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- 04/24 触らせたくない、宝物。
- 04/19 しょんぼり。
- 04/11 あるいみ逆ネオロマ
- 04/07 ひとり、葉っぱ隊
- 04/05 いつかやると思ってた!!
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皆さま、本当にありがとうございます。
常務は3回も手術をなさっているので、やはりここは体力をつけるべきだろうと、ご助言で一番多かった「バナナ」を強くプッシュしてみました(笑)ガンうんぬんじゃなくて、体そのものに根本から元気になるために。
春雨:「やはり体力をつけるには、消化がよくてエネルギーになる栄養価満点のバナナですよ!」
常務:「なに、バナナか」
春雨:「毎朝バナナを召しあがって、ゆっくりお散歩なさって、たくさん笑って、ゆっくりお風呂に入る、これです」
常務:「そうか。やってみよう」
常務は摘出手術のあと、人口肛門といって、私たちのおへそあたりに「そういうもの」をつけて、消化したご飯を捨てている生活なので、消化にいい栄養価の高い食べ物は効果的だと思うんですよ。
たくさんのご助言、本当に本当にありがとうございます。
全部試してみます。
しょうがの取りすぎもかえって良くないような気がしてたので、それとなく別の方法を進言してみようと思います。
さすがに毎日丸々1個分はね・・・刺激の強い食べ物だからちょっと過剰に摂るのはどうかと思うし。
ところで、今日、大切な人の結婚式でした。
もちろん大切な人のお式しか呼ばれないし、行かないけれど。
私は宝物をたくさん持っています。
どれ一つだって取り上げられたら「私」じゃなくなります。
全部の宝物が「私」を作り上げてきました。
それでも、正直に言うと。
誰にも、触られたくない宝物も、あります。
基本的に他に見せびらかしたい性質なんですが、そんな私でも、他人に絶対に触られたくない宝物が、あります。
本人にすら。
今日は、そんな、触らせたくない、見せたくない宝物―人―の、お式でした。
私にとって彼女は、いつだって、私の心をそっとあっためる灯火みたいな存在でした。
いてくれるだけで、私は、心がありがとうでいっぱいになる。
私に手紙を書いてくれたあの文字で、彼女は今日、結婚誓約書にサインしていました。
この前、部屋のお掃除してたら、あの子が書いてくれた手紙が出てきて、大切にしまいなおしたよ。
彼女に関しては、人生規模で一生忘れないことがあって。
本人にも、一生これは伝えないけれど。
それが、どれだけ私にふんばる力をくれたことか。
そんなアンチクショウが、「新婦のお色直しのエスコート」に、私を指名しやがったんですよ!
あんたどうせ気を使ってもののついでに頼んだんでしょうけど!!
私がどれだけ嬉しかったかわかるか!?
ああいうのって、普通、新婦のお母さんとか、親族がやるくらい大切なことなんだよ。
なに物のついでに指名してくれちゃってんだよ!!
今までたくさんの大切な人を祝福してきたけれど。
もちろんすべて大切で大事でどれ一つ欠かせないけれど。
今日のお式は、私の中で新しい宝物になりました。
あいつが幸せになること見届けなきゃ、絶対に私は死んでも死にきれないって思ってた。
本当だよ。
同じことで悩んで、同じことで、多分、泣いた。
私に、純粋な気持ちを教えてくれた子。
あなたがいてくれなかったら、私は私じゃなかったくらい、感謝してるよ。
あなたとの思い出は、誰にも触らせたくないくらい、私にとって大切すぎる思い出です。
辛い時、いつもあの時の素朴な言葉を思い出す。
賢しらぐちをたたく私を、まっすぐに見返してきた子。
あの子の目に、いつまでも変わらない「私」で映るためなら、血反吐を吐いたって努力する。
がんばる元気を、人をそのまま信じる勇気を、くれた子。
神様、彼女をありがとう。
そしてこれからも、彼女があの一番大切な心を持ったまま、幸せをゆっくりたくさん増やしていきますように。
彼女を愛してきた大勢の人を代表して。
あんまり書くと、社内の人がこれを見ていた場合、一発でバレるのでちょっと怖いけど。
ちょっとしょんぼりモードなので、記録。
お手伝いしている役員さんが、ガンを再発させてしまいました。前も書いたけど。
何年か前に、私が差し上げた健康お守りを、いまだにお財布に入れてくれています。
うちの父が入院した時も思ったが、病気の人に、他人がしてあげられることって何もないんだ。
ガン細胞は熱に弱い、だからこれから毎日ジンジャーティーを飲みたい、と仰った。
しょうがはあったまるからね。
会社にはそんな道具、置いてない。
家から紅茶用のポットとか、しょうがをすり下ろす道具とか、搾る道具とか、ガチャガチャ鳴らせて持って行った。
会社の地下にスーパーが入っているので、毎日そこでしょうが1個を買って、すって、紅茶と一緒に常務の部屋に持っていく。
給湯室でコソコソやってるのだけれど、やはり人の目につく。
今日、他の部署のお姉さんに「何やってるの?」と若干とがめられたので、私のじゃなくて、役員さんのです、と説明したら・・・
別の意味で怒ってた。
女の子だって、自分の仕事があるのに、かわいそうに、こんなことやらされて、って。
言われて、正直、キョトン顔をしてしまったと思う。
手が荒れないようにね、と優しくしてもらったけれど、なんだろう、違う、って、言いたくても言えなかった。
正直、過度なお世話をしていると思う。
でも、私が、やりたくてやってるんだ。
やれって言われたからじゃない。
今日も持っていったら、その場でニコニコと召しあがってた。
午前中にこれを飲むと、体もあったまるし、食欲もわくし、ご飯もおいしく感じるって仰った。
抗がん剤の副作用で、食欲が減退してるのを知ってる。
血液検査で、通常の数値は5以下なのに、まだ4倍以上あるって知ってる。
指先とか爪の先とか、薬で変色してしまってるのに、その手で私の入れたジンジャーティーを召しあがってる。
役員室で一人でじっとしていると、不安でたまらなくなるからだろう、本当にお部屋にお花を絶やさない。
いつも、枯れる前に新しいのを買ってきてって頼まれる。
私が選んできたお花はあまりセンスが良くなくて、失敗してしまった時も、「お花はこれくらいでちょうどいいんだ」ってうなづいてくれた。
花言葉を伝えると、嬉しそうに復唱していた。
写メまで撮ってた。
そして、今日。
「本当に(本社に)来てくれてありがとう」って、深々と頭を下げられた。
私がおせっかいをするもんだから、自分も負けてられないと、毎朝やってる30分のお散歩、今日は頑張って1時間やってみたよ、と仰るのだ。
生きるために努力するよ、元気が出たよ、と、何度も私に、本気で頭を下げるんだ。
言葉で言えないくらいに感謝してるって、私の目を見て仰った。
私は私がしたいことを、したいようにしてるだけだけど。
むしろおこがましくて失礼なんじゃないかと思うんだけど。
でもありがとうって、本気で言ってくださった。
私自身でも、もちろんいろいろと調べますが、もし皆さんのお力を借りられるのならば、どうか、大腸がんについて、私でもできそうな範囲で、体にいいことをご存知でしたら、教えてください。
常務と、「効くこと、二人で片っ端からやりましょうね!」って、約束したのです。
もし、何かご存知でしたら、ほんのちょっぴり、あなたの力を貸してください。
よろしくお願いします。
最近一番せつなかったのは、隣の席にいるイケメンが、最初の2日くらいは気を使って「どこ住んでるの?」「趣味は?」などと声をかけてくれたんだが、3日目くらいからはまったく声すらかけてこなくなった。
他の人の話によると、そのイケメンは自称肉食で、自己紹介の時に「婚活中です」と昂然と言い放っていたらしい。
・・・・ってことは、3日目にして、私はターゲットからはずされたんだな・・・。
その露骨な豹変ぶり、さすが肉食。
ガツガツしすぎて、そのほかの気遣いがお留守になってますよ。
いいもん!こちとらプレステの電源入れれば入れ食い状態で守護聖だの八葉だのホストだの新撰組だの演奏堪能な男子高生どもがこれでもかこれでもかとだなぁ・・・・っ
・・・・・・。
現実は常に、ネオロマンスと正反対です。
知ってるからこそ、乙女はプレステの電源を入れるのです。
うまれてはじめて、「新品の」カッターをつかった・・・・・
切れ味がすごかった・・・・・!!YATTA!!
いつもいつも、お古でサビたやつしか使ったことなかったから。
歯をぽっきり折っても、錆びてるのしか使ったことなかったから。
カッターって、こんなに綺麗にすっと切れるんだね!?
初めて知った・・・!
異動先で用意してもらった文房具がピカピカで、ハサミとか気を使ってかピンク色のを用意してもらってて。
使いながら、そんな誰かのちょっとした気持ちに一喜一憂しながら。
廊下ですれ違う顔見知りのお姉さんたちに「お昼こっちおいでよ!」とか「今度ランチうちのグループでたべてみない?」とか声をかけてもらって、ありがたや、ありがたや。
でも
つくづく思うが
秘書課のイジメ、まじパねええ!!!
私は直接関係ないから傍観してるんですが、私ではなく私の前任者(ペットボトルのお花を放置したひと)に対する他の秘書のイジメの巧妙さに背筋が寒くなる。うん、まあ、ああいう人だからっていうのはわかるけど・・・
奇しくも、直接かかわりはないけれどその様が見える位置に来てしまった身としては、うひょっ明日は我が身だ超気をつけよう!!と思うわけで・・・。
マジ、怖い。
女のイジメに対する頭のキレ方は、使い方さえ間違わなければ人類の幸福に直結するとつくづく思った。
頭がいいから、ああいういじめを考えつくんだろうなぁ・・・
とにかく、秘書検定に、性格の良さって判定基準はないんだなぁ、ってすごく思いました。
そんなこと言ったら、私も取れなかったけどな!
全国のどこかに、すごく優しい秘書さんもいてくださいますように(祈)