ;と心配されるほどに!!
なんかいろいろと幸せすぎてやばい!!!
テニミュ最高!!










その後、もっと興奮の余韻を楽しみたいところを、諸事情で、お世話になった方の昇進祝いの席に合流したのですが、なんかカオスになっていました・・・

みんな超ケンカしてるーーー!(0

先輩なんて超泣いてるしーーー!!

どうりで「早く来い!!」と、じゃかじゃかケータイにメッセージが来てたかと思えば;
とりあえず仲裁。


まあ中略、なのですが、「春雨の説明は理路整然としていてわかりやすい」と大絶賛されました。
見なおしたよ、と真顔で言われました。
私をなんだと思っていたのか・・・。
くちぐちに「大人になったね・・・・」「成長したね・・・」と驚かれた。
あまりに驚かれすぎたので、ほめられている気にならなかった

でも、入社した時からの私を知っている人に、「すごく成長したな。本当に驚いた」と言ってもらえたので、なんだか積み重ねたものが無駄じゃなかったと実感できて、ちょっと、今日という日の幸せな記憶は、この誇らしい喜びは、ほんのりと覚えておきたいと思った。
PREV ←  HOME  → NEXT
Copyright (C) 2024 生き恥。 All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫 Template Design by kaie
忍者ブログ [PR]